聖女に選ばれて婚約者候補から外れた令嬢は皇太子に囚われる

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そして今日私は皇后陛下と皇帝陛下に謁見する、聖女のあり方について変えるためにもそして私のためにもそして次代の聖女のためにも••••
「ティーナ準備はいいか」
「はい、ロザリオ様」
「ティーナ、神官長も呼んでおいたから」
「やっぱり、真実を話させるためですか」
「ああ、そうだな」
謁見間に着いた
「ティーナ、手を」
「はい、ロザリオ様」
「皇帝陛下、皇后陛下に皇太子ロザリオがご挨拶申し上げます」　
「皇帝陛下、皇后陛下に同じく聖女ティーナがご挨拶申し上げます」
「よい、謁見間とはいえ人は少ない楽にせよ」
そう言われて頭を上げる
「ロザリオ、話とは何だ」
「父上、私が今日話したいのは聖女のあり方についてです」
「何か見つかったか」
「この書物です」
「皇帝陛下、お待ちを」
「何だ神官長」
「それを•••見るのは」
「何か問題があるのか」
「いえ、それは」
「じゃあ、見るぞ」
「お待ちを•••」
皇帝陛下は書物を見て青ざめていた