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・16-2.ラルドビア交流会にて②
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いつも穏やかな公園の広場にはいくつものマルシェ風の屋台が並び、それを見物する人々の喧騒に包まれていた。
等間隔に並べられたスペースには、それぞれのテーマでラルドビアの文化が紹介されている。
あるスペースでは陶器についての紹介がされ、あるスペースでは織物についての紹介がある。
その他にも特産品や工芸品、観光地の紹介などなど。
クロエはダニエルと共にそれらに足を止めては興味深く見ていると、スペースで呼び込みをしている男性が声を掛けてきた。
「お嬢さん、バラの花はいかがですか?」
壮年の男性がそう言ってクロエにバラの花を差し出してきた。
思わず足を止め、壮年の男性を見ると、彼はにっこりと微笑んだままバラを引っ込めてしまった。
「えっと?」
「手品をお見せしましょう」
「まぁ、どんなのかしら?」
手品は時折見たことがあるが、こんなに至近距離で見るのは初めてだ。何が起こるのか興味津々で見ていると、男性は白い煙が出ているガラスのカップを取り出した。
「さて、このバラの花。何の変哲もないこの水に、浸してみましょう!」
そう言って、バラの花を逆さにして水につけた。同時に、シュウと音がする。
カップからは白い煙が溢れ、クロエの足元へと流れ出た。
「さぁ、どうぞ」
男性は、再びクロエにバラの花を差し出したのだが、それは一見して凍っているのが分かった。
しかも驚くべきことに、クロエが触れた瞬間、そのバラの花がバラバラと崩れ落ちたのだ。
「えっ! どういうこと!?」
クロエが驚嘆の声を上げている隣で、ダニエルがなるほどと頷いた。
「たぶん、その液体は空気中の窒素を冷却して液化したものだ」
「液体窒素というものですか?」
「あぁ。ラルドビアで液体窒素を生成する工学魔術があると聞いた。そうか、これが噂に聞く工学魔術か」
確かにクロエも話だけは聞いたことがあるが見るのは初めてだ。
そんな話をしていると、会話を聞いていた男性が驚いた様子で声を掛けてきた。
「おや、お兄さんはこの魔術をご存じでしたか」
「はい、以前ラインツ博士が書かれた論文を読んだことがあります。ランデリアス魔術展開を利用する観点は素晴らしいと思いました」
「私の論文を読んでくださっていましたか。私がラインツ・エルゼルです」
「僕は、ダニエル・リーサルと申します。開発魔術の研究をしています」
そうしてダニエルは男性と工学魔術についての議論を始めた。
二人の議論を聞きながらクロエは凍ったバラを見つめ、とある技術を考えていた。
(もしかして、瞬間的にものを凍らせるのであれば、食べ物を保存するのにも使えそうだわ)
クロエが以前読んだ本では、ラルドビアには高度な冷凍技術があり、魚介類の長期保存に使用しているとあったが、多分この技術を利用しているのだろう。
そして、ふとある考えが思い浮かび、クロエはラインツに問いかけた。
「あの、瞬間的に凍らせられるのであれば、瞬間的に解凍できるのでしょうか?」
「ええ、可能ですよ」
「ランデリアス魔術展開を利用するということは、細胞も全く傷つくことが無く復元できるってことですよね?」
クロエの専門的な質問に、男性は少々面食らいつつも答えてくれた。
「ええ、理論的には可能ですよ」
「では、何か生き物を凍らせても、それを蘇らせることもできるのでしょうか?」
その問いを聞いたダニエルが不思議そうな表情を浮かべて眉を寄せた。
「蘇らせるとは、どういう意味だ?」
「この技術で細胞は破壊されず元の機能は失わないとしたら、生きた生物を瞬間的に凍らせて、後日解凍しても、生きたままなのかなと思ったんです」
「まさか、そんなことが出来るわけないと思うが」
ダニエルとクロエのやり取りを聞いていたラインツが、目を丸くした。
「お嬢さんは素晴らしい着眼点の持ち主ですな。実はラルドビアではそういった研究もされているんですよ。といっても、まだ試験段階ですが金魚などの小さな生物では成功しているのですよ」
「まぁ、素晴らしい技術ですね!」
「ははは、お嬢さんも魔術科学が好きですかな?」
「はい。私も魔術科学の研究者をしていて、将来ラルドビアに留学したいと思っているんです」
「なんと! その年で魔術科学研究員ですか!? そういえば、この国には、クロエ・ランディット博士という若い女性研究者がいるのですがご存じですか?」
「クロエ・ランディットは私のことです」
「おおお! こんなところでお目にかかれて光栄です! クロエ博士の論文は度々拝見させていただいております。そうだ、せっかくですから、このあとの立食パーティーに参加されませんか? そこで色々とお話をさせていただきたいです」
「まぁ! いいのですか? あ、でも……」
この後ダニエルと食事に行く約束をしていたことを思い出したクロエはそこで言葉を詰まらせた。
せっかくディナーに誘ってくれたダニエルに、予定を変更してもらうのは気が引ける。
だが、そんなクロエの胸中を察したダニエルは、クロエに笑みを向けた。
「ディナーのことなら気にしなくていい。せっかくラルドビアの話が聞けるんだ。ご招待をお受けしよう」
「ありがとうございます!」
こうしてダニエルの了承を得て予定を変更し、クロエたちはラルドビアの研究者からの招きを受けて、パーティーに出席することにした。
いつも穏やかな公園の広場にはいくつものマルシェ風の屋台が並び、それを見物する人々の喧騒に包まれていた。
等間隔に並べられたスペースには、それぞれのテーマでラルドビアの文化が紹介されている。
あるスペースでは陶器についての紹介がされ、あるスペースでは織物についての紹介がある。
その他にも特産品や工芸品、観光地の紹介などなど。
クロエはダニエルと共にそれらに足を止めては興味深く見ていると、スペースで呼び込みをしている男性が声を掛けてきた。
「お嬢さん、バラの花はいかがですか?」
壮年の男性がそう言ってクロエにバラの花を差し出してきた。
思わず足を止め、壮年の男性を見ると、彼はにっこりと微笑んだままバラを引っ込めてしまった。
「えっと?」
「手品をお見せしましょう」
「まぁ、どんなのかしら?」
手品は時折見たことがあるが、こんなに至近距離で見るのは初めてだ。何が起こるのか興味津々で見ていると、男性は白い煙が出ているガラスのカップを取り出した。
「さて、このバラの花。何の変哲もないこの水に、浸してみましょう!」
そう言って、バラの花を逆さにして水につけた。同時に、シュウと音がする。
カップからは白い煙が溢れ、クロエの足元へと流れ出た。
「さぁ、どうぞ」
男性は、再びクロエにバラの花を差し出したのだが、それは一見して凍っているのが分かった。
しかも驚くべきことに、クロエが触れた瞬間、そのバラの花がバラバラと崩れ落ちたのだ。
「えっ! どういうこと!?」
クロエが驚嘆の声を上げている隣で、ダニエルがなるほどと頷いた。
「たぶん、その液体は空気中の窒素を冷却して液化したものだ」
「液体窒素というものですか?」
「あぁ。ラルドビアで液体窒素を生成する工学魔術があると聞いた。そうか、これが噂に聞く工学魔術か」
確かにクロエも話だけは聞いたことがあるが見るのは初めてだ。
そんな話をしていると、会話を聞いていた男性が驚いた様子で声を掛けてきた。
「おや、お兄さんはこの魔術をご存じでしたか」
「はい、以前ラインツ博士が書かれた論文を読んだことがあります。ランデリアス魔術展開を利用する観点は素晴らしいと思いました」
「私の論文を読んでくださっていましたか。私がラインツ・エルゼルです」
「僕は、ダニエル・リーサルと申します。開発魔術の研究をしています」
そうしてダニエルは男性と工学魔術についての議論を始めた。
二人の議論を聞きながらクロエは凍ったバラを見つめ、とある技術を考えていた。
(もしかして、瞬間的にものを凍らせるのであれば、食べ物を保存するのにも使えそうだわ)
クロエが以前読んだ本では、ラルドビアには高度な冷凍技術があり、魚介類の長期保存に使用しているとあったが、多分この技術を利用しているのだろう。
そして、ふとある考えが思い浮かび、クロエはラインツに問いかけた。
「あの、瞬間的に凍らせられるのであれば、瞬間的に解凍できるのでしょうか?」
「ええ、可能ですよ」
「ランデリアス魔術展開を利用するということは、細胞も全く傷つくことが無く復元できるってことですよね?」
クロエの専門的な質問に、男性は少々面食らいつつも答えてくれた。
「ええ、理論的には可能ですよ」
「では、何か生き物を凍らせても、それを蘇らせることもできるのでしょうか?」
その問いを聞いたダニエルが不思議そうな表情を浮かべて眉を寄せた。
「蘇らせるとは、どういう意味だ?」
「この技術で細胞は破壊されず元の機能は失わないとしたら、生きた生物を瞬間的に凍らせて、後日解凍しても、生きたままなのかなと思ったんです」
「まさか、そんなことが出来るわけないと思うが」
ダニエルとクロエのやり取りを聞いていたラインツが、目を丸くした。
「お嬢さんは素晴らしい着眼点の持ち主ですな。実はラルドビアではそういった研究もされているんですよ。といっても、まだ試験段階ですが金魚などの小さな生物では成功しているのですよ」
「まぁ、素晴らしい技術ですね!」
「ははは、お嬢さんも魔術科学が好きですかな?」
「はい。私も魔術科学の研究者をしていて、将来ラルドビアに留学したいと思っているんです」
「なんと! その年で魔術科学研究員ですか!? そういえば、この国には、クロエ・ランディット博士という若い女性研究者がいるのですがご存じですか?」
「クロエ・ランディットは私のことです」
「おおお! こんなところでお目にかかれて光栄です! クロエ博士の論文は度々拝見させていただいております。そうだ、せっかくですから、このあとの立食パーティーに参加されませんか? そこで色々とお話をさせていただきたいです」
「まぁ! いいのですか? あ、でも……」
この後ダニエルと食事に行く約束をしていたことを思い出したクロエはそこで言葉を詰まらせた。
せっかくディナーに誘ってくれたダニエルに、予定を変更してもらうのは気が引ける。
だが、そんなクロエの胸中を察したダニエルは、クロエに笑みを向けた。
「ディナーのことなら気にしなくていい。せっかくラルドビアの話が聞けるんだ。ご招待をお受けしよう」
「ありがとうございます!」
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