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file18人魚
昔、宏人は、母・一華のことを人魚だと思っていたことがある。
数年前、家族四人でオーストラリアの海へ来ていた話だ。
海の中に潜ってゴーグルからみた世界は、とても綺麗で美しかった。カラフルな魚が何十匹も泳いでいたり、近場で、いそぎんちゃくがみえるなんて思ってもいなかった。
宏人は、夢中で海の中をみていた。
すると、香菜がこっちと手でジェスチャーをしたので泳いでみると香菜の手にナマコを持っていて笑ってしまい浮上した。
宏人は
「アハハハハ!!香菜!やめろよ!!」
香菜は、ニッコリしながら
「お兄ちゃん!笑いすぎだよ!このナマコ、日本の海でも見たことがないぐらい大きいよね!」
「そうだな!」
と言って笑っていた。
休憩している母・一華が
「宏人ー!!香菜!!あがってきて、ジュースを飲もう!」
そういうので、海からあがる。
レジャーシートに座って、一華からジュースをもらう。
一華は、二人に
「どう?海の中は?」
宏人は
「魚とか、いそぎんちゃくとか全部見えるね!水の中も綺麗し!」
「うんうん!私、大きなナマコ触った!!」
「えー!!そんなの触ったの?」
父・巧は、ジュースを飲みほし
「ここの海は、色んな種類の魚だったり動物が見えるみたいだから…安易に近づいて触っちゃダメだよ?毒の生き物もいるってことも覚えとくんだよ?」
「「わかったー!!」」
香菜が宏人に
「お兄ちゃん!遊ぼう!」
「うん、あっちに行こう!」
と岩近くの方へ行く。一華もついていくことにした。
一華に
「「潜ってくる!」」
と言って、大きく息を吸い潜った。
色んな生き物を観察していると、目の前に大きな魚の尻尾が通りすぎる。岩と岩の隙間に入っていったので、宏人も通ってみると…そこには、綺麗な魚やクラゲがいた。
“ん?なんかさっきのは…何だ?…魚か?”
と思い、ついていくと、女性が泳いでいた。
“なんだ…女性か…それにしても髪とか肌…が、やけに白いな…外国の人だから…そんなもん…足が魚の尻尾!?”
ゴボッ
と息が漏れる。
宏人は、心の中で
“ヤバイ!!”
と思った瞬間、全身が真っ白の人魚が宏人を見て突進してきた。
宏人は、
“どうしよ…人魚だ…”
と思っていると香菜が必死に宏人の手を取って助けようとする。
それでも真っ白の人魚の方が速く、宏人は連れ去られてしまう。
香菜は、目の前で宏人が連れ去られ
“どっどうしよ!お兄ちゃんが!お兄ちゃんが!”
香菜は、浮上して一華に助けを求める。
「おっ母さーーーーん!!!お兄ちゃんが!お兄ちゃんが!」
一華は、香菜の様子がおかしいと思い香菜の所まで泳いだ。
「香菜!お兄ちゃんは?」
「真っ白な人魚にさらわれた!」
「ハッ?えっ?どっちに行った?」
「たぶん真っ直ぐ!」
「わかった!とりあえず、香菜!お父さん、呼んできて?私、お兄ちゃんをみてくるから!」
そう言って一華は、海の中へ潜る。香菜は、巧を呼びに行った。
香菜は、巧のいる所へ行き説明する。
巧は、香菜の頭を撫でながら
「お母さんを待とうね?」
と言い、落ち着かせていた。
一方、一華は、香菜が説明した所まで来て探してみるが宏人の姿と真っ白な人魚が見つからない。
体力があるかぎり、浮上しながら潜るという行動を繰り返していた。
すると目の前に、宏人を横抱きにした人魚がいた。
一華は、人魚に追い付くために必死で泳ぐ。
そして、一度だけ頬に拳をぶつけることに成功した。真っ白な人魚は、激怒してギザギザの歯を剥き出しながら、一華を襲う。
すると、突然、一華の右側から茶髪の人魚が真っ白な人魚の手を掴んでいた。そのとき、真っ白な人魚の手から宏人が離れ、宏人は沈んでいってしまうのを一華は必死で泳いだ。
数年前、家族四人でオーストラリアの海へ来ていた話だ。
海の中に潜ってゴーグルからみた世界は、とても綺麗で美しかった。カラフルな魚が何十匹も泳いでいたり、近場で、いそぎんちゃくがみえるなんて思ってもいなかった。
宏人は、夢中で海の中をみていた。
すると、香菜がこっちと手でジェスチャーをしたので泳いでみると香菜の手にナマコを持っていて笑ってしまい浮上した。
宏人は
「アハハハハ!!香菜!やめろよ!!」
香菜は、ニッコリしながら
「お兄ちゃん!笑いすぎだよ!このナマコ、日本の海でも見たことがないぐらい大きいよね!」
「そうだな!」
と言って笑っていた。
休憩している母・一華が
「宏人ー!!香菜!!あがってきて、ジュースを飲もう!」
そういうので、海からあがる。
レジャーシートに座って、一華からジュースをもらう。
一華は、二人に
「どう?海の中は?」
宏人は
「魚とか、いそぎんちゃくとか全部見えるね!水の中も綺麗し!」
「うんうん!私、大きなナマコ触った!!」
「えー!!そんなの触ったの?」
父・巧は、ジュースを飲みほし
「ここの海は、色んな種類の魚だったり動物が見えるみたいだから…安易に近づいて触っちゃダメだよ?毒の生き物もいるってことも覚えとくんだよ?」
「「わかったー!!」」
香菜が宏人に
「お兄ちゃん!遊ぼう!」
「うん、あっちに行こう!」
と岩近くの方へ行く。一華もついていくことにした。
一華に
「「潜ってくる!」」
と言って、大きく息を吸い潜った。
色んな生き物を観察していると、目の前に大きな魚の尻尾が通りすぎる。岩と岩の隙間に入っていったので、宏人も通ってみると…そこには、綺麗な魚やクラゲがいた。
“ん?なんかさっきのは…何だ?…魚か?”
と思い、ついていくと、女性が泳いでいた。
“なんだ…女性か…それにしても髪とか肌…が、やけに白いな…外国の人だから…そんなもん…足が魚の尻尾!?”
ゴボッ
と息が漏れる。
宏人は、心の中で
“ヤバイ!!”
と思った瞬間、全身が真っ白の人魚が宏人を見て突進してきた。
宏人は、
“どうしよ…人魚だ…”
と思っていると香菜が必死に宏人の手を取って助けようとする。
それでも真っ白の人魚の方が速く、宏人は連れ去られてしまう。
香菜は、目の前で宏人が連れ去られ
“どっどうしよ!お兄ちゃんが!お兄ちゃんが!”
香菜は、浮上して一華に助けを求める。
「おっ母さーーーーん!!!お兄ちゃんが!お兄ちゃんが!」
一華は、香菜の様子がおかしいと思い香菜の所まで泳いだ。
「香菜!お兄ちゃんは?」
「真っ白な人魚にさらわれた!」
「ハッ?えっ?どっちに行った?」
「たぶん真っ直ぐ!」
「わかった!とりあえず、香菜!お父さん、呼んできて?私、お兄ちゃんをみてくるから!」
そう言って一華は、海の中へ潜る。香菜は、巧を呼びに行った。
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と言い、落ち着かせていた。
一方、一華は、香菜が説明した所まで来て探してみるが宏人の姿と真っ白な人魚が見つからない。
体力があるかぎり、浮上しながら潜るという行動を繰り返していた。
すると目の前に、宏人を横抱きにした人魚がいた。
一華は、人魚に追い付くために必死で泳ぐ。
そして、一度だけ頬に拳をぶつけることに成功した。真っ白な人魚は、激怒してギザギザの歯を剥き出しながら、一華を襲う。
すると、突然、一華の右側から茶髪の人魚が真っ白な人魚の手を掴んでいた。そのとき、真っ白な人魚の手から宏人が離れ、宏人は沈んでいってしまうのを一華は必死で泳いだ。
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