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本編
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レアケはエスガとともに、自らの意志で塔へと戻った。レアケへの要求は、要約すればこうだ。
拘束しないし制限もしない、いままで通りで構わないので、沙汰が決まるまで大人しくしておくこと。レアケはそれに逆らう理由はなく、大人しく住み慣れた塔に戻ってきた。
「結局、ここに戻ってきたのね」
「……すぐ出られるよ」
「さて、どうかしら……」
レアケは反乱の首謀者、オスカを思い浮かべる。昔の第一王子とよく似てやさしげな面立ちであったが、レイフの舌を切り落とすという多少過激な一面もあるようだ。切り落としておきながら、死なないよう治療を指示するあたりもしたたかだ。
(第一王子に子どもがいたなんて……)
おそらく、レイフに王位を奪われ姿を消した後に儲けた子だろう。その子がすでに四十を過ぎる歳と思われることから、改めて時間の流れを感じる。
(……こんなにも、年月が経っていたのね)
レアケは歳を取ることを忘れた魔女、その姿は魔女となったころから変わらない。少女を装っていたエスガが立派な紳士に成長している間も変わらず、そしてこれからも変わらない。
「……魔女さま?」
「エスガ、まだその呼び方するの?」
はっとしたエスガは顔を赤くし、顔を横に振った。まだ多少気恥ずかしいのか、やや目をそらしながら名を呼ぶ。
「……レアケ」
「ふふ……名前を呼ばれるのって、いいわね」
レアケは名を呼ばれてうれしそうに笑った。一度魔女になれば、死ぬまで魔女だ。魔女であることを隠せば接し方も変わるかもしれないが、塔に住んでいる間はだれからも魔女としてしか接されなかった。
「レアケ……今日はいい天気だな」
「ええ、本当に……とってもいい天気」
一日の始まりを最悪な気持ちで迎えたレアケだが、いまは雲ひとつなく広がる青空のように爽やかだ。両手を空に向かって伸ばし、ほほ笑むレアケにエスガは一つ提案する。
「こんないい天気の日は、外でティータイムしたくなりませんか」
いつかレアケに提案したティータイムを、エスガは再び提案した。あのころはそれを断ったが、いまは断る理由などない。
「うむ、なってしまうのう!」
「じゃあ、用意してくるよ。レアケは待っていて」
エスガはほほ笑み、準備に向かった。レアケはその背を見送り、木陰に入って空を仰ぐ。
(……なんて広い空)
鉄格子越しに見ていた空を、四十年ぶりに鉄格子に遮られることなく見上げる。ただそれだけのことだというのに、胸に込み上げてくる想いがあった。
「……あら」
感動しているレアケの前を小さな机と椅子が通った。魔法により塔の中から引っ張り出されたそれらは、そのまま木陰に設置される。
「一度見ただけなのに……本当にすごい子ね」
以前、レアケがエスガの前で使った魔法だ。独自で使いこなせるようになったらしい。レアケが魔法に感心しているうちにエスガは簡素なテーブルクロスをかけ、ティーセットを用意し終えた。
「レアケ、こちらに」
エスガは名を呼び、椅子を引いて誘う。レアケは目をしばたたかせたが、すぐに笑顔になって椅子に腰掛けた。
エスガがカップに紅茶を注ぐ。湯気の立つカップを手に取ったレアケは、一口口に含んでうっそりとほほ笑んだ。
「……おいしいのう」
青い空の下でティータイムを。以前は叶わなかったひとときを、六年の時を経て共に過ごすことができた。
「そなたのいれる紅茶、ずいぶん久しぶりに感じるのう」
「あなたの口に合えばよいのですが」
「もちろん、合うとも」
魔女と侍女の関係であった二人は、女と男へと関係が変化していた。魔女の姿は変わらないが、少女を装っていた少年は成長し、いまでは立派な青年だ。
(見違えたわ)
レアケはエスガを見上げ、その顔をじっと見つめる。初めて出会ったころ、エスガがエスタと名乗っていたころからずいぶんと変わった。
傷んでくすみ、伸び放題だった金髪は艶がでて短く整えられており、凹んで暗い色を映した新緑の目は英気に満ちあふれている。痩せこけた頬にもしっかりと肉がついており、そこに幼さはない。
「……私の顔に、なにかついていますか?」
「顔がついておるのう」
「そりゃ当然だろ……んん、当然でしょう」
思わず素に戻ったエスガは一つ咳払いをし、努めて紳士らしく振る舞い直す。
「エスガはずいぶんと男前になったのう」
「……レアケの好みですか?」
「え? そうね、好みだわ」
「ほっ、本当か?」
エスガは目を輝かせて身を乗り出した。顔でもなんでもよいから好かれたい、その心が見えてレアケはくすりと笑う。
「……ほう、エスガ。よほど私のことが好きと見える」
「そうだ、好きだ。大好きだ。愛している」
「……わかった、わかったわ。私の負けだわ」
少しからかおうとしたレアケだが、思わぬ反撃を受けて顔を赤くしてうつむいた。エスガはただまっすぐに、情熱的な想いを込めてレアケを見つめている。
「レアケ、あなたに触れてもよろしいでしょうか」
「そんなこと、聞かなくてもいいでしょう」
「私は紳士ですから、あなたが望まないことはいたしません」
「……紳士って、自分で言うことかしら?」
「ははっ」
意地悪く言うレアケだが、小さくうなずいて応えた。エスガはレアケの顔を隠す白く長い髪に触れ、耳にかける。ほんのり赤く染まった頬と耳を見つけたエスガは小さく笑った。
「レアケ」
「……もう。わかったわよ」
レアケは名を呼ばれ、観念としたように顔を上げた。そのまま真っすぐエスガを見つめ返し、その想いを受け止める。
「おかしいわ。立派な淑女に育てたはずなのに……」
痩せこけた少女を立派な淑女に育てあげたはずなのに、今目の前にいるのは立派な紳士だ。多少、紳士かどうかは怪しいところだが。
「口づけても?」
「さすがに、それを聞くのは野暮じゃないかしら」
レアケは瞼を落として唇を差し出す。それを答えとして受け取ったエスガは唇に唇を重ねた。軽い音を立てながら何度も唇を重ね、どちらともなく舌を絡めあう。
「ん……っ」
二人は夢中になって舌を絡ませ、息を奪うように口づけ合った。舌から伝わる甘さ、荒くなる吐息、それはさらにもっと先、深い交わりあいを求めさせた。
「エスガ……」
「っ、はぁ……、魔女さま……っ」
深い口づけは欲を抑えていた理性をちぎって投げ捨てた。エスガの視線に含まれた情欲に、レアケは体を震わせる。エスガは契約を破棄させるための手段としてではなく、ただ、男と女としてレアケを求めている。
「エスガ、……魔女って、呼ばないで」
レアケはただ女としてそれを受け入れようとしていた。ごくりと生唾をのんだエスガは、震える声で彼女の名を呼ぶ。
「……レアケ」
エスガが手を差し出す。これ以上の言葉は不要だ。レアケがその手を取って立ち上がると、二人は塔の中へと戻っていった。
拘束しないし制限もしない、いままで通りで構わないので、沙汰が決まるまで大人しくしておくこと。レアケはそれに逆らう理由はなく、大人しく住み慣れた塔に戻ってきた。
「結局、ここに戻ってきたのね」
「……すぐ出られるよ」
「さて、どうかしら……」
レアケは反乱の首謀者、オスカを思い浮かべる。昔の第一王子とよく似てやさしげな面立ちであったが、レイフの舌を切り落とすという多少過激な一面もあるようだ。切り落としておきながら、死なないよう治療を指示するあたりもしたたかだ。
(第一王子に子どもがいたなんて……)
おそらく、レイフに王位を奪われ姿を消した後に儲けた子だろう。その子がすでに四十を過ぎる歳と思われることから、改めて時間の流れを感じる。
(……こんなにも、年月が経っていたのね)
レアケは歳を取ることを忘れた魔女、その姿は魔女となったころから変わらない。少女を装っていたエスガが立派な紳士に成長している間も変わらず、そしてこれからも変わらない。
「……魔女さま?」
「エスガ、まだその呼び方するの?」
はっとしたエスガは顔を赤くし、顔を横に振った。まだ多少気恥ずかしいのか、やや目をそらしながら名を呼ぶ。
「……レアケ」
「ふふ……名前を呼ばれるのって、いいわね」
レアケは名を呼ばれてうれしそうに笑った。一度魔女になれば、死ぬまで魔女だ。魔女であることを隠せば接し方も変わるかもしれないが、塔に住んでいる間はだれからも魔女としてしか接されなかった。
「レアケ……今日はいい天気だな」
「ええ、本当に……とってもいい天気」
一日の始まりを最悪な気持ちで迎えたレアケだが、いまは雲ひとつなく広がる青空のように爽やかだ。両手を空に向かって伸ばし、ほほ笑むレアケにエスガは一つ提案する。
「こんないい天気の日は、外でティータイムしたくなりませんか」
いつかレアケに提案したティータイムを、エスガは再び提案した。あのころはそれを断ったが、いまは断る理由などない。
「うむ、なってしまうのう!」
「じゃあ、用意してくるよ。レアケは待っていて」
エスガはほほ笑み、準備に向かった。レアケはその背を見送り、木陰に入って空を仰ぐ。
(……なんて広い空)
鉄格子越しに見ていた空を、四十年ぶりに鉄格子に遮られることなく見上げる。ただそれだけのことだというのに、胸に込み上げてくる想いがあった。
「……あら」
感動しているレアケの前を小さな机と椅子が通った。魔法により塔の中から引っ張り出されたそれらは、そのまま木陰に設置される。
「一度見ただけなのに……本当にすごい子ね」
以前、レアケがエスガの前で使った魔法だ。独自で使いこなせるようになったらしい。レアケが魔法に感心しているうちにエスガは簡素なテーブルクロスをかけ、ティーセットを用意し終えた。
「レアケ、こちらに」
エスガは名を呼び、椅子を引いて誘う。レアケは目をしばたたかせたが、すぐに笑顔になって椅子に腰掛けた。
エスガがカップに紅茶を注ぐ。湯気の立つカップを手に取ったレアケは、一口口に含んでうっそりとほほ笑んだ。
「……おいしいのう」
青い空の下でティータイムを。以前は叶わなかったひとときを、六年の時を経て共に過ごすことができた。
「そなたのいれる紅茶、ずいぶん久しぶりに感じるのう」
「あなたの口に合えばよいのですが」
「もちろん、合うとも」
魔女と侍女の関係であった二人は、女と男へと関係が変化していた。魔女の姿は変わらないが、少女を装っていた少年は成長し、いまでは立派な青年だ。
(見違えたわ)
レアケはエスガを見上げ、その顔をじっと見つめる。初めて出会ったころ、エスガがエスタと名乗っていたころからずいぶんと変わった。
傷んでくすみ、伸び放題だった金髪は艶がでて短く整えられており、凹んで暗い色を映した新緑の目は英気に満ちあふれている。痩せこけた頬にもしっかりと肉がついており、そこに幼さはない。
「……私の顔に、なにかついていますか?」
「顔がついておるのう」
「そりゃ当然だろ……んん、当然でしょう」
思わず素に戻ったエスガは一つ咳払いをし、努めて紳士らしく振る舞い直す。
「エスガはずいぶんと男前になったのう」
「……レアケの好みですか?」
「え? そうね、好みだわ」
「ほっ、本当か?」
エスガは目を輝かせて身を乗り出した。顔でもなんでもよいから好かれたい、その心が見えてレアケはくすりと笑う。
「……ほう、エスガ。よほど私のことが好きと見える」
「そうだ、好きだ。大好きだ。愛している」
「……わかった、わかったわ。私の負けだわ」
少しからかおうとしたレアケだが、思わぬ反撃を受けて顔を赤くしてうつむいた。エスガはただまっすぐに、情熱的な想いを込めてレアケを見つめている。
「レアケ、あなたに触れてもよろしいでしょうか」
「そんなこと、聞かなくてもいいでしょう」
「私は紳士ですから、あなたが望まないことはいたしません」
「……紳士って、自分で言うことかしら?」
「ははっ」
意地悪く言うレアケだが、小さくうなずいて応えた。エスガはレアケの顔を隠す白く長い髪に触れ、耳にかける。ほんのり赤く染まった頬と耳を見つけたエスガは小さく笑った。
「レアケ」
「……もう。わかったわよ」
レアケは名を呼ばれ、観念としたように顔を上げた。そのまま真っすぐエスガを見つめ返し、その想いを受け止める。
「おかしいわ。立派な淑女に育てたはずなのに……」
痩せこけた少女を立派な淑女に育てあげたはずなのに、今目の前にいるのは立派な紳士だ。多少、紳士かどうかは怪しいところだが。
「口づけても?」
「さすがに、それを聞くのは野暮じゃないかしら」
レアケは瞼を落として唇を差し出す。それを答えとして受け取ったエスガは唇に唇を重ねた。軽い音を立てながら何度も唇を重ね、どちらともなく舌を絡めあう。
「ん……っ」
二人は夢中になって舌を絡ませ、息を奪うように口づけ合った。舌から伝わる甘さ、荒くなる吐息、それはさらにもっと先、深い交わりあいを求めさせた。
「エスガ……」
「っ、はぁ……、魔女さま……っ」
深い口づけは欲を抑えていた理性をちぎって投げ捨てた。エスガの視線に含まれた情欲に、レアケは体を震わせる。エスガは契約を破棄させるための手段としてではなく、ただ、男と女としてレアケを求めている。
「エスガ、……魔女って、呼ばないで」
レアケはただ女としてそれを受け入れようとしていた。ごくりと生唾をのんだエスガは、震える声で彼女の名を呼ぶ。
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