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第1部
6.予期せぬ来訪者 ※
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「ふぅー、ふぅー...くそっ」
自室に戻り乱暴にズボンと下着を取っ払う。
受け取ったクリームを半分すくい取り疼く中に塗りたくる。
徐々に熱がおさまっていくのを感じた。
「......効き目、すごいじゃないか」
ははっ、と先程までの苦痛が和らぎ安堵の息が盛れる。
「今度、ルシアンにお礼を言わないとーーっ!?」
ドロリ、とした魔力が急に大きくなった。
消えたはずの疼きが熱を帯びた甘い刺激の波となり返ってくる。
「どうなってんだよっ」
ベッドに上半身を預け膝立ちの状態になり耐える。
「ーーーっ、くっ」
熱い。奥に欲しい。
触りたい。触りたい。触りたい。
「く、くそぉ」
手を下に持って行き指先で躊躇しつつ触れる。
ーーくちゅ。
オレの理性は飛んでしまった。
* * *
あれからどれだけ時間が経ったのだろうか。
何度か意識をなくした気がする。
いくら達しても甘い刺激の波はおさまらなかった。
柔らかくなった中を指でぐるりと刺激する。
「ああああ!!」
全くおさまる気配がない。
「だ、誰か...助けて」
どうにもならない熱に涙がでそうになる。
「たすけて、ルシアン」
何度も通信具で彼を呼ぼうとした。
この状況をどうにかして欲しい、と。
けれど、ルシアンには婚約者がいる。
「くそっ...」
しかし、この状況をどうにかできるのも頼れるのもルシアンしかいない。
どうすればいい?
どうすれば楽になる?
脳が痺れる程の甘い刺激におかしくなる。
もう誰でもいい。
助けて。
ーーーコンコンッ。
誰だ?
メイドか?執事か?
それとも、ルシアン?
よろよろと立ち上がり扉に向かって歩く。
『テオドール、体調はどうだ?やっぱり心配になってさ』
トリスタンだった。血の気がさーと引いていく。この状況を見られる訳にはいかない。
『入っていいか?』
「だ、だめだ!」
内側から扉を押す。
だめだ、だめだ。
こんな哀れな姿見せられない。
『おい、本当に今日のお前朝からおかしいぞ!?』
「.....おかし、い?」
そうだ。オレは朝からおかしい状況なんだ。
身体も変わり、この疼きすらどうにも出来ない。
どうにかなってしまいそうだ。
震える声をどうにか制御しながらトリスタンに聞く。
「なぁ、お前、婚約者いたっけ?」
『どうしたんだよ、急に。いねぇよ』
「好きな人は?」
『......いないけど。本当になんだよ、急に』
ーーートリスタンでいいか。
ルシアンにも頼れない今この疼きは1人で解決できない。
奥に欲しい。
扉を押していた力を、抜くと僅かに扉が開いた。
トリスタンと目が合う。
「テオ、ドー、ル?」
ごくり、と唾を飲み込む音がトリスタンから聞こえる。
「トリスタン・フェルナンド伯爵令息」
目の前に白銀の壁が現れる。
「ルシ、アン?」
伸ばされ、オレに触れるはずだったトリスタンの手はルシアンによって阻止される。
「まさか君が来るとは思わなかったよ。少し驚いた。テオ、待たせてすまなかったね。さぁ、中に戻ろう」
「ちょっ、待てよ!」
ルシアンの腕をトリスタンぎ掴む。
「テオのことが心配なのは分かる。だが、君は何が起こっているか分からないだろう?」
「それはっ!」
「帰りなさい。トリスタン・フェルナンド伯爵令息。君には関係のないことだ」
扉が閉まる直前に見えたトリスタンの表現は見た事ない程に険しかった。
閉められた扉はルシアンによって鍵がかけられる。
「ルシアン、なんで」
オレをそっと抱き上げ、ベッドに横に寝かせる。
「テオこそ、どうしてこんなになるまで俺を呼ばなかったの?」
呼ぼうと思った。思ったけれど、無理だった。罪悪感がブレーキをかけていた。
「それはお前!......イザベラ様がいるじゃないか」
「それで、トリスタンな頼ろうとしたわけか」
ふー、と息を吐くルシアンはオレの下腹部に指先を這わす。
ルシアンのエメラルドの瞳がどこか怒りを含んだ色をみせる。
「ーーーーお仕置が必要かな?」
ぽわっと赤い光が現れ、体内に入っていく。
それはドロリとした訓練場で味わったものと似ていた。
自室に戻り乱暴にズボンと下着を取っ払う。
受け取ったクリームを半分すくい取り疼く中に塗りたくる。
徐々に熱がおさまっていくのを感じた。
「......効き目、すごいじゃないか」
ははっ、と先程までの苦痛が和らぎ安堵の息が盛れる。
「今度、ルシアンにお礼を言わないとーーっ!?」
ドロリ、とした魔力が急に大きくなった。
消えたはずの疼きが熱を帯びた甘い刺激の波となり返ってくる。
「どうなってんだよっ」
ベッドに上半身を預け膝立ちの状態になり耐える。
「ーーーっ、くっ」
熱い。奥に欲しい。
触りたい。触りたい。触りたい。
「く、くそぉ」
手を下に持って行き指先で躊躇しつつ触れる。
ーーくちゅ。
オレの理性は飛んでしまった。
* * *
あれからどれだけ時間が経ったのだろうか。
何度か意識をなくした気がする。
いくら達しても甘い刺激の波はおさまらなかった。
柔らかくなった中を指でぐるりと刺激する。
「ああああ!!」
全くおさまる気配がない。
「だ、誰か...助けて」
どうにもならない熱に涙がでそうになる。
「たすけて、ルシアン」
何度も通信具で彼を呼ぼうとした。
この状況をどうにかして欲しい、と。
けれど、ルシアンには婚約者がいる。
「くそっ...」
しかし、この状況をどうにかできるのも頼れるのもルシアンしかいない。
どうすればいい?
どうすれば楽になる?
脳が痺れる程の甘い刺激におかしくなる。
もう誰でもいい。
助けて。
ーーーコンコンッ。
誰だ?
メイドか?執事か?
それとも、ルシアン?
よろよろと立ち上がり扉に向かって歩く。
『テオドール、体調はどうだ?やっぱり心配になってさ』
トリスタンだった。血の気がさーと引いていく。この状況を見られる訳にはいかない。
『入っていいか?』
「だ、だめだ!」
内側から扉を押す。
だめだ、だめだ。
こんな哀れな姿見せられない。
『おい、本当に今日のお前朝からおかしいぞ!?』
「.....おかし、い?」
そうだ。オレは朝からおかしい状況なんだ。
身体も変わり、この疼きすらどうにも出来ない。
どうにかなってしまいそうだ。
震える声をどうにか制御しながらトリスタンに聞く。
「なぁ、お前、婚約者いたっけ?」
『どうしたんだよ、急に。いねぇよ』
「好きな人は?」
『......いないけど。本当になんだよ、急に』
ーーートリスタンでいいか。
ルシアンにも頼れない今この疼きは1人で解決できない。
奥に欲しい。
扉を押していた力を、抜くと僅かに扉が開いた。
トリスタンと目が合う。
「テオ、ドー、ル?」
ごくり、と唾を飲み込む音がトリスタンから聞こえる。
「トリスタン・フェルナンド伯爵令息」
目の前に白銀の壁が現れる。
「ルシ、アン?」
伸ばされ、オレに触れるはずだったトリスタンの手はルシアンによって阻止される。
「まさか君が来るとは思わなかったよ。少し驚いた。テオ、待たせてすまなかったね。さぁ、中に戻ろう」
「ちょっ、待てよ!」
ルシアンの腕をトリスタンぎ掴む。
「テオのことが心配なのは分かる。だが、君は何が起こっているか分からないだろう?」
「それはっ!」
「帰りなさい。トリスタン・フェルナンド伯爵令息。君には関係のないことだ」
扉が閉まる直前に見えたトリスタンの表現は見た事ない程に険しかった。
閉められた扉はルシアンによって鍵がかけられる。
「ルシアン、なんで」
オレをそっと抱き上げ、ベッドに横に寝かせる。
「テオこそ、どうしてこんなになるまで俺を呼ばなかったの?」
呼ぼうと思った。思ったけれど、無理だった。罪悪感がブレーキをかけていた。
「それはお前!......イザベラ様がいるじゃないか」
「それで、トリスタンな頼ろうとしたわけか」
ふー、と息を吐くルシアンはオレの下腹部に指先を這わす。
ルシアンのエメラルドの瞳がどこか怒りを含んだ色をみせる。
「ーーーーお仕置が必要かな?」
ぽわっと赤い光が現れ、体内に入っていく。
それはドロリとした訓練場で味わったものと似ていた。
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