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助けて
しおりを挟む「お前は俺を痛めつけたいんだろう、その女は返してやってくれ」
「そうはいかねえ、俺はこの女が気に入ったんだ」
その男は、私を押し倒し、馬乗りになった。
「やめろ、てめえ、何してる」
「いや、やめて」
その男は私のブラウスを引きちぎり、平手打ちをした。
痛い、怖い、どうしよう。
手を押さえつけて、首筋に熱い息を吹きかけた。
「手を押さえてろ」
他の男が私の手を押さえると、高山は私の胸を大きく揉みはじめた。
「てめえ、やめろ、まゆから離れろ」
高山はブラを持ち上げ、露わになった乳房を舐めはじめた。
「いい女だな」
「やめろ、てめえ、殺されてえのか」
工藤さんは叫んだ。
高山は下着に手をかけて、一気に引きずり下ろした。
「いや、やめて」
私は涙でぐちゃぐちゃになった顔を、工藤さんに向けて助けを求めた。
「おい、工藤、よく見てろ、お前の女を犯すところを」
高山は私の股を大きく開いて、舐めはじめた。
「お願い、助けて」
「工藤、もう濡れてきたぜ、これなら一気に入るな」
工藤さんは、縛られたまま、立ち上がり、高山に体当たりした。
その時、ロープが緩み、足が自由になった。
高山に蹴りをくらわし、手のロープも解けて、周りの男達を次々に押し倒した。
そこに祐志さんが現れた。
「まゆ、大丈夫か、逃げよう」
祐志さんは工藤さんから連絡を受けて、助けに来てくれたのだ。
その瞬間、高山がナイフを手に、工藤さんの脇に突き刺した。
「いや、工藤さん」
「まゆ、早く外科医と逃げろ」
高山は何回も工藤さんを滅多刺しにした。
「工藤さんが死んじゃう」
「まゆ、工藤がまゆを連れて逃げるんだと言っていた、言うとおりにするぞ」
私の目の前で、工藤さんは血だらけになり、虫の息だった。
「工藤さん、いや、、工藤さんが死んじゃう」
そこに警察が駆けつけて、高山は殺人未遂の現行犯逮捕となった。
工藤さんは救急車で運ばれた。
私も祐志さんと一緒に救急車で運ばれた。
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