どちらの王妃でも問題ありません【完】

mako

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目覚めは最高

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久々に何も考えず熟睡していたリデュアンネの目覚めは快調だった。マリーとルイザが来る前には起きてソファでまったりしているところにマリーとルイザが驚いた様に言う。

『リデュ様!どうされましたか?』

『どうもしないわよ、今日は気分がいいわ』
窓を開けると、

『では、早速お支度を』

全く、ルイザは真面目が過ぎるわ。少しくらい余韻を楽しみたいのに‥

『今日はドレスではないので髪は上げましょうか?』とテキパキと髪を結っていく。

『ドレスではないって?』
振り返るとキュっと前を向かされ

『聞いておりませんか?本日は殿下とお出掛けだそうですよ』

お出掛け?どこへ?ってか

『!駄目駄目~今日は昨日の分まで取り返さなきゃテオドールに殺されるわ』

昨日やらかした分、今日はみっちり執務を片付けないとヤバいわ。

『殿下がお待ちですから、さあ早く』
二人にされるがまま仕上げられ鏡を見ると‥


うん、悪くない♡

すっかりお出掛け気分で部屋を出ると‥
!!

『ちっ、違うの。違う違う~』

そこにはテオドールが立っていた。
『何が違うのですか?』

『私は今日こそ、執務室に籠もって片付けなきゃってね??ね?マリー?』
二人は私から視線を逸らす。
ぇえ~?何でよ‥

『その割にはお出掛けモード全開ですが?』

‥バレた。

『さあ、殿下がお待ちですから』
そういうと、テオドールは先に歩き出す。

何だ、テオドールも公認なのね♡早く言ってよ。

それにしても、何処へいくのかしら?



馬車で待つ殿下の元へ急ぐ途中、テオドールに
『テオ、私が口添えしてあげようか?』
とテオドールを覗き込むと

『何をですか?』

『ほら、馬車が2台ってことは、貴方は殿下の護衛たちと一緒になるのでしょう?殿下の護衛と西国の執事。‥私たちと一緒に乗る?』

ため息をついたテオドールは
『私は子どもですか?』

『だって貴方、コミュニケーションにいささか問題がありそうでしょう?話しに面白みが欠けるというか、ね?』

『余計なお世話です!』

真っ赤な顔をして、後ろの馬車に乗り込むテオドールであった。
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