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第二章 警鐘を鳴らすドキドキ感
⑥
由梨のへやのドアが開くことはなかった。
健吾は由梨の部屋の前で座り込んだ。
白々と辺りが明るくなり、夜が明けてきた。
由梨ははじめてのことに動揺していた。
極道の西園寺からのプロポーズ、そして思いもよらない熱烈な溺愛。
はじめてのキス、ドキドキする抱擁。
(どうして?私にそれだけの魅力があるとは思えない)
由梨は口ではあんな風に突っぱねたが、健吾に惹かれていった。
出掛けようとドアを開けるが動かない。
(えっ、なんで)
由梨は思いっきりドアを押した。
「痛え」
いきなり男性の声が聞こえて、覗き込んだ。
「西園寺さん」
健吾だった。
健吾は立ち上がり、頭を押さえている。
「何をしているんですか」
「いつの間にか寝ちまったんだな、由梨、仕事か、送っていってやるよ」
健吾は由梨の部屋の前で座り込んだ。
白々と辺りが明るくなり、夜が明けてきた。
由梨ははじめてのことに動揺していた。
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はじめてのキス、ドキドキする抱擁。
(どうして?私にそれだけの魅力があるとは思えない)
由梨は口ではあんな風に突っぱねたが、健吾に惹かれていった。
出掛けようとドアを開けるが動かない。
(えっ、なんで)
由梨は思いっきりドアを押した。
「痛え」
いきなり男性の声が聞こえて、覗き込んだ。
「西園寺さん」
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健吾は立ち上がり、頭を押さえている。
「何をしているんですか」
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