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番外編
騎士様の好きな食べ物が気になります! 1
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王妃は快方に向かっていたが、それに比例するように王妃の騎士であるオリヴィエは忙しくなり、朝早くに屋敷を出て夜遅くに帰ってくる、そんな日々が続いていた。
ヴィヴィアンヌはオリヴィエがいなければ夜更かしすることはなく、彼が帰る頃にはぐっすり夢の中だ。同じベッドで寝ているが、オリヴィエが夜遅くにベッドに潜り込んでもヴィヴィアンヌはけっして起きない。
そのため、二人の時間は朝の短い時間しかなかった。
◆
そんな日々が続いていた、ある日の朝食時のこと。
「ヴィヴィ、今日は早く帰れるはずだから、一緒に夕食を食べよう」
「えっ、本当!?」
ヴィヴィアンヌはオリヴィエの言葉によろこびのあまり、朝食のりんごを片手に勢いよく立ち上がった。そのまま、目を丸くするオリヴィエのもとへと駆け寄る。
「騎士さま、本当に本当?」
「ああ、本当だ」
「本当! やったあ! へへっ、うれしいな」
うれしさのあまり、ヴィヴィアンヌはオリヴィエの周りを跳ねまわった。
森の中で一人きりだったヴィヴィアンヌは、いまはもう一人ではない。婚姻を控えているオリヴィエはもちろんのこと、メイドのマリーや王妃の侍女、宮廷魔法使いやお気に入りのお店の店員など、さまざまな人々と知り合って世界を広げている。
多くの人々と接し、多くのことを見聞きしたヴィヴィアンヌはさまざまなことを感じるようになった。うれしい、楽しい、そしてかなしい、さみしいといった感情だ。
オリヴィエとの時間が少なくなり、ヴィヴィアンヌはかなしくてさみしかった。だからこそ、久しぶりに夕食を共にできると聞いて、うれしくてたまらない。
「騎士さま! 私、お肉食べてもお腹痛くならなくなったんだよ」
「よかったな、ヴィヴィ……」
ヴィヴィアンヌは果物や調味料の少ない芋、野菜の料理ばかり食べていた。しかし、少しずつ調味料の量を増やしたり食材を増やしたりと、徐々に食事の幅を広げている。
つい最近では、やわらかく煮込んだ肉料理を完食し、腹を下さずに済んで自信が持てた。
「うん! へへっ、今日は騎士さまと同じもの食べれるね!」
「……うっ、かわいい……」
食事の幅を広げるヴィヴィアンヌの目的は、オリヴィエと同じ食事をすること。そのけなげな想いにオリヴィエは胸押さえた。
その後、朝食を終えたオリヴィエは仕事に向かう。数日前に王妃の解呪を行い、しばらく魔力回復を待っているヴィヴィアンヌは留守番だ。
「それじゃあ、行ってくるよ。ヴィヴィ」
「うん、待っているね!」
ヴィヴィアンヌはオリヴィエのもとに駆け寄ると、背伸びをして頬に口づける。毎朝のやり取りになっているそれにやけたオリヴィエに、ヴィヴィアンヌはそっとと耳打ちする。
「今日は騎士さまのあれ、たくさんみせてね」
オリヴィエはしっかりとうなずいた。
「今日も一日、がんばるぞ……!」
ヴィヴィアンヌは意気揚々と屋敷を出ていくオリヴィエを見送り、にんまりと笑う。扉が閉まってその背が見えなくなり、足音が聞こえなくなると、ヴィヴィアンヌは走り出した。
「マリー、マリー!」
ヴィヴィアンヌは屋敷の掃除に取りかかっているマリーを見つけ、うれしそうな声を上げる。その声に反応して顔を上げたマリーは驚いて目を丸くした。
「ヴィヴィアンヌさま、走っては危ないですよ」
マリーの忠告をすなおに聞いたヴィヴィアンヌは一度足を止める。はやる気持ちを抑えると、歩いてマリーのもとに向かった。
「マリー、あのね! 今日ね、騎士さま早く帰ってくるんだって!」
「まあ、それはようございますね」
マリーは目尻のしわを深め、よろこぶヴィヴィアンヌにほほ笑む。オリヴィエ不在の屋敷でさみしく過ごすヴィヴィアンヌの姿を間近で見ているからか、マリーもうれしそうだ。
もちろん、まったくオリヴィエと会えない訳ではない。朝食を共にし、短いながらも二人の時間を取っているし、ヴィヴィアンヌが登城すれば王妃の騎士であるオリヴィエと顔を合わせることもある。
だが、森の中で過ごした日々や、王都までの道のりでの日々に比べれば、あまりにも短い。王城で会えても、オリヴィエが騎士として勤めている間は自由におしゃべりができるわけでもない。
森を出れば、ずっと一緒にいられる。そう思っていたヴィヴィアンヌだが、現実はままならない。思っていたほど、一緒にいられなかった。
「では、夕食はご一緒なさるのでしょうか?」
「うん! だからね、マリー。えっと……フ……フカヒレデ!」
「フリカデレでございますね」
ヴィヴィアンヌは最近、見事食べきった肉料理を思い出した。フリカデレは香辛料が効いた肉団子、オリヴィエの大好物だ。
ヴィヴィアンヌはフリカデレに挑戦し、見事完食できたのだ。実際にヴィヴィアンヌが食べたものは、香辛料を抜いたものだったが。
「うん、あれを騎士さまと一緒に食べたいの」
ヴィヴィアンヌが王都に住み始めた頃、夕食の際にオリヴィエはフリカデレを食べながらおいしいと顔を綻ばせていたことがある。森の中での木の実と芋ばかりの食事からようやく自分の大好物にありつけ、よほどうれしかったのだろう。
ヴィヴィアンヌはうれしそうなオリヴィエに、おいしいねと声をかけたかった。
しかし、ヴィヴィアンヌがその時食べていたものは、湯がいた芋。ヴィヴィアンヌには肉団子の味がわからず、想像もつかず、わからないからおいしいと言えなかった。
その日から、ヴィヴィアンヌは肉を食べても腹を下さないようになることが目標となった。
「私ね、騎士さまと同じものを食べて、おいしいねって言いたいの!」
そしてようやく、それが叶う日がやってきた。ヴィヴィアンヌのけなげな願いを聞いて、マリーはしっかりうなずいた。
「ヴィヴィアンヌさま、最高の一日にしましょうね……!」
「うんっ」
マリーはヴィヴィアンヌの下着からドレスま で整え、長い髪を美しく結った。ヴィヴィアンヌは多少苦しかったようだが、最高の一日のためにがまんした。
準備は滞りなく、ベッドメイキングも完璧にこなし、あとはその時を迎えるだけとなった。
◆
いよいよ、念願の夕食の時間がやってきた。ヴィヴィアンヌはわくわくと胸を弾ませながら、玄関ホールでオリヴィエの帰りを待っている。
マリーには中で待ってはどうかと提案されたが、今日はどうしてもオリヴィエを出迎えたかった。
(ふっふっふん、フリカデレっ! 騎士さまと一緒にフリカデ……あれ、フカヒレデだっけ?)
ヴィヴィアンヌが脳内で奇妙な歌を歌いながら、マリーと一緒に待つこと数分。玄関の扉がノックされる音が響き、ヴィヴィアンヌはマリーと顔を見合わせた。
「出てまいりますね」
「うん、わかった」
オリヴィエが帰ってきたのなら、扉をノックなどするはずがない。マリーが確認しに行き、ヴィヴィアンヌは不思議に思いながらその背を見守る。
マリーがだれかと話をしている様子を眺めながら、ヴィヴィアンヌはフリカデレに想いを馳せていた。
(へへっ。騎士さま、早く帰ってこないかな)
ヴィヴィアンヌは笑顔のオリヴィエの顔と肉団子を並べて想像しながら、にこにこと笑顔だ。そのまましばらく待っていると、話を終えたマリーが扉を閉めてヴィヴィアンヌのもとに戻ってくる。
「ねえ、マリー。だれだったの?」
「その……城からの遣いだったのですが……」
マリーの表情は暗い。ヴィヴィアンヌは不思議そうに首をかしげた。
「マリー、大丈夫? お腹痛いの?」
「い、いえ。実は……」
ここで黙り込んでも、事実は変わらない。マリーは重い口を開き、遣いからの言葉をヴィヴィアンヌに伝えた。
ヴィヴィアンヌはオリヴィエがいなければ夜更かしすることはなく、彼が帰る頃にはぐっすり夢の中だ。同じベッドで寝ているが、オリヴィエが夜遅くにベッドに潜り込んでもヴィヴィアンヌはけっして起きない。
そのため、二人の時間は朝の短い時間しかなかった。
◆
そんな日々が続いていた、ある日の朝食時のこと。
「ヴィヴィ、今日は早く帰れるはずだから、一緒に夕食を食べよう」
「えっ、本当!?」
ヴィヴィアンヌはオリヴィエの言葉によろこびのあまり、朝食のりんごを片手に勢いよく立ち上がった。そのまま、目を丸くするオリヴィエのもとへと駆け寄る。
「騎士さま、本当に本当?」
「ああ、本当だ」
「本当! やったあ! へへっ、うれしいな」
うれしさのあまり、ヴィヴィアンヌはオリヴィエの周りを跳ねまわった。
森の中で一人きりだったヴィヴィアンヌは、いまはもう一人ではない。婚姻を控えているオリヴィエはもちろんのこと、メイドのマリーや王妃の侍女、宮廷魔法使いやお気に入りのお店の店員など、さまざまな人々と知り合って世界を広げている。
多くの人々と接し、多くのことを見聞きしたヴィヴィアンヌはさまざまなことを感じるようになった。うれしい、楽しい、そしてかなしい、さみしいといった感情だ。
オリヴィエとの時間が少なくなり、ヴィヴィアンヌはかなしくてさみしかった。だからこそ、久しぶりに夕食を共にできると聞いて、うれしくてたまらない。
「騎士さま! 私、お肉食べてもお腹痛くならなくなったんだよ」
「よかったな、ヴィヴィ……」
ヴィヴィアンヌは果物や調味料の少ない芋、野菜の料理ばかり食べていた。しかし、少しずつ調味料の量を増やしたり食材を増やしたりと、徐々に食事の幅を広げている。
つい最近では、やわらかく煮込んだ肉料理を完食し、腹を下さずに済んで自信が持てた。
「うん! へへっ、今日は騎士さまと同じもの食べれるね!」
「……うっ、かわいい……」
食事の幅を広げるヴィヴィアンヌの目的は、オリヴィエと同じ食事をすること。そのけなげな想いにオリヴィエは胸押さえた。
その後、朝食を終えたオリヴィエは仕事に向かう。数日前に王妃の解呪を行い、しばらく魔力回復を待っているヴィヴィアンヌは留守番だ。
「それじゃあ、行ってくるよ。ヴィヴィ」
「うん、待っているね!」
ヴィヴィアンヌはオリヴィエのもとに駆け寄ると、背伸びをして頬に口づける。毎朝のやり取りになっているそれにやけたオリヴィエに、ヴィヴィアンヌはそっとと耳打ちする。
「今日は騎士さまのあれ、たくさんみせてね」
オリヴィエはしっかりとうなずいた。
「今日も一日、がんばるぞ……!」
ヴィヴィアンヌは意気揚々と屋敷を出ていくオリヴィエを見送り、にんまりと笑う。扉が閉まってその背が見えなくなり、足音が聞こえなくなると、ヴィヴィアンヌは走り出した。
「マリー、マリー!」
ヴィヴィアンヌは屋敷の掃除に取りかかっているマリーを見つけ、うれしそうな声を上げる。その声に反応して顔を上げたマリーは驚いて目を丸くした。
「ヴィヴィアンヌさま、走っては危ないですよ」
マリーの忠告をすなおに聞いたヴィヴィアンヌは一度足を止める。はやる気持ちを抑えると、歩いてマリーのもとに向かった。
「マリー、あのね! 今日ね、騎士さま早く帰ってくるんだって!」
「まあ、それはようございますね」
マリーは目尻のしわを深め、よろこぶヴィヴィアンヌにほほ笑む。オリヴィエ不在の屋敷でさみしく過ごすヴィヴィアンヌの姿を間近で見ているからか、マリーもうれしそうだ。
もちろん、まったくオリヴィエと会えない訳ではない。朝食を共にし、短いながらも二人の時間を取っているし、ヴィヴィアンヌが登城すれば王妃の騎士であるオリヴィエと顔を合わせることもある。
だが、森の中で過ごした日々や、王都までの道のりでの日々に比べれば、あまりにも短い。王城で会えても、オリヴィエが騎士として勤めている間は自由におしゃべりができるわけでもない。
森を出れば、ずっと一緒にいられる。そう思っていたヴィヴィアンヌだが、現実はままならない。思っていたほど、一緒にいられなかった。
「では、夕食はご一緒なさるのでしょうか?」
「うん! だからね、マリー。えっと……フ……フカヒレデ!」
「フリカデレでございますね」
ヴィヴィアンヌは最近、見事食べきった肉料理を思い出した。フリカデレは香辛料が効いた肉団子、オリヴィエの大好物だ。
ヴィヴィアンヌはフリカデレに挑戦し、見事完食できたのだ。実際にヴィヴィアンヌが食べたものは、香辛料を抜いたものだったが。
「うん、あれを騎士さまと一緒に食べたいの」
ヴィヴィアンヌが王都に住み始めた頃、夕食の際にオリヴィエはフリカデレを食べながらおいしいと顔を綻ばせていたことがある。森の中での木の実と芋ばかりの食事からようやく自分の大好物にありつけ、よほどうれしかったのだろう。
ヴィヴィアンヌはうれしそうなオリヴィエに、おいしいねと声をかけたかった。
しかし、ヴィヴィアンヌがその時食べていたものは、湯がいた芋。ヴィヴィアンヌには肉団子の味がわからず、想像もつかず、わからないからおいしいと言えなかった。
その日から、ヴィヴィアンヌは肉を食べても腹を下さないようになることが目標となった。
「私ね、騎士さまと同じものを食べて、おいしいねって言いたいの!」
そしてようやく、それが叶う日がやってきた。ヴィヴィアンヌのけなげな願いを聞いて、マリーはしっかりうなずいた。
「ヴィヴィアンヌさま、最高の一日にしましょうね……!」
「うんっ」
マリーはヴィヴィアンヌの下着からドレスま で整え、長い髪を美しく結った。ヴィヴィアンヌは多少苦しかったようだが、最高の一日のためにがまんした。
準備は滞りなく、ベッドメイキングも完璧にこなし、あとはその時を迎えるだけとなった。
◆
いよいよ、念願の夕食の時間がやってきた。ヴィヴィアンヌはわくわくと胸を弾ませながら、玄関ホールでオリヴィエの帰りを待っている。
マリーには中で待ってはどうかと提案されたが、今日はどうしてもオリヴィエを出迎えたかった。
(ふっふっふん、フリカデレっ! 騎士さまと一緒にフリカデ……あれ、フカヒレデだっけ?)
ヴィヴィアンヌが脳内で奇妙な歌を歌いながら、マリーと一緒に待つこと数分。玄関の扉がノックされる音が響き、ヴィヴィアンヌはマリーと顔を見合わせた。
「出てまいりますね」
「うん、わかった」
オリヴィエが帰ってきたのなら、扉をノックなどするはずがない。マリーが確認しに行き、ヴィヴィアンヌは不思議に思いながらその背を見守る。
マリーがだれかと話をしている様子を眺めながら、ヴィヴィアンヌはフリカデレに想いを馳せていた。
(へへっ。騎士さま、早く帰ってこないかな)
ヴィヴィアンヌは笑顔のオリヴィエの顔と肉団子を並べて想像しながら、にこにこと笑顔だ。そのまましばらく待っていると、話を終えたマリーが扉を閉めてヴィヴィアンヌのもとに戻ってくる。
「ねえ、マリー。だれだったの?」
「その……城からの遣いだったのですが……」
マリーの表情は暗い。ヴィヴィアンヌは不思議そうに首をかしげた。
「マリー、大丈夫? お腹痛いの?」
「い、いえ。実は……」
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