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二〇〇六年六月二十日(火) 城山公園
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昨日、不愉快な出来事があったので、気分転換にまた城山公園に行ってしまいました。例の男が今日もいました。で、また、話を聞いてしまいました。よせばいいのに、声をかけられたときに、無視できなかったんですね。つい、話を聞いてしまいました。で、今日は、ちょっと、驚きました。まあ、信じないなら信じなくて結構ですけど、というか、俺も信じてないですから。
例の男が言うには、自分は、渋谷一族の人間だと。惣領家の館が、この城山公園にあって、自分の屋敷は、ここからは北に少し離れたところにあったが、数十人の農民を使って田畑を耕作し、領家(荘園の寄進先のこと)に稲を納め、公領にも田畑があるので、国衙にも納めている。自分は、実は国衙の税所の官人でもあるので、そのおかげで、公領の名田の方は経営はうまくいっているし、周囲の荒田を開発したり、田畑を買い集めて、まあ、結構、順調だが、最近、鎌倉の御曹司の息のかかった連中にちょっかい出されて困っているとか。まあ、そんな感じの、意味不明というか時代がかった身の上話をきいているうちに、変な事を言い出した。俺は、渋谷一族の生き残りの子孫なんだって。だから、助けに来てほしいと。いや、もう、俺は、びっくりして、『何、言ってんの?』みたいな感じで、「どういうことなんですか?」って聞いたら、毎晩、変な夢を見ていないかって聞き返してくるのね、変な夢って、あの夢の事かなって思ったけど、黙ってた。そしたら、男は、見ているはずだと。あの館は早川の御館がくださった館ですよと。まあ、意味がわからないので適当に返事をしていたが、あの夢の事知っていることに驚いた。この男、一体、何者なんだろ?
まさか、今晩もあの夢を見るのだろうか?
例の男が言うには、自分は、渋谷一族の人間だと。惣領家の館が、この城山公園にあって、自分の屋敷は、ここからは北に少し離れたところにあったが、数十人の農民を使って田畑を耕作し、領家(荘園の寄進先のこと)に稲を納め、公領にも田畑があるので、国衙にも納めている。自分は、実は国衙の税所の官人でもあるので、そのおかげで、公領の名田の方は経営はうまくいっているし、周囲の荒田を開発したり、田畑を買い集めて、まあ、結構、順調だが、最近、鎌倉の御曹司の息のかかった連中にちょっかい出されて困っているとか。まあ、そんな感じの、意味不明というか時代がかった身の上話をきいているうちに、変な事を言い出した。俺は、渋谷一族の生き残りの子孫なんだって。だから、助けに来てほしいと。いや、もう、俺は、びっくりして、『何、言ってんの?』みたいな感じで、「どういうことなんですか?」って聞いたら、毎晩、変な夢を見ていないかって聞き返してくるのね、変な夢って、あの夢の事かなって思ったけど、黙ってた。そしたら、男は、見ているはずだと。あの館は早川の御館がくださった館ですよと。まあ、意味がわからないので適当に返事をしていたが、あの夢の事知っていることに驚いた。この男、一体、何者なんだろ?
まさか、今晩もあの夢を見るのだろうか?
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