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file20 ミイラ
昔、巧と巧の同僚・長谷川は、エジプトでミイラの発掘をしていた。
ただ発掘現場で、一番の気がかりは…色んな装飾品やミイラを発掘しても盗賊にすべて盗まれてしまうこと。
巧は発掘中にミイラを発見したら、誰かに盗まれる前に写真を撮ったり、よく観察して紙に記録するように心がけている。
ふと声に出してしまった。
「装飾品とかは、まだ理解できるけど…ミイラを盗むって…何に使うんだろ?一応、昔に亡くなった人なのに…僕らも人のお墓を掘ってるから、あまり人のことは…言えないけど…」
長谷川は、
「装飾品は…金になるもんな…?ミイラって、何に使うんだ?」
すると発掘の手伝いをしている地元の青年・アジャイがスコップを片手に
「…食べるんだよ。ミイラの一部を…」
「「えー!!!!!」」
長谷川は、白目で
「マジか…食うのか…」
巧も顔を引きつらせながら
「ただでさえカビとか未知の病原体の心配をしながら掘っているのに…食べるのか…」
アジャイは、二人の反応に頷きながら
「噂だが…まだ俺達が生まれていない違う国で、流行ってたらしい。今も一部では、ミイラを食べるとガンや難病が治ると…しかもファラオ級の奴なら神に近くなるだろう?不老不死を目指すようになるんだよ!」
巧と長谷川は、唖然とした。
ホテルで巧と長谷川は、お酒と食べ物を食べていた。
長谷川は
「なぁ…アジャイが言ってたミイラを食うって話…どっから考えてもヤバイよな?」
巧は、お酒を含みながら
「うん、ミイラの保存環境によっては、カビとか細菌が猛毒になる可能性もあるし…なにも思わないのか…?もう、これしかないとすがっているのかもしれないな…」
トントン
トントン
巧と長谷川は、顔を見合せ
「「誰だ?」」
扉の向こうからアジャイの声がして開ける。
巧は、アジャイの顔を見て驚く。
「アジャイ!泣いたのか?大丈夫か?なんかあった?」
アジャイは、口を開けて話そうとするが、震えて声が出せなくなっていた。
ソファーに座らせ水やお菓子などを持ってきて巧は安心させようとする。
「…父が…父が…妹に、ミイラの一部を食べさせて…」
と言うのだ。
巧と長谷川は、目をみはった。
「「はっ?」」
アジャイは、信じられない顔で巧と長谷川に
「…妹が…元気になりました…」
巧は、なにも言えなかった。
ミイラには、そんな薬の効力はない。元が、人間なのだから当たり前だと…
長谷川は、アジャイに
「今から…家へ行ってもいいか?」
アジャイも信じてほしいのか
「二人とも是非!是非!妹、ナシュワを!!」
ただ発掘現場で、一番の気がかりは…色んな装飾品やミイラを発掘しても盗賊にすべて盗まれてしまうこと。
巧は発掘中にミイラを発見したら、誰かに盗まれる前に写真を撮ったり、よく観察して紙に記録するように心がけている。
ふと声に出してしまった。
「装飾品とかは、まだ理解できるけど…ミイラを盗むって…何に使うんだろ?一応、昔に亡くなった人なのに…僕らも人のお墓を掘ってるから、あまり人のことは…言えないけど…」
長谷川は、
「装飾品は…金になるもんな…?ミイラって、何に使うんだ?」
すると発掘の手伝いをしている地元の青年・アジャイがスコップを片手に
「…食べるんだよ。ミイラの一部を…」
「「えー!!!!!」」
長谷川は、白目で
「マジか…食うのか…」
巧も顔を引きつらせながら
「ただでさえカビとか未知の病原体の心配をしながら掘っているのに…食べるのか…」
アジャイは、二人の反応に頷きながら
「噂だが…まだ俺達が生まれていない違う国で、流行ってたらしい。今も一部では、ミイラを食べるとガンや難病が治ると…しかもファラオ級の奴なら神に近くなるだろう?不老不死を目指すようになるんだよ!」
巧と長谷川は、唖然とした。
ホテルで巧と長谷川は、お酒と食べ物を食べていた。
長谷川は
「なぁ…アジャイが言ってたミイラを食うって話…どっから考えてもヤバイよな?」
巧は、お酒を含みながら
「うん、ミイラの保存環境によっては、カビとか細菌が猛毒になる可能性もあるし…なにも思わないのか…?もう、これしかないとすがっているのかもしれないな…」
トントン
トントン
巧と長谷川は、顔を見合せ
「「誰だ?」」
扉の向こうからアジャイの声がして開ける。
巧は、アジャイの顔を見て驚く。
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アジャイは、口を開けて話そうとするが、震えて声が出せなくなっていた。
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「…父が…父が…妹に、ミイラの一部を食べさせて…」
と言うのだ。
巧と長谷川は、目をみはった。
「「はっ?」」
アジャイは、信じられない顔で巧と長谷川に
「…妹が…元気になりました…」
巧は、なにも言えなかった。
ミイラには、そんな薬の効力はない。元が、人間なのだから当たり前だと…
長谷川は、アジャイに
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「二人とも是非!是非!妹、ナシュワを!!」
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