極道と財閥令嬢の許されない愛

ラヴ KAZU

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第ニ章 私をお嫁さんにしてください

「俺は極道の世界で生きている、すずかとは住む世界が違いすぎるだろう」

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「俺は極道の世界で生きている、すずかとは住む世界が違いすぎるだろう」

「じゃあ、どうして私を抱いたんですか」

「俺はヤクザだ、目の前に抱きたい女がいれば抱くさ」

すずかは俯いた。

「送ってやるから、親父さんの元に帰れ」

「嫌です」

「すずか」

「父の元に戻ったら、もう竜崎さんに会えなくなっちゃいます」

「じゃあ、あと二、三日一緒にいるか」

「ずっと一緒にいたいです、竜崎さんは私を嫌いですか」

「そんなことはねえよ」

「好きな女性はいるんですか」

「いねえな」
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