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力をみせよ
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『何、紐解けば簡単な事だ。帝国を復活させ大きな領土を手にしたい者が居た。だが、西国には友好的帝国復活を掲げる国王が君臨する。そこに利用価値のある娘と疑う事を知らない王太子がいただけの話しだろ?』
顔を歪めるアルフレッド殿下に返す言葉はない。
『私は西国国王を尊敬している。友好的復活ならば我が国も望むところ。もちろん西国出身東国出身関係なく力ある者を要所に配置する。当たり前のことだ。それが何故わからんか。』
『素晴らしいですわ!』
クラウディア様は立場を忘れて殿下に共感する。
『こんなくだらない事をわざわざ表沙汰にすることを望んではいない。大陸2大王国の一つである西国の、この醜態が他国に知れれば、西国に取って代わろうとする国々が出て来てもおかしくはない。』
青ざめるアルフレッド殿下に追い打ちを掛けるように
『アルフレッド殿下の責任の元、オブライアン公爵の処罰を求める。まずは我が国が掴んでいる程度の情報を把握し適切に処罰せよ。』
『そんな!』
自分の家の処罰にクラウディア様が声を上げる。
『静まれ、クラウディア。ハインリッヒ殿下承知致しました。温情に感謝申し上げます。』頭を下げるアルフレッド殿下に
『何が温情なのよ。酷いわ!オリビア帝国の復活に尽力するお父様を処罰するなんて、納得できないわ!』
貴女の納得はいりませんわ。クラウディア様。そもそも元々あなたが処罰の対象でしたのよ。それにあなたの口がこの事態を招いたのよ、クラウディア様。
『黙れ、クラウディア。頼むから大人しくしてくれ』
『何よ!私がお荷物みたいな言い方。私聖女よ。』
‥お荷物。珍しく把握しているわ。
『だいたい貴方がそんなだから、婚約者をお飾りとして嫁がせる羽目になったのよ。あなたとリデュアンネ様が結婚されていたなら、私がこんな事にはなっていないわ!むしろ巻き込まれた私は被害者だわ。』
『王太子妃、不愉快な話しはやめろ。
アルフレッド殿下、我妻、東国王太子妃を拉致し暴行した貴方の妻の処罰も忘れるな。』
『!ですからそれは誤解ですって。こうなったら両国のためにも話を戻し、アルフレッド殿下とリデュアンネ様が睦まじく西国を治めて行けばよろしいのです。』
こうなったらってどうなったらですのかしら。
こんな時ですのにアルフレッド殿下は明るく顔を上げる。
アルフレッド殿下、貴方もどうなの?この状況下で。
『却下。そもそも王太子妃の意見など聞いてなどいない。』
『前も言いましたが、よろしければ私が力になりますわ。愛し合う二人を引裂く役目は正直辛かったのです。ハインリッヒ殿下もお飾りの妻を娶るのは本位ではないでしょう?そもそも白い結婚なのでしょう?』
ハインリッヒ殿下の横に移動し身体を寄せる。
『触れる事は許さん。』
『まあ、お照れにならなくても、殿下のツンデレは承知してますわ!』
‥ツンデレって、この場で言える貴女は強い。
『白い結婚などお辛いでしょう?』
あからさまに明るい表情になるアルフレッド殿下。
そんなに白い結婚が羨ましいのかしら?
『それ以上口を開くならば、不敬罪とする。』
手を絡めそうになっていた腕を瞬時に戻したクラウディア様。
『‥私はどうなりますの?』
さっきまでよその男に尻尾を振っていたはずが今度はアルフレッド殿下に上目遣いですり寄るクラウディア様。
流石に白馬に乗った王子様も笑ってはいられない。
『‥はぁ 』
大きな溜息を落とした。
顔を歪めるアルフレッド殿下に返す言葉はない。
『私は西国国王を尊敬している。友好的復活ならば我が国も望むところ。もちろん西国出身東国出身関係なく力ある者を要所に配置する。当たり前のことだ。それが何故わからんか。』
『素晴らしいですわ!』
クラウディア様は立場を忘れて殿下に共感する。
『こんなくだらない事をわざわざ表沙汰にすることを望んではいない。大陸2大王国の一つである西国の、この醜態が他国に知れれば、西国に取って代わろうとする国々が出て来てもおかしくはない。』
青ざめるアルフレッド殿下に追い打ちを掛けるように
『アルフレッド殿下の責任の元、オブライアン公爵の処罰を求める。まずは我が国が掴んでいる程度の情報を把握し適切に処罰せよ。』
『そんな!』
自分の家の処罰にクラウディア様が声を上げる。
『静まれ、クラウディア。ハインリッヒ殿下承知致しました。温情に感謝申し上げます。』頭を下げるアルフレッド殿下に
『何が温情なのよ。酷いわ!オリビア帝国の復活に尽力するお父様を処罰するなんて、納得できないわ!』
貴女の納得はいりませんわ。クラウディア様。そもそも元々あなたが処罰の対象でしたのよ。それにあなたの口がこの事態を招いたのよ、クラウディア様。
『黙れ、クラウディア。頼むから大人しくしてくれ』
『何よ!私がお荷物みたいな言い方。私聖女よ。』
‥お荷物。珍しく把握しているわ。
『だいたい貴方がそんなだから、婚約者をお飾りとして嫁がせる羽目になったのよ。あなたとリデュアンネ様が結婚されていたなら、私がこんな事にはなっていないわ!むしろ巻き込まれた私は被害者だわ。』
『王太子妃、不愉快な話しはやめろ。
アルフレッド殿下、我妻、東国王太子妃を拉致し暴行した貴方の妻の処罰も忘れるな。』
『!ですからそれは誤解ですって。こうなったら両国のためにも話を戻し、アルフレッド殿下とリデュアンネ様が睦まじく西国を治めて行けばよろしいのです。』
こうなったらってどうなったらですのかしら。
こんな時ですのにアルフレッド殿下は明るく顔を上げる。
アルフレッド殿下、貴方もどうなの?この状況下で。
『却下。そもそも王太子妃の意見など聞いてなどいない。』
『前も言いましたが、よろしければ私が力になりますわ。愛し合う二人を引裂く役目は正直辛かったのです。ハインリッヒ殿下もお飾りの妻を娶るのは本位ではないでしょう?そもそも白い結婚なのでしょう?』
ハインリッヒ殿下の横に移動し身体を寄せる。
『触れる事は許さん。』
『まあ、お照れにならなくても、殿下のツンデレは承知してますわ!』
‥ツンデレって、この場で言える貴女は強い。
『白い結婚などお辛いでしょう?』
あからさまに明るい表情になるアルフレッド殿下。
そんなに白い結婚が羨ましいのかしら?
『それ以上口を開くならば、不敬罪とする。』
手を絡めそうになっていた腕を瞬時に戻したクラウディア様。
『‥私はどうなりますの?』
さっきまでよその男に尻尾を振っていたはずが今度はアルフレッド殿下に上目遣いですり寄るクラウディア様。
流石に白馬に乗った王子様も笑ってはいられない。
『‥はぁ 』
大きな溜息を落とした。
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