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第二十六章 真弓の企み
①
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「蓮さん、あの方は望月さんって言って、蓮さんの親友ですよ」
「そうか、でも美希と恋人みたいに見えて、許せない」
蓮は美蓮を抱っこしながら、もう片方の腕で美希をギュッと抱きしめた。
美蓮は蓮の顔をピシッ、ピシッと叩きながら笑顔を見せた。
蓮は美蓮の頬にチュッとキスをした。
そして、美希の唇にキスを落とした。
「蓮さん」
「俺が今大事だと思えるのは、美希と蓮也と美蓮だけだ」
「嬉しいです」
美希は記憶がない蓮の状況が不安で思ったより心細く、他人に左右されやすいとは、
予想出来ずにいた。
その頃、真弓は蓮のことが忘れられずにいた。
蓮が事故を起こして、記憶がない状況を知った真弓は、今度こそ
蓮を美希から奪って見せると決意した。
蓮は仕事ではほとんど東條と行動を共にしていた。
挨拶をされても、今の蓮は全くわからない。
ある日、取引先主催のパーティーに蓮は招待された。
もちろん、東條も同席した。
この取引先の社長は真弓がお気に入りで、自分も招待して欲しいとねだられた。
「そうか、でも美希と恋人みたいに見えて、許せない」
蓮は美蓮を抱っこしながら、もう片方の腕で美希をギュッと抱きしめた。
美蓮は蓮の顔をピシッ、ピシッと叩きながら笑顔を見せた。
蓮は美蓮の頬にチュッとキスをした。
そして、美希の唇にキスを落とした。
「蓮さん」
「俺が今大事だと思えるのは、美希と蓮也と美蓮だけだ」
「嬉しいです」
美希は記憶がない蓮の状況が不安で思ったより心細く、他人に左右されやすいとは、
予想出来ずにいた。
その頃、真弓は蓮のことが忘れられずにいた。
蓮が事故を起こして、記憶がない状況を知った真弓は、今度こそ
蓮を美希から奪って見せると決意した。
蓮は仕事ではほとんど東條と行動を共にしていた。
挨拶をされても、今の蓮は全くわからない。
ある日、取引先主催のパーティーに蓮は招待された。
もちろん、東條も同席した。
この取引先の社長は真弓がお気に入りで、自分も招待して欲しいとねだられた。
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