俺様外科医の溺愛、俺の独占欲に火がついた、お前は俺が守る

ラヴ KAZU

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まゆの中にいるのは俺じゃない

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俺は泣いているまゆのおでこにキスをして病院へ向かった。

午後になり、やっと休憩が取れた。

俺はまゆに電話をかけた。

一回呼び出し音がなり、すぐにまゆは俺からの電話に出た。

「祐志さん、お疲れ様です、休憩ですか」

「ああ、すぐに出たな」

「はい、だって祐志さんにLINEしようとスマホの画面見ていたんですもん」

「俺にLINEくれようとしていたのか」

「そうです、いきなり電話は迷惑かと思って……」

「やっと休憩が取れたんだ、病院に来てからずっと手術が続いて、結構疲れたよ」



「そうなんですか、すごいですよね、祐志さんは外科のお医者様ですもんね」

「そうか、凄さは自分じゃわからないけどな」

「私、祐志さんを尊敬しています」

「尊敬か、まゆにそう思われてるのは光栄だな」

私はいっぱい祐志さんを褒めようと言葉を探したが、中々思い浮かばなかった。

そして、沈黙になった。

どうしよう、折角休憩中に電話くれたのに……

「まゆ、俺は……」

祐志さんが何か言いかけた時「服部先生、お客さまです」と祐志さんを探していた看護師さんの声がした。

「今、行くよ」

「じゃあ、仕事に戻るな」

スマホは切れた。

俺を訪ねてきたのは仁だった。

「まゆは大丈夫だったか」

「俺の妻を呼び捨てにするな」

「それは失礼しました」

「なんの用だ」

「まゆを俺に守らせてくれ」





「はあ?何言ってるんだ」

「まゆには護衛が必要なんだ」

「どう言うことだ」

仁は俺の足元に土下座した、そして事情を説明し始めた。

「まゆは俺の女で、腹の中のガキは俺のガキと若林は思ってる」

「なんでそんなことになったんだ」

「俺が奴にそう言ったからだ」

「てめえ、よくも嘘をつきやがって」

俺は仁の胸ぐらを掴み、殴りつけた。

「痛ってえ、落ち着けよ」

「これが落ち着いていられるか、お前、まゆに手を出したのか」

「出してねえよ、抱きしめたけどな」

俺は振り上げた拳を下ろした。

「あれ、殴らねえのか」

「だから、まゆはお前に惚れたんだな」

「はあ?それどう言うことだ、まゆは俺のこと好きだって言ったのか」

「あの後、マンションに帰ってからずっとうわ言のようにお前の名前を呼んでた」

「皮肉なもんだよな、まゆは二人の男に惚れた、二人とも極道だ、俺だって極道だって叫びたい、でも、俺は外科医の夢を追いかけるために堅気になった、元極道が極道の世界で生きてる男に負けるとは、もう笑うしかねえよ」


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