俺にお前の心をくれ〜若頭はこの純愛を諦められない

ラヴ KAZU

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第四章 俺は由梨を囲う

由梨が躊躇していると、健吾は怒鳴りつけた。

「もたもたしてねえで、さっさと裸になれ」

由梨はこれが現実なんだと悟った。

今までの健吾は由梨を愛してくれていた。

だから、優しい愛情溢れる言葉や態度だった。

でも由梨が酷い言葉を浴びせた時から、健吾と由梨の関係は極道とその女。

(ただ、西園寺さんの欲求を満たすためだけの存在なんだ)

由梨は覚悟を決めて、服を脱ぎ始めた。

一糸纏わぬ姿になった由梨をじっと見つめる健吾。

(由梨、すごく綺麗だ、お前が欲しい、俺は由梨と結婚したい、でも振られちまった、

借金だって肩代わりしたいのに断られた、でもお前を誰にも渡したくない、だから

お前を囲うと言う方法で、金を渡し、お前を独占する、でもお前は自分の立場をわきまえて、

手当て分のことをしようとしてくれてる、俺は無理してるお前は抱けねえよ)

健吾は由梨に近づき、自分の上着を羽織らせて、抱きしめた。

「服を着ろ、腹が減ったんだ、飯食わせろ」

健吾が由梨に背中を向けた。

由梨は健吾の背中に抱きついた。

「なんで抱いて頂けないのでしょう、もしかして契約は打ち切りですか、
私は魅力がないのでしょうか、二ヶ月分の手当てを頂いているのに、
何もしないなんて、心苦しいです」
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