どちらの王妃でも問題ありません【完】

mako

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東国国王

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いつものように、リデュアンネはウィルと温室で二人お茶会を開催していた。


昨夜、殿下よりアルフレッド殿下と公爵が東国に来ている事、そしてアルフレッド殿下が殿下の恩を仇で返してきた事を事細かく聞いた。

殿下の過去がどうして西国に漏れたのか?私は殿下の気持ちを考えると苦しくたまらなくなり、今日もこうして温室に足を運んでいる。

『どうした?アンネ元気が無いようだが?』
優しい微笑みで私を包んでくれる。

『‥私の大切な一人が窮地に立っているの。1人で背負い苦しんでいるのに、私には何も出来ない事が悔しいの。』

『‥そうか、でもアンネの大切な人は1人ではないぞ?アンネがいるではないか?』

そうなんだけど、私では何の役にも立たないのよ‥

そんなとき、テオドールが温室に入って来るのが見えた。

ヤバい!

私は咄嗟に身を隠すも

『お嬢様、いえリデュアンネ様、丸見えですが?』



『テオ、そのくらいにしてやれ』

ウィルが苦笑いをしながら言う。

『ですが父上‥。いつもこの通りなのです。』
呆れるテオドールに



父上‥?

父上?

ええ~?まさかのまさか?

驚き声に出来ない私をほったらかしにし陛下は

『そろそろか?』

『はい、お願いします。』

テオドールが答えると陛下は静かに温室を出て行かれた。



目をパチクリして口をパクパクしている私に

『淑女の仮面をお付け下さい!はしたない!アホ面しておりますよ!』


言い返せないし、突っ込めない‥

『ほら、貴女も出番ですよ』


我に返る私は、よくわからないがテオドールに連れ戻されドレスアップさせられていた。


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