俺と結婚してくれ〜若き御曹司の真実の愛

ラヴ KAZU

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第六章 けたたましく鳴るインターホンの相手はゆかりだった

(大丈夫だよね、私が契約してるのは潤一郎さん、個人なんだし……)

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あやかはびっくりして、急いでタオルを濡らし、葛城に差し出した。

「大丈夫ですか」

「大丈夫です」

「葛城、私に逆らうの」

「決してそのようなことはありません、今日は失礼致しましょう」

ゆかりは仕方なくマンションを後にした。

あやかは潤一郎の婚約者に対して、失礼なことを言ってしまったのはないかと不安になった。

(大丈夫だよね、私が契約してるのは潤一郎さん、個人なんだし……)

そのうち、潤一郎が帰宅する時間になった。

あやかはゆかりが来たことを潤一郎に話すかどうか迷っていた。

実は葛城がゆかりを送り届けてから、潤一郎に事情を話していた。

「村藤社長、本日、ゆかり様が社長のマンションにお邪魔致しました」

「えっ」

「ハウスキーパーの件、失礼かと思ったのですが、調べさせて頂きました」

「別に構わないよ、あやかとは特別な関係はないからな」

「とてもお優しい女性ですね」

「うん」

「三年前は特別な関係だったと伺っております、今はそのような気持ちはないのでしょうか」
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