聖女に選ばれて婚約者候補から外れた令嬢は皇太子に囚われる

望乃

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目的地につき、被災した土地を周る。常に皇太子殿下といる気がするまあ、公務だし護衛も二人でいた方が気が楽だろう。
「被害状況はどうだ」
「想定したよりはひどくないみたいです、ですが負傷者がいますから、聖女様のお力が必要かと」
「聖女頼めるか」
「わかりました」
「負傷者はこちらです」
そして私は負傷者の傷を治した。
「聖女の力はやはりすごいですね」
「そうだな、だが聖女に頼りすぎるのもいけないかもな」
「そうですね」
そして負傷者を全員治し終わり、公務も終わり帰りの場所に乗り込む。
「ティーナ、公務ご苦労だった」
「ロザリオ様も」
「ティーナの聖女の力は素晴らしいな」
「お褒めいただき光栄ですロザリオ様」
「まだ、私に対して方苦しいね」
「ロザリオ様は高貴なお方なので」
「聖女も皇族と同等の身分だけどな」
「そうでしたね」
そう会話をしているうちに神殿についていた。
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