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第三章 信じちゃダメよ、また、あんな思いするつもり?
「数日お世話になったお礼です」
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「社長、私は、大人の男と女が身体を重ねたら、結婚なんてそこまで面倒な女じゃありませんから」
「そうじゃなくて、俺があやかと結婚したいんだ」
「数日一緒にいただけで、私の事何も知りませんよね、それに社長は将来、どこかの社長令嬢と結婚の未来が待っているんじゃないですか」
「そんな未来はない、俺の未来はこの数日一緒にいて、ずっとこの先もいたいって思ったあやかとの結婚だ」
「と、とにかくこのお話は止めましょう」
「あやかは俺の事好きじゃないの?好きだよね、そうじゃなきゃあんなに感じてくれないだろう」
「数日お世話になったお礼です」
潤一郎は驚きの表情を見せた。
「お礼だって」
「そうです、社長がキスしてきたから、そう言う事したいのかなって思って、相手をしただけです」
あやかは潤一郎の顔を見ず、視線を外していた。
「あやか、?だよね、俺の顔、全然見ないから」
そこに潤一郎のスマホがなった。
警察からだった。
あやかのバッグが見つかったとのことだった。
「そうじゃなくて、俺があやかと結婚したいんだ」
「数日一緒にいただけで、私の事何も知りませんよね、それに社長は将来、どこかの社長令嬢と結婚の未来が待っているんじゃないですか」
「そんな未来はない、俺の未来はこの数日一緒にいて、ずっとこの先もいたいって思ったあやかとの結婚だ」
「と、とにかくこのお話は止めましょう」
「あやかは俺の事好きじゃないの?好きだよね、そうじゃなきゃあんなに感じてくれないだろう」
「数日お世話になったお礼です」
潤一郎は驚きの表情を見せた。
「お礼だって」
「そうです、社長がキスしてきたから、そう言う事したいのかなって思って、相手をしただけです」
あやかは潤一郎の顔を見ず、視線を外していた。
「あやか、?だよね、俺の顔、全然見ないから」
そこに潤一郎のスマホがなった。
警察からだった。
あやかのバッグが見つかったとのことだった。
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