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お姉様はしばらく考えた後に、私の方を向いた。
「エルーシア」
「何かしら?」
「ディリック様の事、好きなの?」
はっ? なぜここでそんな事を、言わなければならないのよ。
今は隣にディリック様もいるのよ。
「好きなの? 嫌いなの? 興味ないの?」
お姉様以外は、驚いた顔をしている。いや、クラウス様だけは驚いていなさそうだ。
「えっと、どうして今なのよ。帰ってから話しましょう」
「どっち?」
お姉様には私の話が通じていないようだ。
そして、お姉様的には真面目な話をしているらしい……顔が真剣だ。
そんなの答えはもう出ている。けれど、ここで言いたくない。
だけど、嫌いと答えたらディリック様は傷つくだろう……
ええい! こうなったら、やけくそよ! お姉様、帰ったら覚えておきなさい!
「好きよ! 好き! 私はディリック様の事が好きなの!」
お姉様はふわっと笑ってから、ディリック様の方に視線を移した。
「ディリック様は妹の事を、どう思っていますか?」
「好きです」
「妹と結婚する気はありますか」
お姉様……だから、ここで聞く事なの?
精霊エミリア様をお待たせしているわよ。
「あります。フォンダーン王国に連れて行きたいと、思っています」
「分かりました。エルーシアはディリック様と共に、フォンダーン王国にいきたいの?」
「えっと、私は……」
お姉様は少し待ってくれたが、返事をせかしてきた。
「どっちなの」
「ついて……行きたいです」
「そうなのね」
お姉様は、とても嬉しそうだ。
「精霊エミリア様、お待たせしてしまって申し訳ありません。私の大事な妹が、いつかフォンダーン王国で暮らす予定の為、フォンダーン王国も守っていただいたいです」
「わかったわ。フォンダーン王国にも私の力を使ってあげるわ」
精霊エミリア様はあっさりと、許可を下さった。
フォンダーン王国の人達は、喜んでいた。
今の私は放心状態だ。
精霊エミリア様は、今からフォンダーン王国に言って来るわー。と言って消えてしまった。
陛下達は今から、同盟の結び直しをするらしい。
帰り際にフォンダーン王国の方々に感謝された。私はなんとか返事を返した。
リーベル公爵夫人には、素晴らしかったわ。と興奮状態でほめられた。お姉様に似ていると思った。
陛下達は池の周りに今はいない。
残ったのは、放心状態の私とお姉様、ディリック様、ベルノーさん、クラウス様だった。
「精霊エミリア様、ありがとうございます」
横から、お姉様の呑気な声が聞こえてきた。
すると、精霊エミリア様がいきなり現れた。
「ふふふ。やっとみんないなくなったのね」
「ほら、エルーシア……ぼーっとしていないで、言う事があるでしょ」
「えっ、ああ、そうね。精霊エミリア様、助けて下さって、ありがとうございました」
「いいのよ。ひょいって出来るから」
精霊エミリア様は、私に笑顔を見せてくれた。
「それにしても、エルーシアは大変だったわね。みんなの前で告白をするなんて。私とクラウスは止めたのよ」
ん? 止めた……なんの話かしら……?
「精霊エミリア様、それを言っては私が怒られますから」
お姉様は焦っている。クラウス様は呆れているようだ。
「エルーシア」
「何かしら?」
「ディリック様の事、好きなの?」
はっ? なぜここでそんな事を、言わなければならないのよ。
今は隣にディリック様もいるのよ。
「好きなの? 嫌いなの? 興味ないの?」
お姉様以外は、驚いた顔をしている。いや、クラウス様だけは驚いていなさそうだ。
「えっと、どうして今なのよ。帰ってから話しましょう」
「どっち?」
お姉様には私の話が通じていないようだ。
そして、お姉様的には真面目な話をしているらしい……顔が真剣だ。
そんなの答えはもう出ている。けれど、ここで言いたくない。
だけど、嫌いと答えたらディリック様は傷つくだろう……
ええい! こうなったら、やけくそよ! お姉様、帰ったら覚えておきなさい!
「好きよ! 好き! 私はディリック様の事が好きなの!」
お姉様はふわっと笑ってから、ディリック様の方に視線を移した。
「ディリック様は妹の事を、どう思っていますか?」
「好きです」
「妹と結婚する気はありますか」
お姉様……だから、ここで聞く事なの?
精霊エミリア様をお待たせしているわよ。
「あります。フォンダーン王国に連れて行きたいと、思っています」
「分かりました。エルーシアはディリック様と共に、フォンダーン王国にいきたいの?」
「えっと、私は……」
お姉様は少し待ってくれたが、返事をせかしてきた。
「どっちなの」
「ついて……行きたいです」
「そうなのね」
お姉様は、とても嬉しそうだ。
「精霊エミリア様、お待たせしてしまって申し訳ありません。私の大事な妹が、いつかフォンダーン王国で暮らす予定の為、フォンダーン王国も守っていただいたいです」
「わかったわ。フォンダーン王国にも私の力を使ってあげるわ」
精霊エミリア様はあっさりと、許可を下さった。
フォンダーン王国の人達は、喜んでいた。
今の私は放心状態だ。
精霊エミリア様は、今からフォンダーン王国に言って来るわー。と言って消えてしまった。
陛下達は今から、同盟の結び直しをするらしい。
帰り際にフォンダーン王国の方々に感謝された。私はなんとか返事を返した。
リーベル公爵夫人には、素晴らしかったわ。と興奮状態でほめられた。お姉様に似ていると思った。
陛下達は池の周りに今はいない。
残ったのは、放心状態の私とお姉様、ディリック様、ベルノーさん、クラウス様だった。
「精霊エミリア様、ありがとうございます」
横から、お姉様の呑気な声が聞こえてきた。
すると、精霊エミリア様がいきなり現れた。
「ふふふ。やっとみんないなくなったのね」
「ほら、エルーシア……ぼーっとしていないで、言う事があるでしょ」
「えっ、ああ、そうね。精霊エミリア様、助けて下さって、ありがとうございました」
「いいのよ。ひょいって出来るから」
精霊エミリア様は、私に笑顔を見せてくれた。
「それにしても、エルーシアは大変だったわね。みんなの前で告白をするなんて。私とクラウスは止めたのよ」
ん? 止めた……なんの話かしら……?
「精霊エミリア様、それを言っては私が怒られますから」
お姉様は焦っている。クラウス様は呆れているようだ。
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