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本編
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◆
ヴィヴィアンヌは王妃の専属宮廷魔法使いとして任命されることになった。
それはヴィヴィアンヌが王城に出入りするために与えられた地位であり、ほかの宮廷魔法使いとは違い、実質は呪いを解くことだけが仕事だ。解呪には大量の魔力が必要になるため、呪いを解いて数日休息を取る、これを繰り返す日々となった。
そして、王妃の呪いを解きはじめてから、一ヶ月。未だに完全には解かれていないものの、ジャンヌの容体は快方に向かっている。
意識を取り戻し、起き上がれるようになったジャンヌは適切な治療を受け、適度に食事を始めた。
少しずつ肉づきを取り戻し、真っ白になっていた髪も色を取り戻し始めている。まだほとんどの髪が白く、体は痩せこけてはいるが、いまでは車椅子で庭に出て気分転換するほどに回復していた。
「いい天気ね……」
青く澄んで晴れわたり、やわらかな陽の光が降り注ぐ空の下、ジャンヌは車椅子で中庭に出ていた。ジャンヌの後ろには侍女と護衛の騎士が控えている。
「それにしても……まったく、困った子ね」
頬に手を当てて首をかしげたジャンヌはあきれたように息を吐く。テーブルを挟んで向かいの椅子にはヴィヴィアンヌの姿があった。
「愚弟ったら、まだヴィヴィちゃんに結婚を申し込んでいないの?」
「いつケッコンするのって聞いたら、まだジキじゃないって言われちゃった。でも、ジキってなんだろう?」
「あらまあ。まだ踏ん切りがつかないだなんて、情けない男だこと。我が弟ながら、恥ずかしいわ」
ジャンヌが困ったようにため息をついて首を横に振る。すると、ジャンヌの後ろに控えていた侍女が小さく笑い、騎士が苦々しくうなった。
「ヴィヴィちゃんはもう、オリヴィエと生涯を共にする覚悟ができているのに。ねえ?」
「うん。私、騎士さまとずーっと一緒にいるもの。でも、一緒にいられるなら、ケッコンしなくてもいいよ」
「ああ、ヴィヴィちゃんはなんてけなげでかわいいのかしら! ……ねえ?」
ジャンヌは目を半眼にすると、後ろに控える騎士にじろりと目を向ける。当の本人である騎士オリヴィエは目を泳がせ、小さくうなって唇を引き締めた。
「ヴィヴィちゃん。オリヴィエが嫌になったら、いつでも言ってね」
「えっ! 私、騎士さまを嫌になることなんてないよ?」
「まあ、かわいい。私がお嫁さんにもらいたいくらいだわ」
「……王妃陛下。そのようなことはご冗談でもおっしゃらないよう……」
聞き捨てならなかったようで、オリヴィエは口を挟む。
「私がこのようなことを言いたくなるのも、どこかの愚かな弟のせいだわ……」
「ぐっ」
多少は自覚があるようで、オリヴィエはうなって押し黙った。
(二人とも、どうしたんだろう?)
当のヴィヴィアンヌは二人がなぜそんな様子なのかわからず、首をかしげた。
「……まあ、いいわ。そろそろ戻ろうかしら」
侍女が車椅子を引き、その後ろにオリヴィエとヴィヴィアンヌが続く。なにごともなく王妃の部屋に戻り、ヴィヴィアンヌはそこでと笑顔を浮かべた。
「王妃さま、また来るね!」
「ええ」
元気よく挨拶したヴィヴィアンヌにジャンヌがほほ笑む。
「オリヴィエも今日は下がっていいわよ」
「しかし」
「今日はベクレル卿がいるわ。ヴィヴィちゃんと一緒に下がりなさい」
オリヴィエは少し躊躇したものの、王妃の命に従った。
「またね、ヴィヴィちゃん」
ヴィヴィアンヌは目をしばたかせたが、ひらひらと手を振るジャンヌに手を振り返し、オリヴィエと共に部屋から離れる。
「王妃さま、急にどうしたのかな?」
「あー……なんでもないよ」
「そう? 騎士さま、今日は早く一緒に帰れるね!」
「……そうだな」
二人は王城を出て賑わう王都を並んで歩く。王妃が目覚めてから町はより活気づき、多くのものが笑顔だ。
(騎士さま、ずっとなにか考えている……)
そんな街並みにほとんど目もくれずに、オリヴィエは無言で歩いている。ヴィヴィアンヌは少し不安になり、隣を歩くオリヴィエの裾を引いた。
「……ん。どうしたんだ、ヴィヴィ?」
「騎士さま、ごめんね」
「え?」
「ケッコンのことで、お姉さんと嫌な感じになっちゃったよね。私、むりにしなくてもいいよ?」
「ちっ、ちがう!」
オリヴィエは目を見開いてヴィヴィアンヌの両肩をつかんだ。驚いたヴィヴィアンヌはびくりと体を震わせ、オリヴィエは慌てて力をゆるめる。
「っ、ごめん。ヴィヴィはなにも悪くないんだ」
「でも……」
「あれは、まあ……姉弟のよくあるじゃれ合いみたいなものだ。ただ、僕が情けないから……」
「騎士さまは、とってもかっこいいよ!」
落ち込むオリヴィエにヴィヴィアンヌは笑顔で声をかけた。その言葉は慰めなどではなく、ヴィヴィアンヌの本心だ。
「騎士さまはお姉さんを助けるために命をかけて、怖い森でも一人で向かったんだから」
だれもが望み薄で危険だと諦めていたが、オリヴィエだけは一縷の望みをかけ、勇気を持って魔女の森に踏み込んだ。
「……それに、私のこと、連れ出してくれたもの!」
オリヴィエのその行動により、ジャンヌは目覚め、ヴィヴィアンヌがここにいる。オリヴィエの行動がなければいまも王妃は眠ったままだったろうし、ヴィヴィアンヌも一人森の中だろう。
「だから、私は騎士さまが、オリヴィエが一番格好よくて、大好きだよ!」
オリヴィエのその勇気が世界を変えた、ヴィヴィアンヌはそう信じている。だれよりもオリヴィエのことが格好よくて、大好きだ。
「ヴィヴィ……!」
オリヴィエがヴィヴィアンヌを抱きしめる。ヴィヴィアンヌもしっかりと抱き返し、周りの目など一切気にせず二人だけの世界にひたって抱き合った。
「……ヴィヴィ!」
ようやくオリヴィエは覚悟を決めたのだろう、ヴィヴィアンヌを抱きしめたまま大きな声で告白する。
「僕と、結婚してくれ!」
男女が抱き合いながら、男が一世一代の大告白。道を歩く人々は足を止め、息をのんで二人を見守っていた。
「うん! 私、オリヴィエとケッコンする!」
驚くほどに静かになった街中で、ヴィヴィアンヌは腕の中からひょこりと顔を出し、満面の笑みで答えた。
人々は一斉に沸き立ち、拍手と口笛、お祝いの歓声が上がる。皆、二人がだれなのかまったく知らないだろうが、めでたいとおおよろこびだ。
「あー……どうも……ありがとう……」
「へへっ」
そこでようやくリヴィエもここが街中だったことを思い出したのか、顔を真っ赤にした。勢いでの大告白となってしまったが、時には勢いも必要なのだろう。
人々に祝われ、しあわせで甘い雰囲気の中、ヴィヴィアンヌは上目でオリヴィエを見上げて声をかける。
「ねえ、騎士さま?」
「……うん? どうしたんだ、ヴィヴィ」
「……私、騎士さまのあれが気になるな」
甘い誘惑にオリヴィエは大きくうなずき、ヴィヴィアンヌを抱きかかえた。そこで再び歓声が上がる。
オリヴィエはヴィヴィアンヌを抱き上げたまま街を駆け、人々に冷やかされ、祝われながら家に駆け込んだ。
そのまま、二人とも翌朝まで出てこなかったそうだ。
ヴィヴィアンヌは王妃の専属宮廷魔法使いとして任命されることになった。
それはヴィヴィアンヌが王城に出入りするために与えられた地位であり、ほかの宮廷魔法使いとは違い、実質は呪いを解くことだけが仕事だ。解呪には大量の魔力が必要になるため、呪いを解いて数日休息を取る、これを繰り返す日々となった。
そして、王妃の呪いを解きはじめてから、一ヶ月。未だに完全には解かれていないものの、ジャンヌの容体は快方に向かっている。
意識を取り戻し、起き上がれるようになったジャンヌは適切な治療を受け、適度に食事を始めた。
少しずつ肉づきを取り戻し、真っ白になっていた髪も色を取り戻し始めている。まだほとんどの髪が白く、体は痩せこけてはいるが、いまでは車椅子で庭に出て気分転換するほどに回復していた。
「いい天気ね……」
青く澄んで晴れわたり、やわらかな陽の光が降り注ぐ空の下、ジャンヌは車椅子で中庭に出ていた。ジャンヌの後ろには侍女と護衛の騎士が控えている。
「それにしても……まったく、困った子ね」
頬に手を当てて首をかしげたジャンヌはあきれたように息を吐く。テーブルを挟んで向かいの椅子にはヴィヴィアンヌの姿があった。
「愚弟ったら、まだヴィヴィちゃんに結婚を申し込んでいないの?」
「いつケッコンするのって聞いたら、まだジキじゃないって言われちゃった。でも、ジキってなんだろう?」
「あらまあ。まだ踏ん切りがつかないだなんて、情けない男だこと。我が弟ながら、恥ずかしいわ」
ジャンヌが困ったようにため息をついて首を横に振る。すると、ジャンヌの後ろに控えていた侍女が小さく笑い、騎士が苦々しくうなった。
「ヴィヴィちゃんはもう、オリヴィエと生涯を共にする覚悟ができているのに。ねえ?」
「うん。私、騎士さまとずーっと一緒にいるもの。でも、一緒にいられるなら、ケッコンしなくてもいいよ」
「ああ、ヴィヴィちゃんはなんてけなげでかわいいのかしら! ……ねえ?」
ジャンヌは目を半眼にすると、後ろに控える騎士にじろりと目を向ける。当の本人である騎士オリヴィエは目を泳がせ、小さくうなって唇を引き締めた。
「ヴィヴィちゃん。オリヴィエが嫌になったら、いつでも言ってね」
「えっ! 私、騎士さまを嫌になることなんてないよ?」
「まあ、かわいい。私がお嫁さんにもらいたいくらいだわ」
「……王妃陛下。そのようなことはご冗談でもおっしゃらないよう……」
聞き捨てならなかったようで、オリヴィエは口を挟む。
「私がこのようなことを言いたくなるのも、どこかの愚かな弟のせいだわ……」
「ぐっ」
多少は自覚があるようで、オリヴィエはうなって押し黙った。
(二人とも、どうしたんだろう?)
当のヴィヴィアンヌは二人がなぜそんな様子なのかわからず、首をかしげた。
「……まあ、いいわ。そろそろ戻ろうかしら」
侍女が車椅子を引き、その後ろにオリヴィエとヴィヴィアンヌが続く。なにごともなく王妃の部屋に戻り、ヴィヴィアンヌはそこでと笑顔を浮かべた。
「王妃さま、また来るね!」
「ええ」
元気よく挨拶したヴィヴィアンヌにジャンヌがほほ笑む。
「オリヴィエも今日は下がっていいわよ」
「しかし」
「今日はベクレル卿がいるわ。ヴィヴィちゃんと一緒に下がりなさい」
オリヴィエは少し躊躇したものの、王妃の命に従った。
「またね、ヴィヴィちゃん」
ヴィヴィアンヌは目をしばたかせたが、ひらひらと手を振るジャンヌに手を振り返し、オリヴィエと共に部屋から離れる。
「王妃さま、急にどうしたのかな?」
「あー……なんでもないよ」
「そう? 騎士さま、今日は早く一緒に帰れるね!」
「……そうだな」
二人は王城を出て賑わう王都を並んで歩く。王妃が目覚めてから町はより活気づき、多くのものが笑顔だ。
(騎士さま、ずっとなにか考えている……)
そんな街並みにほとんど目もくれずに、オリヴィエは無言で歩いている。ヴィヴィアンヌは少し不安になり、隣を歩くオリヴィエの裾を引いた。
「……ん。どうしたんだ、ヴィヴィ?」
「騎士さま、ごめんね」
「え?」
「ケッコンのことで、お姉さんと嫌な感じになっちゃったよね。私、むりにしなくてもいいよ?」
「ちっ、ちがう!」
オリヴィエは目を見開いてヴィヴィアンヌの両肩をつかんだ。驚いたヴィヴィアンヌはびくりと体を震わせ、オリヴィエは慌てて力をゆるめる。
「っ、ごめん。ヴィヴィはなにも悪くないんだ」
「でも……」
「あれは、まあ……姉弟のよくあるじゃれ合いみたいなものだ。ただ、僕が情けないから……」
「騎士さまは、とってもかっこいいよ!」
落ち込むオリヴィエにヴィヴィアンヌは笑顔で声をかけた。その言葉は慰めなどではなく、ヴィヴィアンヌの本心だ。
「騎士さまはお姉さんを助けるために命をかけて、怖い森でも一人で向かったんだから」
だれもが望み薄で危険だと諦めていたが、オリヴィエだけは一縷の望みをかけ、勇気を持って魔女の森に踏み込んだ。
「……それに、私のこと、連れ出してくれたもの!」
オリヴィエのその行動により、ジャンヌは目覚め、ヴィヴィアンヌがここにいる。オリヴィエの行動がなければいまも王妃は眠ったままだったろうし、ヴィヴィアンヌも一人森の中だろう。
「だから、私は騎士さまが、オリヴィエが一番格好よくて、大好きだよ!」
オリヴィエのその勇気が世界を変えた、ヴィヴィアンヌはそう信じている。だれよりもオリヴィエのことが格好よくて、大好きだ。
「ヴィヴィ……!」
オリヴィエがヴィヴィアンヌを抱きしめる。ヴィヴィアンヌもしっかりと抱き返し、周りの目など一切気にせず二人だけの世界にひたって抱き合った。
「……ヴィヴィ!」
ようやくオリヴィエは覚悟を決めたのだろう、ヴィヴィアンヌを抱きしめたまま大きな声で告白する。
「僕と、結婚してくれ!」
男女が抱き合いながら、男が一世一代の大告白。道を歩く人々は足を止め、息をのんで二人を見守っていた。
「うん! 私、オリヴィエとケッコンする!」
驚くほどに静かになった街中で、ヴィヴィアンヌは腕の中からひょこりと顔を出し、満面の笑みで答えた。
人々は一斉に沸き立ち、拍手と口笛、お祝いの歓声が上がる。皆、二人がだれなのかまったく知らないだろうが、めでたいとおおよろこびだ。
「あー……どうも……ありがとう……」
「へへっ」
そこでようやくリヴィエもここが街中だったことを思い出したのか、顔を真っ赤にした。勢いでの大告白となってしまったが、時には勢いも必要なのだろう。
人々に祝われ、しあわせで甘い雰囲気の中、ヴィヴィアンヌは上目でオリヴィエを見上げて声をかける。
「ねえ、騎士さま?」
「……うん? どうしたんだ、ヴィヴィ」
「……私、騎士さまのあれが気になるな」
甘い誘惑にオリヴィエは大きくうなずき、ヴィヴィアンヌを抱きかかえた。そこで再び歓声が上がる。
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そのまま、二人とも翌朝まで出てこなかったそうだ。
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