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第一章
41.どの世界も同じ
俺の指示したとおりに、『瘴気』を祓い、清浄化を着々とあちら組も行っているようだ。
空が蒼く澄んでいく・・・・・・・・。
朱雀も飛びやすそうだ。
その朱雀の周りには、小鳥が増えている。
はは、友達を作れたみたいだな。
それより俺が気になったのは、否、吐き気がするほど悍(おぞ)ましいのが、遺体の多さだった。
スラムも多かった。だが、こちらも比ではなかった。路地に隠し、水路に隠し、地下に隠し・・・・・・。
『瘴気』が溢れかえる原因の一つだ。
でも、これを民が放置するはずがない!訴えていたはずなのだ、王城にっ!
それでもこの悲惨な光景を産み出したのだ。
どうせ、首謀者は、「聞いてない」「見ていない」「言っていない」の三要素に追加で「知らない」を付け加えるのだろう。
これは俺の元の世界では有り触れたことだった。
上司や先輩がよく使う言葉。そして、自分の非を認めず、謝りもせず、そして、全責任を人に押しつける。
挙げ句の果てには、自分が行った失敗を上司に「あいつがやりました」という虚偽の報告をあげ、こちらが『悪者』になっていたりする。
だから、「あの子は仕事ができない」などの悪口が閉鎖的な空間では隙間なく蔓延する。
こういうことは、どこの世界でも同じなのだと思わされた。
ただ、ただ、全面的に卑怯で、人間としてあるまじき行為で、そして、正直「今までよく後ろから刺されなかったね?」と言ってやりたい行動であるのだ。
そんな奴こそ自分の事は棚に上げ、自分が行っている諸行を他人に怒るのだ。「五月蠅いって言ってるでしょ!」とか「ここ、埃が溜まってるけど?」とか「足音五月蠅い」とか、まじで小姑かと思うやつ当たり。
まじ、最低・・・・・・。それ、あんたが全てしていることですけどねっ!と、言ってやりたい文句の数々。
ま、それが理解出来ないからこそ、絶対的に自分が正しく、間違いを修正されれば謝りもせず、責任を押しつける。ほんと、腐った世界だったわ、元の世界。
それが今の世界でもあるんだな~~と、反吐が出そうなくらいに咳き込んでやる。
ただな、一つ言いたいのが、そして、機会があるなら復讐したいのだが、俺は元の世界では
頭領
だったんだぞ!!!
会うことがあれば、必ず「殺す!」。
もう、容赦はしない。
あいつらは
皆殺しだ!!!
そんな考えの俺が「神」だぞ?笑えるな。
ほんと、まじ、ありえねーー・・・・・・・・。
「スイ団長??どうされましたか?」
付いてきてくれた騎士の中でも順位が高い者が俺に話しかけてきた。
「え?何が?」
「っ!申し訳ございません。スイ団長の頬に水滴が見えたものですから」
彼が言う水滴とは?
俺はそっと自分の顔を撫でると、冷たい水が指先に付いていた。
「ふふ、気遣ってくれてありがとう。俺は大丈夫だ。君、名前は?」
「はっ!私は第一騎士団所属、ケーリニヒ・マスカルゴと申します!」
「うん、覚えておく。ありがとう。そして、君の力は俺を癒やしてくれた。俺を言葉で癒すなんて、凄い加護を持っている証拠だ!精進を!」
「はっ!嬉しきお言葉っ!!」
彼は俺より年上だろう。俺に恐れを成さず、話をしてくれる度胸。そして、優しさ。
欲しい人材だけど、言ってくれるような第一殿下ではないよな~~~。
空が蒼く澄んでいく・・・・・・・・。
朱雀も飛びやすそうだ。
その朱雀の周りには、小鳥が増えている。
はは、友達を作れたみたいだな。
それより俺が気になったのは、否、吐き気がするほど悍(おぞ)ましいのが、遺体の多さだった。
スラムも多かった。だが、こちらも比ではなかった。路地に隠し、水路に隠し、地下に隠し・・・・・・。
『瘴気』が溢れかえる原因の一つだ。
でも、これを民が放置するはずがない!訴えていたはずなのだ、王城にっ!
それでもこの悲惨な光景を産み出したのだ。
どうせ、首謀者は、「聞いてない」「見ていない」「言っていない」の三要素に追加で「知らない」を付け加えるのだろう。
これは俺の元の世界では有り触れたことだった。
上司や先輩がよく使う言葉。そして、自分の非を認めず、謝りもせず、そして、全責任を人に押しつける。
挙げ句の果てには、自分が行った失敗を上司に「あいつがやりました」という虚偽の報告をあげ、こちらが『悪者』になっていたりする。
だから、「あの子は仕事ができない」などの悪口が閉鎖的な空間では隙間なく蔓延する。
こういうことは、どこの世界でも同じなのだと思わされた。
ただ、ただ、全面的に卑怯で、人間としてあるまじき行為で、そして、正直「今までよく後ろから刺されなかったね?」と言ってやりたい行動であるのだ。
そんな奴こそ自分の事は棚に上げ、自分が行っている諸行を他人に怒るのだ。「五月蠅いって言ってるでしょ!」とか「ここ、埃が溜まってるけど?」とか「足音五月蠅い」とか、まじで小姑かと思うやつ当たり。
まじ、最低・・・・・・。それ、あんたが全てしていることですけどねっ!と、言ってやりたい文句の数々。
ま、それが理解出来ないからこそ、絶対的に自分が正しく、間違いを修正されれば謝りもせず、責任を押しつける。ほんと、腐った世界だったわ、元の世界。
それが今の世界でもあるんだな~~と、反吐が出そうなくらいに咳き込んでやる。
ただな、一つ言いたいのが、そして、機会があるなら復讐したいのだが、俺は元の世界では
頭領
だったんだぞ!!!
会うことがあれば、必ず「殺す!」。
もう、容赦はしない。
あいつらは
皆殺しだ!!!
そんな考えの俺が「神」だぞ?笑えるな。
ほんと、まじ、ありえねーー・・・・・・・・。
「スイ団長??どうされましたか?」
付いてきてくれた騎士の中でも順位が高い者が俺に話しかけてきた。
「え?何が?」
「っ!申し訳ございません。スイ団長の頬に水滴が見えたものですから」
彼が言う水滴とは?
俺はそっと自分の顔を撫でると、冷たい水が指先に付いていた。
「ふふ、気遣ってくれてありがとう。俺は大丈夫だ。君、名前は?」
「はっ!私は第一騎士団所属、ケーリニヒ・マスカルゴと申します!」
「うん、覚えておく。ありがとう。そして、君の力は俺を癒やしてくれた。俺を言葉で癒すなんて、凄い加護を持っている証拠だ!精進を!」
「はっ!嬉しきお言葉っ!!」
彼は俺より年上だろう。俺に恐れを成さず、話をしてくれる度胸。そして、優しさ。
欲しい人材だけど、言ってくれるような第一殿下ではないよな~~~。
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