37 / 82
第四章 突きつけられた真実
ミクを迎えに行くよ
しおりを挟む
「うん」
ミクはエマと別れた。
どうしよう、休みなら、彼女と過ごすんじゃないのかな。
ミクは省吾の返事を聞く勇気がなかった。
省吾にLINEを送らずに、マンションに向かった。
きっと、出かけてるよ。
その時、省吾からLINEが入った。
「まだ、そっち出られないの」
「もう出ました、もうすぐ、駅に着きます」
「えっ、そうなんだ、どうして友達のマンション出る時LINEくれなかったの」
「省吾さん、お休み取ったって言ってたから、出かけるのかと思って」
「ミクを迎えに行くよって言ったよね、聞いてなかった」
「ごめんなさい」
「いや、ミクが謝る必要ないよ、強く言いすぎたな、俺の方こそごめん」
「大丈夫です」
「駅にいて、これから車で行くから」
LINEは終わった。
省吾さん、出かけなかったんだ。
ミクはエマと別れた。
どうしよう、休みなら、彼女と過ごすんじゃないのかな。
ミクは省吾の返事を聞く勇気がなかった。
省吾にLINEを送らずに、マンションに向かった。
きっと、出かけてるよ。
その時、省吾からLINEが入った。
「まだ、そっち出られないの」
「もう出ました、もうすぐ、駅に着きます」
「えっ、そうなんだ、どうして友達のマンション出る時LINEくれなかったの」
「省吾さん、お休み取ったって言ってたから、出かけるのかと思って」
「ミクを迎えに行くよって言ったよね、聞いてなかった」
「ごめんなさい」
「いや、ミクが謝る必要ないよ、強く言いすぎたな、俺の方こそごめん」
「大丈夫です」
「駅にいて、これから車で行くから」
LINEは終わった。
省吾さん、出かけなかったんだ。
0
あなたにおすすめの小説
ハイスぺ男子は私のおもちゃ ~聖人君子な彼の秘めた執着愛~
幸村真桜
恋愛
平凡なぽっちゃりOL、細井璃湖はある日、社内の高嶺の花として有名な福永恭弥に食事に誘われる。
「君にしか相談できないことなんだ」
今まで接点のなかった福永のそんな言葉に好奇心を刺激され誘いにのるが……そこで知った秘密は璃湖の日常を変えてしまうものだった。
※10/21 タイトルがしっくりこず、変更しました
冷酷な王の過剰な純愛
魚谷
恋愛
ハイメイン王国の若き王、ジクムントを想いつつも、
離れた場所で生活をしている貴族の令嬢・マリア。
マリアはかつてジクムントの王子時代に仕えていたのだった。
そこへ王都から使者がやってくる。
使者はマリアに、再びジクムントの傍に仕えて欲しいと告げる。
王であるジクムントの心を癒やすことができるのはマリアしかいないのだと。
マリアは周囲からの薦めもあって、王都へ旅立つ。
・エブリスタでも掲載中です
・18禁シーンについては「※」をつけます
・作家になろう、エブリスタで連載しております
隠れ御曹司の手加減なしの独占溺愛
冬野まゆ
恋愛
老舗ホテルのブライダル部門で、チーフとして働く二十七歳の香奈恵。ある日、仕事でピンチに陥った彼女は、一日だけ恋人のフリをするという条件で、有能な年上の部下・雅之に助けてもらう。ところが約束の日、香奈恵の前に現れたのは普段の冴えない彼とは似ても似つかない、甘く色気のある極上イケメン! 突如本性を露わにした彼は、なんと自分の両親の前で香奈恵にプロポーズした挙句、あれよあれよと結婚前提の恋人になってしまい――!? 「誰よりも大事にするから、俺と結婚してくれ」恋に不慣れな不器用OLと身分を隠したハイスペック御曹司の、問答無用な下克上ラブ!
【完】ソレは、脱がさないで
Bu-cha
恋愛
エブリスタにて恋愛トレンドランキング2位
パッとしない私を少しだけ特別にしてくれるランジェリー。
ランジェリー会社で今日も私の胸を狙ってくる男がいる。
関連物語
『経理部の女王様が落ちた先には』
エブリスタさんにて恋愛トレンドランキング最高4位
ベリーズカフェさんにて総合ランキング最高4位
2022年上半期ベリーズカフェ総合ランキング53位
2022年下半期ベリーズカフェ総合ランキング44位
『FUJIメゾン・ビビ~インターフォンを鳴らして~』
ベリーズカフェさんにて恋愛ランキング最高11位
『わたしを見て 触って キスをして 恋をして』
ベリーズカフェさんにて恋愛ランキング最高25位
『大きなアナタと小さなわたしのちっぽけなプライド』
ベリーズカフェさんにて恋愛ランキング最高13位
『ムラムラムラモヤモヤモヤ今日も秘書は止まらない』
エブリスタさんにて恋愛トレンドランキング最高32位
『“こだま”の森~FUJIメゾン・ビビ』
ベリーズカフェさんにて恋愛ランキング最高 17位
私の物語は全てがシリーズになっておりますが、どれを先に読んでも楽しめるかと思います。
伏線のようなものを回収していく物語ばかりなので、途中まではよく分からない内容となっております。
物語が進むにつれてその意味が分かっていくかと思います。
政略結婚かと思ったら溺愛婚でした。
如月 そら
恋愛
父のお葬式の日、雪の降る中、園村浅緋と母の元へ片倉慎也が訪ねてきた。
父からの遺言書を持って。
そこに書かれてあったのは、
『会社は片倉に託すこと』
そして、『浅緋も片倉に託す』ということだった。
政略結婚、そう思っていたけれど……。
浅緋は片倉の優しさに惹かれていく。
けれど、片倉は……?
宝島社様の『この文庫がすごい!』大賞にて優秀作品に選出して頂きました(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)
※表紙イラストはGiovanni様に許可を頂き、使用させて頂いているものです。
素敵なイラストをありがとうございます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる