89 / 89
エピローグ パラノイアエスケープ
第89話:パラノイアエスケープ
しおりを挟む
午前の柔らかい日差し、穏やかな雀の鳴き声、どこか遠くで走り抜ける車のエンジン音。
ここはどこにでもある閑静な住宅街、ただし超大な病院が建っていることを除いて。
その病院はただ大きいというより、縮尺が狂っていた。何しろ入口のガラス扉があまりにも巨大すぎて、どんなに首を持ち上げても上端が視界に入らない。雲のない空の上、遥か先で消失点になるまでその建物は続いていた。
長い長い扉が川を割るように開き、病院の中から二人の女性が現れる。
一人は車椅子に乗ったお姫様のような少女。口には酸素マスク、腕には大量の点滴。身体中に包帯がグルグルに巻かれ、触れれば折れる枯れ枝の腕や足が患者衣から伸びている。
無数のチューブが身体に繋がる大小さまざまなタンクには色とりどりの薬液が並々と満ち、車椅子が動くたびにチャプチャプ揺れた。痛々しい見た目の中で、袖や足元にあしらわれた白いフリルがちぐはぐな気品を部分的に漂わせている。
もう一人はその車椅子を片手で持ち上げている大柄なナースだ。
こちらは少女とは真逆に背が高く安定した身体つき。頭には大きなナースキャップを被り、更に医療用のマスクで顎まで覆っているために表情がよく見えない。人ひとりと大量の機材が積み込まれた車椅子を完全に宙に持ち上げて歩いている。これでは車輪の意味が無い。
ナースは彼方と神威の姿を認めると、車椅子を更に高く持ち上げ、患者の少女に耳元で話しかけた。
「どうします? お嬢」
「それはどうしましょう。あなたが決めなさい、田中」
「私は田中ではありませんし、決めるのはお嬢です」
「そうだったかしら。佐藤、山本、高橋……」
「人の名前を当てずっぽうで狙うのはやめませんか。どうせ当たったことなんてないんですから」
「それもそうね。ではあなた、どうするか決めるために様子を見てきてくださるかしら?」
「それはできません。患者と離れることはできませんので」
「そうだったかしら?」
「そうですよ」
胡乱なやり取りを繰り返す二人を前に、彼方は神威に向けて肩をすくめて見せた。
「なんだこいつら。頭がおかしいのか?」
「まあ、尋常な思考回路ではないでしょうね。既に彼女らがいくつもの世界を滅ぼしていることは確認しています」
「ありがたいことだ。それでこそ敵だから」
「ええ。可能性の名の下に粛清します」
「さっきの被害者たちが口を揃えて言っていた感じからして、彼女らの少なくとも一方は妄想の類だと思う」
「本体は一つ?」
「少なくとも情報の流れとしてはそうだ。だとすれば、問題はどちらが本体でどちらがオマケかだが」
「おまけは少女の方でしょう。受け答えが適当すぎますし、全く自律していないように見えます」
「ナースの方も大概だ。はっきり喋っているように見えて、新しいことを何も言ってない」
ナースがこちらに向けて軽く会釈をした。手には車椅子を持ち上げたまま。
「あなたたちはともだちでしょうか?」
「初対面だ。世の中には人類皆友達という感性の人間もいるが、私はそうではない」
「どうしてともだちではない人がここにいるんですか?」
「知るか。私からするとその病院がそこにある方が謎だよ」
「御回答ありがとうございます。そちらで少しお待ちください」
「問診か?」
ナースは彼方を無視して再び少女と顔を見合わせる。
「どうします? お嬢」
「それはどうしましょう。あなたには決められないのよね」
「はい、そうです。決めるのはお嬢です」
「そうしようかしら。ともだちじゃないってことは私たちとは違うのよね?」
「そうです。ともだちは唯一無二です。だからともだちに名前は要らないのです」
「そうなるのはどうしてなの?」
「一つしかないものに名前はありません。ただいるからともだちなんです」
「それじゃあそうしましょう、私のともだち」
その言葉が切れるや否や、ナースが少女の後頭部に手刀を叩き込む。
少女が目を閉じてカクンと首を垂れる。それは単に気絶だった。
少女が意識を失うと同時にナースの身体が大きく歪む。大きな身体が飴細工のように伸び、ぐるぐると渦巻きに回る。背後の病院がその回転に巻き込まれ、長い長い建物もとぐろを巻く。
彼方は半歩だけ後ろに飛ぶ。回転に巻き込まれた右腕が蛆虫となってそこら中に飛び散った。浮遊する蛆はすぐに千匹近くが固まって妖精の姿を成し、彼方に向けて文句を垂れる。
「なんか初手で私がぶっ飛ばされること多くないかな。最近扱いが雑じゃん」
「そうなるようにコントロールしている。死なないお前の四肢より様子見に向いたものはない。別に死んでくれてもいいが」
着地しながら足元の終末器をローラーブレードで押した。そして神威を抱き寄せて転移に備える。腕の中で神威が僅かに身じろぎする。
空から雷が落ち、病院の壁面が縦にひび割れた。罅はバナナの皮を剥くように下っていく。
壁の内側からは赤い塊が現れた。それは血管とも筋肉とも付かない器官を満遍なく備えた真紅の肉塊であり、建造物というよりは生物のようにも見える。縦に割れた謎の病院生命体はプルンと揺れて分裂した。
「終末器は起動したはずですが、夢に飲み込まれて戻されたようですね」
「夢見の類だな」
「恐らく。本人にも想像力を制御できないしする気もない、厄介な手合いです。とりあえずは彼女が空想上の友人以外とも会話できるかどうかが一つの争点かもしれません」
「イマジナリーフレンドみたいなものか。この手のメルヘンチックなやつは麗華の方が得意じゃないか?」
「彼女は今は修行でもしているはずです。連絡手段もなくはないですが」
「わかってる、言ってみただけだ。私たちがエンカウントした以上は私たちの敵だ。頼まれても渡すつもりはない」
患者の少女の目が一度瞬いた。
鞭のような閃光が走り、蛆虫の腕が飛ばされる。しかし、またもこもこと湧き出した腕を見て少女は驚いたようにもう三度瞬く。
そして少女はそこで初めて気付いたかのように彼方の目を見た。確かに目が合っているはずだが、長い睫毛の先にある目は暗く底が見えない。
「あら、珍しいのね。私のともだちがお相手したのかと思ったわ。いつもみたいに」
「ナースなら妄想から戻ってきていないんじゃないか? そしてようやく会話が通じたな。お前の妄想じゃなくてお前にだ」
「あなたはどなた? 私は誰でしたかしら?」
「誰でもいいさ。一度殺し合えば誰だって友達だし、一度友達になれば誰だって殺し合いだから」
「誰でもいいのね。それってとっても素敵だわ」
「同感だ。無限に祝福しよう。私たちゲーマーを、そして君たち親愛なる敵と可能性を。ゲームの名の下に、お前に勝利する!」
さあ、コンティニュー!
<完>
ここはどこにでもある閑静な住宅街、ただし超大な病院が建っていることを除いて。
その病院はただ大きいというより、縮尺が狂っていた。何しろ入口のガラス扉があまりにも巨大すぎて、どんなに首を持ち上げても上端が視界に入らない。雲のない空の上、遥か先で消失点になるまでその建物は続いていた。
長い長い扉が川を割るように開き、病院の中から二人の女性が現れる。
一人は車椅子に乗ったお姫様のような少女。口には酸素マスク、腕には大量の点滴。身体中に包帯がグルグルに巻かれ、触れれば折れる枯れ枝の腕や足が患者衣から伸びている。
無数のチューブが身体に繋がる大小さまざまなタンクには色とりどりの薬液が並々と満ち、車椅子が動くたびにチャプチャプ揺れた。痛々しい見た目の中で、袖や足元にあしらわれた白いフリルがちぐはぐな気品を部分的に漂わせている。
もう一人はその車椅子を片手で持ち上げている大柄なナースだ。
こちらは少女とは真逆に背が高く安定した身体つき。頭には大きなナースキャップを被り、更に医療用のマスクで顎まで覆っているために表情がよく見えない。人ひとりと大量の機材が積み込まれた車椅子を完全に宙に持ち上げて歩いている。これでは車輪の意味が無い。
ナースは彼方と神威の姿を認めると、車椅子を更に高く持ち上げ、患者の少女に耳元で話しかけた。
「どうします? お嬢」
「それはどうしましょう。あなたが決めなさい、田中」
「私は田中ではありませんし、決めるのはお嬢です」
「そうだったかしら。佐藤、山本、高橋……」
「人の名前を当てずっぽうで狙うのはやめませんか。どうせ当たったことなんてないんですから」
「それもそうね。ではあなた、どうするか決めるために様子を見てきてくださるかしら?」
「それはできません。患者と離れることはできませんので」
「そうだったかしら?」
「そうですよ」
胡乱なやり取りを繰り返す二人を前に、彼方は神威に向けて肩をすくめて見せた。
「なんだこいつら。頭がおかしいのか?」
「まあ、尋常な思考回路ではないでしょうね。既に彼女らがいくつもの世界を滅ぼしていることは確認しています」
「ありがたいことだ。それでこそ敵だから」
「ええ。可能性の名の下に粛清します」
「さっきの被害者たちが口を揃えて言っていた感じからして、彼女らの少なくとも一方は妄想の類だと思う」
「本体は一つ?」
「少なくとも情報の流れとしてはそうだ。だとすれば、問題はどちらが本体でどちらがオマケかだが」
「おまけは少女の方でしょう。受け答えが適当すぎますし、全く自律していないように見えます」
「ナースの方も大概だ。はっきり喋っているように見えて、新しいことを何も言ってない」
ナースがこちらに向けて軽く会釈をした。手には車椅子を持ち上げたまま。
「あなたたちはともだちでしょうか?」
「初対面だ。世の中には人類皆友達という感性の人間もいるが、私はそうではない」
「どうしてともだちではない人がここにいるんですか?」
「知るか。私からするとその病院がそこにある方が謎だよ」
「御回答ありがとうございます。そちらで少しお待ちください」
「問診か?」
ナースは彼方を無視して再び少女と顔を見合わせる。
「どうします? お嬢」
「それはどうしましょう。あなたには決められないのよね」
「はい、そうです。決めるのはお嬢です」
「そうしようかしら。ともだちじゃないってことは私たちとは違うのよね?」
「そうです。ともだちは唯一無二です。だからともだちに名前は要らないのです」
「そうなるのはどうしてなの?」
「一つしかないものに名前はありません。ただいるからともだちなんです」
「それじゃあそうしましょう、私のともだち」
その言葉が切れるや否や、ナースが少女の後頭部に手刀を叩き込む。
少女が目を閉じてカクンと首を垂れる。それは単に気絶だった。
少女が意識を失うと同時にナースの身体が大きく歪む。大きな身体が飴細工のように伸び、ぐるぐると渦巻きに回る。背後の病院がその回転に巻き込まれ、長い長い建物もとぐろを巻く。
彼方は半歩だけ後ろに飛ぶ。回転に巻き込まれた右腕が蛆虫となってそこら中に飛び散った。浮遊する蛆はすぐに千匹近くが固まって妖精の姿を成し、彼方に向けて文句を垂れる。
「なんか初手で私がぶっ飛ばされること多くないかな。最近扱いが雑じゃん」
「そうなるようにコントロールしている。死なないお前の四肢より様子見に向いたものはない。別に死んでくれてもいいが」
着地しながら足元の終末器をローラーブレードで押した。そして神威を抱き寄せて転移に備える。腕の中で神威が僅かに身じろぎする。
空から雷が落ち、病院の壁面が縦にひび割れた。罅はバナナの皮を剥くように下っていく。
壁の内側からは赤い塊が現れた。それは血管とも筋肉とも付かない器官を満遍なく備えた真紅の肉塊であり、建造物というよりは生物のようにも見える。縦に割れた謎の病院生命体はプルンと揺れて分裂した。
「終末器は起動したはずですが、夢に飲み込まれて戻されたようですね」
「夢見の類だな」
「恐らく。本人にも想像力を制御できないしする気もない、厄介な手合いです。とりあえずは彼女が空想上の友人以外とも会話できるかどうかが一つの争点かもしれません」
「イマジナリーフレンドみたいなものか。この手のメルヘンチックなやつは麗華の方が得意じゃないか?」
「彼女は今は修行でもしているはずです。連絡手段もなくはないですが」
「わかってる、言ってみただけだ。私たちがエンカウントした以上は私たちの敵だ。頼まれても渡すつもりはない」
患者の少女の目が一度瞬いた。
鞭のような閃光が走り、蛆虫の腕が飛ばされる。しかし、またもこもこと湧き出した腕を見て少女は驚いたようにもう三度瞬く。
そして少女はそこで初めて気付いたかのように彼方の目を見た。確かに目が合っているはずだが、長い睫毛の先にある目は暗く底が見えない。
「あら、珍しいのね。私のともだちがお相手したのかと思ったわ。いつもみたいに」
「ナースなら妄想から戻ってきていないんじゃないか? そしてようやく会話が通じたな。お前の妄想じゃなくてお前にだ」
「あなたはどなた? 私は誰でしたかしら?」
「誰でもいいさ。一度殺し合えば誰だって友達だし、一度友達になれば誰だって殺し合いだから」
「誰でもいいのね。それってとっても素敵だわ」
「同感だ。無限に祝福しよう。私たちゲーマーを、そして君たち親愛なる敵と可能性を。ゲームの名の下に、お前に勝利する!」
さあ、コンティニュー!
<完>
0
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(3件)
あなたにおすすめの小説
「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~
あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。
彼は気づいたら異世界にいた。
その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。
科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います
町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。


面白いです!
The Killing of a Sacred Dearってことですよね?
ありがとうございます!
お察しの通り、映画『聖なる鹿殺し』("The Killing of a Sacred Deer")のもじりで『聖なる知己殺し』("The Killing of a Sacred Dear")です。台詞で「略してKSD」と言うときに若干わかりづらかったので多少冠詞を弄って"Killing of the Sacred Deer"と表記していました。
が、今改めて見ると別に言うほどわかりづらくはないし、元ネタと噛み合わない方が気持ち悪いと思ったので"The Killing of a Sacred Dear"に修正しました。
すめうじから読んでます!思弁とキャラ造形がアクセル全開で魅力的、物語も速度感があって続きを読みたくなる引力がある、だからこそ
丁寧すぎる風景描写や状況説明がじれったい。
せっかくふんだんにイラストを使っているのだし、補完できる部分や特にこだわりがない部分があればバッサリ切っていい気も
ありがとうございます!
すめうじより描写が丁寧めなのは意図的なもので、長編につき後々効いてきたりこなかったりするので引き続きよろしくお願いします
面白い!今後の展開に期待!
ありがとうございます
どんどん面白くなるので期待していてください