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一、愛宕山の白い猫
たあちゃんと一夜をともにしたが・・・ということ (3)
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で、当の本人は、俺の目の前で全裸になっているにも関わらず、少しも恥ずかしがる素振りは見せず、長い黒髪を白いリボンのようなもので一つに束ねる作業に没頭していた。その間、俺は、ずっと彼女の体に見入っていたわけだけど、彼女は少しも気にとめていない様子。束ね終わると、たあちゃん、俺に添い寝して、胸の辺りに顔を埋めるような感じで体半分、のしかかる。俺も腕を背中に回して抱き寄せて、後は、なるようになったわけだけど、たあちゃん、猫がごろにゃんと甘える感じで体を預けてくるんだけど、決して、感極まって声が出るということはなくて、いちゃいちゃしているうちに、終わってしまったという感じ。ちょっと物足りない気がしないでもない。
自然な流れでつけないでしちゃったんだけど、たあちゃんは、何も言わないし、そのまま、中で終わっても、しばらく俺に抱きついて離さない。(しといてなんだが)ちょっと心配になった俺が「大丈夫?」と聞くと、たあちゃん、「何が?」と逆に聞かれる始末。(まあ、女神様なんだから、きっと大丈夫なんだろう)と勝手に納得して、しばらく、つながったまま、いちゃついていたわけだけど、のどが渇いたので、おでこにキスして、ベッドから出た。そして、テーブルの上のポットに水を入れてお湯を沸かしていたわけだけど、ふと振り返ると、上半身を起こして、たあちゃんがこっちを見ている。シーツで胸を隠すような事はせず、右手で上半身を支えながら、じっと、俺を見て、「なんともない?」などと尋ねてくるので、別に異常を感じない俺は「別に。」などと答えると、彼女は、ふうんと言ったきり、また、横になって、布団にくるまった。それで、そう言えば、大変な事になるかも知れないとか言っていた事を思い出したけど、今のところ、なんともないので、大変な事は起きないのだろうと安心して、わき上がったお湯をインスタントコーヒーの入ったカップに注ぐ。たあちゃんにも、コーヒーを飲むか聞いたが要らないと言うので、彼女には作らない。俺は、カップのコーヒーをすすりながら、椅子に腰を下ろすと、ふうっとため息をついた。ため息をつくのは俺の癖で、何かにつけため息をつく。ため息をつくと少しほっとするのだ。きっと、ため息の呼気とともに胸の中の重い物が外に出るのだろう。
自然な流れでつけないでしちゃったんだけど、たあちゃんは、何も言わないし、そのまま、中で終わっても、しばらく俺に抱きついて離さない。(しといてなんだが)ちょっと心配になった俺が「大丈夫?」と聞くと、たあちゃん、「何が?」と逆に聞かれる始末。(まあ、女神様なんだから、きっと大丈夫なんだろう)と勝手に納得して、しばらく、つながったまま、いちゃついていたわけだけど、のどが渇いたので、おでこにキスして、ベッドから出た。そして、テーブルの上のポットに水を入れてお湯を沸かしていたわけだけど、ふと振り返ると、上半身を起こして、たあちゃんがこっちを見ている。シーツで胸を隠すような事はせず、右手で上半身を支えながら、じっと、俺を見て、「なんともない?」などと尋ねてくるので、別に異常を感じない俺は「別に。」などと答えると、彼女は、ふうんと言ったきり、また、横になって、布団にくるまった。それで、そう言えば、大変な事になるかも知れないとか言っていた事を思い出したけど、今のところ、なんともないので、大変な事は起きないのだろうと安心して、わき上がったお湯をインスタントコーヒーの入ったカップに注ぐ。たあちゃんにも、コーヒーを飲むか聞いたが要らないと言うので、彼女には作らない。俺は、カップのコーヒーをすすりながら、椅子に腰を下ろすと、ふうっとため息をついた。ため息をつくのは俺の癖で、何かにつけため息をつく。ため息をつくと少しほっとするのだ。きっと、ため息の呼気とともに胸の中の重い物が外に出るのだろう。
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