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安定の妃殿下
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翌朝、テオドールはハロルドの部屋の前で控えていると、その隣の部屋の扉が開いた。
…流石は妃殿下、朝もお早い。
テオドールが礼を取り頭を上げると
もちろんウィリアムとエレノアが出てきた。
…!な、何で?
テオドールは急ぎ頭を下げると頭上から
『おはよう、テオ。よく眠れたか?』
ウィリアムは顔色も優れ、肌艶もツヤツヤではないか。
…。
『朝食に行こう』
ウィリアムが促すとテオドールは我に返り
『はっ、あの。ハロルドがまだ。』
ハロルドの施錠された扉を開けるももちろん開かない。
『ハロは朝から騎士団に混じり鍛錬に行ってるぞ。』
…。
『さあ、行きましょう』
エレノアが促すと3人は食事に向かうもテオドールは
…妃殿下も肌がツヤツヤ!
主とその妃の後ろ姿を嬉しそうに眺めながら2人の後を追った。
既にテオドールは食堂の前で待ち構え
『おはようございます』
ハロルドは安定のマイペースである。
食事を終わるとエレノアはまたも完璧なヴェルヘルト王太子妃になるべく磨かれる。ウィリアム率いるエリート集団はしばし庭に出て時間を過ごした。
『テオ、さっきから何だ?人の顔をジロジロ見て』
ウィリアムがカップを片手に長い足を組み替えした。
『いや、まぁ、何というかおめでたいと言うか』
…?
『何を言ってる?まあ、今日はエレノアの姉上の結婚式だからね、おめでたいは間違いではないが?』
…いやいやまたまた。
テオドールは顔が緩みっぱなしである。
『大方、殿下と妃殿下が同じ部屋で休まれので下衆の勘繰りで頭の中がいっぱいなのでしょう?』
ハロルドが周りの警護を確認しながら呟いた。
『そんな事か…』
いやいや拗らせてたのはお前だろ?
『昨夜はすぐにエレノアの寝顔を拝めて幸せな気分でベッドに入ったよ。』
『『…?』』
テオドールとハロルドは顔を見合わせる。
『寝顔?』
テオドールが呟くと
『あぁ、よほど疲れていたのだろう。エレノアはすぐにベッドに入り眠りについたのだ。それをな?私は不謹慎ながらしばらく見つめていたのだ。それは天使のような寝顔で…』
幸せそうに話すウィリアム。
…ってかまぢ?妃殿下、あんた異性への愛のキャパが少なすぎではなかろうか?
テオドールが眉間にシワを寄せるもハロルドは
『殿下、貴方は一度医者に罹った方がよいのでは?もしや不能かもしれないな。』
1人納得するように話すハロルドにウィリアムは
『ハロ!お前。お前はエレノアの寝顔を見ていないからそんな事が言えるのだ。あの天使の様な寝顔を見ればそんなヨコシマな考えはおきぬ。』
…ヨコシマね。
テオドールは一人で盛り上がりをみせていた朝の自分を呪った。
…やれやれだよ。本当。
…流石は妃殿下、朝もお早い。
テオドールが礼を取り頭を上げると
もちろんウィリアムとエレノアが出てきた。
…!な、何で?
テオドールは急ぎ頭を下げると頭上から
『おはよう、テオ。よく眠れたか?』
ウィリアムは顔色も優れ、肌艶もツヤツヤではないか。
…。
『朝食に行こう』
ウィリアムが促すとテオドールは我に返り
『はっ、あの。ハロルドがまだ。』
ハロルドの施錠された扉を開けるももちろん開かない。
『ハロは朝から騎士団に混じり鍛錬に行ってるぞ。』
…。
『さあ、行きましょう』
エレノアが促すと3人は食事に向かうもテオドールは
…妃殿下も肌がツヤツヤ!
主とその妃の後ろ姿を嬉しそうに眺めながら2人の後を追った。
既にテオドールは食堂の前で待ち構え
『おはようございます』
ハロルドは安定のマイペースである。
食事を終わるとエレノアはまたも完璧なヴェルヘルト王太子妃になるべく磨かれる。ウィリアム率いるエリート集団はしばし庭に出て時間を過ごした。
『テオ、さっきから何だ?人の顔をジロジロ見て』
ウィリアムがカップを片手に長い足を組み替えした。
『いや、まぁ、何というかおめでたいと言うか』
…?
『何を言ってる?まあ、今日はエレノアの姉上の結婚式だからね、おめでたいは間違いではないが?』
…いやいやまたまた。
テオドールは顔が緩みっぱなしである。
『大方、殿下と妃殿下が同じ部屋で休まれので下衆の勘繰りで頭の中がいっぱいなのでしょう?』
ハロルドが周りの警護を確認しながら呟いた。
『そんな事か…』
いやいや拗らせてたのはお前だろ?
『昨夜はすぐにエレノアの寝顔を拝めて幸せな気分でベッドに入ったよ。』
『『…?』』
テオドールとハロルドは顔を見合わせる。
『寝顔?』
テオドールが呟くと
『あぁ、よほど疲れていたのだろう。エレノアはすぐにベッドに入り眠りについたのだ。それをな?私は不謹慎ながらしばらく見つめていたのだ。それは天使のような寝顔で…』
幸せそうに話すウィリアム。
…ってかまぢ?妃殿下、あんた異性への愛のキャパが少なすぎではなかろうか?
テオドールが眉間にシワを寄せるもハロルドは
『殿下、貴方は一度医者に罹った方がよいのでは?もしや不能かもしれないな。』
1人納得するように話すハロルドにウィリアムは
『ハロ!お前。お前はエレノアの寝顔を見ていないからそんな事が言えるのだ。あの天使の様な寝顔を見ればそんなヨコシマな考えはおきぬ。』
…ヨコシマね。
テオドールは一人で盛り上がりをみせていた朝の自分を呪った。
…やれやれだよ。本当。
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