不運が招く人間兵器の異世界生活

紫苑

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第四章

35 堕ちた神話

「な、なんじゃこれは!!!ち、力がっ!」
「ひぃ、ぁ、ぁ、ぁ、ぅぁ・・・・・・・」
小さく喘ぐ翠蓮の目は虚ろながらしっかりとヨルムンガンドを映しており・・・・・・・。
「貴様!我に何をした!許さんぞ!」
翠蓮の首を掴み、絞め殺そうとするも身体が拘束されたように動けない。
「ぉ、ぁ、ぁ、ぁ、はぁ・・・・・・もぅお前のちか、らは・・・・・」
漸く翠蓮の瞳に光が戻り、
怠い身体に叱咤して、力を遣い、自分の身体に撒き散らされた精液を排除する。
「は~~~力は入んないけど、気持ち悪さはなくなったな」
「貴様!我に何を!」
「何をって?ナニを、かな??お前、やけに俺の身体や精液が『甘い』『美味い』って言ってただろう?そりゃそうだ。俺がお前を釣ってたんだからな」
「何わけわからんことを!!それがどうした!!」
「その精液にお前の『力』を奪う作用を入れてたんだよな~~~。体力が限界だったけど、もうまじで身体ん中、精液すっからかんだけどさ~~。お前の力全て奪えたから、もうお前『大蛇』に戻れないぞ?」
「っ!そんなはず!ふんっ!ふん!!!な、なんだ、と・・・・・・・・」
「それと駄目だしだけどよ、お前、俺の胎ん中にぶちまけただろう?おかげでお前を俺の眷属にできたわ~~~」
「っ!き、貴様!!!!!殺してやる!!!」
「どうぞ?もう『主』には逆らえないだろう、ヨルちゃん??」
ヨルムンガンドは翠蓮に危害を加えようと、殴り殺そうとしても、思いだけで身体が動くことはなかった。
「貴様は一体何者だ・・・・・・この我を『眷属』にするとは、ただ者ではなかろう」
「うん、俺はね~~」


「世界最強の、神に愛されし、異世界の『人間兵器』だ」


「い、せかい???貴様この世界の者ではないのか?いや、神に愛された?何馬鹿なことを!!!」
「五神獣様、もう出てきて良いですよ。ただし怒りをすっこめてからね~~」
そう、俺がこちらに呼んでもいないのに、俺がさんざんな扱いを受けているのを自分たちの世界から見て、我慢できず勝手にこちらの世界に顕現したのだ。
「せ、青龍!白虎に、朱雀に玄武!それに麒麟だとっ!!!き、貴様っ!いや、ああ、我が敗北した時点で貴方様は「ただ者ではない」のだったな・・・・・・・・」
「そういうこと!本当は穏便にいきたかったんだけど、君怒り狂ってたからね~。俺は自分の身体を犠牲にして、君を欲しました~~~!激痛しかなかったけどな!!」
「っ!もう貴方様に逆らうようなことは致しません。力を、我に力を戻しては貰えないでしょうか?」
「え、いいよ、別に。もう眷属になったから、勝手に力使えないしね~」
それにこれ以上力はいらん!制御が難しくなる?
ん、待てよ?確かヨルムンガンドって『毒』を吐く大蛇だよな?
「毒の研究はさせてな」
「・・・・・・主の言われるがままに」
ヨルムンガンド、長いのでヨルちゃんは俺の前に膝を付き、手、足の甲にキスを落とす。
「よし、契約終了!こらこら神獣様たち怒りを静めて!俺はほらなんともないし!」
「ばかもん!精を綺麗にしたとは言え、貴様後肛が元に戻っておらんぞ!」
「やっぱりか~~~。ま、体力が戻れば自力で治す、って!玄武いいよっ!」
「だまらっしゃい!」
強制的に俺は尻を皆の前の晒され、治療されたのでした。
何とも情けない格好です事!!!
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