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第一章
12.反動※
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「レイはスイを私の部屋に!私とアルは、ジルにお茶を飲ませたら、そっちに向かう!」
「「はっ!!」」
「ジルはお茶を飲んだら、スイに言われたとおり、今日はゆっくりするんだ。詳しい話は明日するから」
「わかった。絶対だぞ?」
「無論だ!!私のスイの事はお前にも知っていて欲しいからな」
そこまで聞いて私はスイを抱き上げ、殿下の部屋に駆け込むと、そこで意識を浮上させたスイが私の胸元をギュッと掴む。
顔を見ると口をハクハクとさせ、何か伝えたいようで、彼の口元に耳を傾けると、
「風呂につれ、って・・・・・・・。レイの水、お、れにかけ・・・てっ!」
「っ!!!わかりました!隣に浴室がありますからっ!」
殿下の私室にある浴室は決して広くはないそんな場所に、男二人で入るとやはり狭く感じる。
私はスイの服を脱がせていると、服が肌に擦れるのに感じてしまうのか、甘い声が漏れ、私はその声に欲情してしまう。
しかし、現状として私の欲情はどうでもいいことだ。私も上着を脱ぎ捨て、そして、
「スイ、頭から水をかけますよ?目を瞑ってくださいっ!」
「ん・・・・・・・」
私は両手をスイの頭上に翳して、雨を降らせるイメージをすると、シャーという澄んだ音が私の手のひらから溢れ、スイの綺麗な裸体を隈なく濡らしていく様は、とても素晴らしく美しい。
「ぅ・・・・・ぁ・・・・・・」
そして、欲を孕んだ声を漏らし恥じらう姿は、なんと可愛らしいことか。
私はスイを抱きしめたい衝動をどうにか抑え、水をかけ続けた。
「も、いい、レイ・・・・・・・・ぁ・・・・・・・熱、だいぶ、おさ、ぁっ、たから」
「っ!!」
その言葉を聞いて、私はスイの身体をタオルで包むと、冷え切った体温が私の身体にまで伝わってくる。
慌てて温かいお湯をかけようとするけど、拒否され、そのまま首に腕を回されたため、私はスイをベッドに優しく落としたのだった。
いつの間にか部屋にはジオルド殿下とアルバート団長が来ており、スイの様を見ると顔を青くし、彼を労る。
「ぁ、ジオ・・・ルドっでんかぁ!もうっ!身体がっ!あああっ!」
ジオルド殿下がスイに触れた途端、スイの欲は膨れあがり、遂には触れてもいない彼のモノから熱い迸りを放つ姿を見てしまったのだ。
「ぁ・・・やぁ・・・・・・さわら・・・・・・ジオ・・・ぁっ!」
感度が上がりすぎているのか、ジオルド殿下が触る度にビクビクと身体を震わせる。
そして、残っている少しの意識で、太ももを擦り合わせて、下腹部の快楽を隠そうともしている。
なんと淫らで、妖艶で・・・・・・・・・・・。
「ああ、私もスイを食べたい」
と、欲が孕んだ声でスイへと唇を寄せるのだった。
もうどれだけの時間、スイを揺さぶっただろう、鳴きすぎて声を出せなくなった彼をまだ私たちは余すことなく食べているのだ。
「っ・・・・・・・・・ぁ・・・・・ぅ」
囀りですら苦しいようで、口をハクハクとさせる折りに小さく漏れるだけ。
スイには身体を支える力も気力もなく、我々にただただ後ろを穿たれ、行き過ぎた快楽を味わっている。そして、
「も・・・・・む・・・り」
と、聞き取れるくらいの声で一言鳴いて、意識を閉じたのだ。
「二人は先に風呂に入ってくれ。私はスイと入る」
「「はい」」
アルバートとレイフォードを先に湯に入らせる。私はぐったりしたスイを抱きしめ、顔色の悪い頬にキスを一つ落とす。
ここまで愛おしいと思った人に出会ったことはない。
今回は仕方ないとしても、次回以降はアルバートにもレイフォードにも触らせたくない。
私が一人愛したい。
私だけがスイを愛して良いのだと思いたい。
私は、スイの全てが欲しいのだ。
私だけのスイであって欲しい。
どうかどうか、私だけのスイになってくれないか・・・・・・・・・・・・
「「はっ!!」」
「ジルはお茶を飲んだら、スイに言われたとおり、今日はゆっくりするんだ。詳しい話は明日するから」
「わかった。絶対だぞ?」
「無論だ!!私のスイの事はお前にも知っていて欲しいからな」
そこまで聞いて私はスイを抱き上げ、殿下の部屋に駆け込むと、そこで意識を浮上させたスイが私の胸元をギュッと掴む。
顔を見ると口をハクハクとさせ、何か伝えたいようで、彼の口元に耳を傾けると、
「風呂につれ、って・・・・・・・。レイの水、お、れにかけ・・・てっ!」
「っ!!!わかりました!隣に浴室がありますからっ!」
殿下の私室にある浴室は決して広くはないそんな場所に、男二人で入るとやはり狭く感じる。
私はスイの服を脱がせていると、服が肌に擦れるのに感じてしまうのか、甘い声が漏れ、私はその声に欲情してしまう。
しかし、現状として私の欲情はどうでもいいことだ。私も上着を脱ぎ捨て、そして、
「スイ、頭から水をかけますよ?目を瞑ってくださいっ!」
「ん・・・・・・・」
私は両手をスイの頭上に翳して、雨を降らせるイメージをすると、シャーという澄んだ音が私の手のひらから溢れ、スイの綺麗な裸体を隈なく濡らしていく様は、とても素晴らしく美しい。
「ぅ・・・・・ぁ・・・・・・」
そして、欲を孕んだ声を漏らし恥じらう姿は、なんと可愛らしいことか。
私はスイを抱きしめたい衝動をどうにか抑え、水をかけ続けた。
「も、いい、レイ・・・・・・・・ぁ・・・・・・・熱、だいぶ、おさ、ぁっ、たから」
「っ!!」
その言葉を聞いて、私はスイの身体をタオルで包むと、冷え切った体温が私の身体にまで伝わってくる。
慌てて温かいお湯をかけようとするけど、拒否され、そのまま首に腕を回されたため、私はスイをベッドに優しく落としたのだった。
いつの間にか部屋にはジオルド殿下とアルバート団長が来ており、スイの様を見ると顔を青くし、彼を労る。
「ぁ、ジオ・・・ルドっでんかぁ!もうっ!身体がっ!あああっ!」
ジオルド殿下がスイに触れた途端、スイの欲は膨れあがり、遂には触れてもいない彼のモノから熱い迸りを放つ姿を見てしまったのだ。
「ぁ・・・やぁ・・・・・・さわら・・・・・・ジオ・・・ぁっ!」
感度が上がりすぎているのか、ジオルド殿下が触る度にビクビクと身体を震わせる。
そして、残っている少しの意識で、太ももを擦り合わせて、下腹部の快楽を隠そうともしている。
なんと淫らで、妖艶で・・・・・・・・・・・。
「ああ、私もスイを食べたい」
と、欲が孕んだ声でスイへと唇を寄せるのだった。
もうどれだけの時間、スイを揺さぶっただろう、鳴きすぎて声を出せなくなった彼をまだ私たちは余すことなく食べているのだ。
「っ・・・・・・・・・ぁ・・・・・ぅ」
囀りですら苦しいようで、口をハクハクとさせる折りに小さく漏れるだけ。
スイには身体を支える力も気力もなく、我々にただただ後ろを穿たれ、行き過ぎた快楽を味わっている。そして、
「も・・・・・む・・・り」
と、聞き取れるくらいの声で一言鳴いて、意識を閉じたのだ。
「二人は先に風呂に入ってくれ。私はスイと入る」
「「はい」」
アルバートとレイフォードを先に湯に入らせる。私はぐったりしたスイを抱きしめ、顔色の悪い頬にキスを一つ落とす。
ここまで愛おしいと思った人に出会ったことはない。
今回は仕方ないとしても、次回以降はアルバートにもレイフォードにも触らせたくない。
私が一人愛したい。
私だけがスイを愛して良いのだと思いたい。
私は、スイの全てが欲しいのだ。
私だけのスイであって欲しい。
どうかどうか、私だけのスイになってくれないか・・・・・・・・・・・・
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