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第一章 辰巳省吾との出会い
ありえない失態
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「私、本当に早退するね」
「わかりました」
とにかく、なるべく顔を合わさないようにしよう。
あんな失態見せちゃって、酔って、抱いてくださいって迫って、覚えていないなんて。
あ~、どうしよう。
本当に具合悪くなってきた。
「部長、私、早退させてください」
「だって、お前、社長と食事行くんだろう」
ミクはまさかと顔の前で手を振った。
「行きません、具合悪いんです、代わりにあやかちゃんに頼みましたから」
「付き合ってるわけじゃないのか」
「当たり前です、きっと、会社のことを知りたいんだと思いますから、
可愛い、若い子の方が社長もいいと思うんです、私が一番年上だから色々聞けると思ったんだと思いますから」
「そうだな」
そこで納得するかな、部長は……
ミクは帰る支度をして、退社した。
終業のベルがなり、あやかはウキウキしながら、社員通用口に向かった。
しばらくすると、高級車が停まって、社長が降りてきた。
「わかりました」
とにかく、なるべく顔を合わさないようにしよう。
あんな失態見せちゃって、酔って、抱いてくださいって迫って、覚えていないなんて。
あ~、どうしよう。
本当に具合悪くなってきた。
「部長、私、早退させてください」
「だって、お前、社長と食事行くんだろう」
ミクはまさかと顔の前で手を振った。
「行きません、具合悪いんです、代わりにあやかちゃんに頼みましたから」
「付き合ってるわけじゃないのか」
「当たり前です、きっと、会社のことを知りたいんだと思いますから、
可愛い、若い子の方が社長もいいと思うんです、私が一番年上だから色々聞けると思ったんだと思いますから」
「そうだな」
そこで納得するかな、部長は……
ミクは帰る支度をして、退社した。
終業のベルがなり、あやかはウキウキしながら、社員通用口に向かった。
しばらくすると、高級車が停まって、社長が降りてきた。
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