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ゆっくりと…
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怪我の傷が塞がり、少しだけ歩けるようになった。
エレノアは、ゆっくりと階段をおり
「おはようございます。ケーシーさん、トニーさん」
ケーシーは、
「おはよう!ようやく歩けるようになって、よかったね!
でも無理は、しちゃいけないよ?」
「階段は、ゆっくりですが…そろそろ自分から歩かないと本当に歩けなくなりそうで…フフ」
トニーは机に、食事を置きながら
「おはよ!エレノア!
ワッフルとオレンジの皮入りパウンドケーキといちじくと苺のサラダとチーズ入りオムレツ・オレンジコーヒーだ!
おかわりもあるから、いっぱい食えよ!!」
「うわぁ~!!美味しそう~♪」
ケーシーがエレノアの顔を見ながら
「そういえば、丸三日寝てた後のエレノアの食事は幸せそうだったね~」
“そう…おいしかった!あのときの食事も今も…
生まれてきて、こんなにおいしい食事は…両親といた食事以来だ…”
丸三日の食事の時のエレノアは、震えながら野菜スープを飲んだ。
「何!?この野菜スープ!?うっまぁ!!
この…このお肉…オレンジの味がする!お肉、柔らかい!何で!?」
トニーは、頷きながら
「お肉を柔らかくするのは、オレンジかオレンジジュースなんだ!うまいぞ~って…」
ケーシーは
「しかし…まぁ…よく食べるわねぇ…」
「…フライドポテトも…おいしい…♪この生クリームと切った玉ねぎとマカロニ?ですか?あと上にチーズも!!最高ですね!!あっ!ジャガイモも出てきたわ!…これ…チョコケーキにオレンジのジャムを使っているんですか?すごい!初めて、食べました!…ごちそうさま…です…」
そして、また寝てしまった。
エレノアは思い出しながら、顔を真っ赤にしながら
「とっても、おいしかったんです!」
カラン
レオが入ってきて
「朝御飯、食べにきたよ?ってエレノア、なぜそんなに顔が真っ赤なの?」
「ここに来ての…食事の話を…」
「美味しそうに、食べてたね!フフ」
エレノア達は、椅子に座りながら
「いただきます~!!!!!」
レオがエレノアに言う。
「エレノア?もしよかったら、今日外へ行かないか?」
エレノアは、パウンドケーキを食べながら
「あの…お仕事は、大丈夫ですか?」
口を開こうとするとケーシーが慌てながら
「レオは、花屋の仕事だから…早いんだよ!」
「お花屋さんって、早いんですね!」
レオは、ひきつった笑顔で
「あぁ…」
と言った。
ご飯も食べ終え、外へ出る。
トニーから、
「外へ出るなら、エレノアの馬にも会いに行ってこい!」
とにんじんを渡された。
レオは、エレノアの手を引きながら
「さぁ、行こうか!」
エレノアは、少し顔を赤らめて
「ありがとう、レオ。」
久しぶりの外は、とても気持ちいい風に包まれた。
息が吸える。
アヴェーヌ城の近くの町は、いろいろな店があって何もかもが新鮮だ。
レオに言う。
「ここら辺は、オレンジが多いですね!」
「あぁ、特に料理や香水などは、オレンジの香りがするのが多いよ?」
「そうなんですね!!」
少し坂道を越えると、大きな馬小屋が見えてきた。
そこに白い馬が、水を飲んでいた。
エレノアは、大きな声で
「ビビー!!!!!!」
ビビは水を飲むのをやめ、目をパチパチさせ
「エリー!!!!!」
エレノアは走り出そうとしたが、まだ怪我が完全に治ってないので走ると…
カクン
レオは急いでエレノアの手を掴み、引き寄せた。
エレノアは焦りながら
「あっありがとう…」
レオはエレノアの手を繋ぎ
「ゆっくり行こう!ビビは、あそこにいるのだから…」
ゆっくりとゆっくりと歩き、馬小屋に着く。
エレノアはビビの頬をさわる。
「よかった!無事だった!」
ビビの黒い尻尾が左右に揺れながら
「エリー!エリー!よかった!!
聞いて!エリー!私、恋をしたのよ?」
「ん?」
「私、トニーに恋をしたのよ!あの人は、私の食べ物を理解してる♪」
「トニーさんで、思い出した!はいっ!にんじん!!」
「あの人のラブレターだわ!!ウフフ」
エレノアは、ビビを撫でていた。
そしてハッとしながら横を見るとレオが微笑んでいる。
“私…馬と会話しているように、見えてるのかしら?ヤバイ奴と思ってるかしら?”
エレノアは、レオに慌てて
「あの…私、ビビと話していたわけじゃ…」
“バッバレ…”
レオは言った。
「仲良いんだね!」
エレノアは、なんとも言えない顔をしながら
“よかった!たぶん、バレてない!”
エレノアは、ゆっくりと階段をおり
「おはようございます。ケーシーさん、トニーさん」
ケーシーは、
「おはよう!ようやく歩けるようになって、よかったね!
でも無理は、しちゃいけないよ?」
「階段は、ゆっくりですが…そろそろ自分から歩かないと本当に歩けなくなりそうで…フフ」
トニーは机に、食事を置きながら
「おはよ!エレノア!
ワッフルとオレンジの皮入りパウンドケーキといちじくと苺のサラダとチーズ入りオムレツ・オレンジコーヒーだ!
おかわりもあるから、いっぱい食えよ!!」
「うわぁ~!!美味しそう~♪」
ケーシーがエレノアの顔を見ながら
「そういえば、丸三日寝てた後のエレノアの食事は幸せそうだったね~」
“そう…おいしかった!あのときの食事も今も…
生まれてきて、こんなにおいしい食事は…両親といた食事以来だ…”
丸三日の食事の時のエレノアは、震えながら野菜スープを飲んだ。
「何!?この野菜スープ!?うっまぁ!!
この…このお肉…オレンジの味がする!お肉、柔らかい!何で!?」
トニーは、頷きながら
「お肉を柔らかくするのは、オレンジかオレンジジュースなんだ!うまいぞ~って…」
ケーシーは
「しかし…まぁ…よく食べるわねぇ…」
「…フライドポテトも…おいしい…♪この生クリームと切った玉ねぎとマカロニ?ですか?あと上にチーズも!!最高ですね!!あっ!ジャガイモも出てきたわ!…これ…チョコケーキにオレンジのジャムを使っているんですか?すごい!初めて、食べました!…ごちそうさま…です…」
そして、また寝てしまった。
エレノアは思い出しながら、顔を真っ赤にしながら
「とっても、おいしかったんです!」
カラン
レオが入ってきて
「朝御飯、食べにきたよ?ってエレノア、なぜそんなに顔が真っ赤なの?」
「ここに来ての…食事の話を…」
「美味しそうに、食べてたね!フフ」
エレノア達は、椅子に座りながら
「いただきます~!!!!!」
レオがエレノアに言う。
「エレノア?もしよかったら、今日外へ行かないか?」
エレノアは、パウンドケーキを食べながら
「あの…お仕事は、大丈夫ですか?」
口を開こうとするとケーシーが慌てながら
「レオは、花屋の仕事だから…早いんだよ!」
「お花屋さんって、早いんですね!」
レオは、ひきつった笑顔で
「あぁ…」
と言った。
ご飯も食べ終え、外へ出る。
トニーから、
「外へ出るなら、エレノアの馬にも会いに行ってこい!」
とにんじんを渡された。
レオは、エレノアの手を引きながら
「さぁ、行こうか!」
エレノアは、少し顔を赤らめて
「ありがとう、レオ。」
久しぶりの外は、とても気持ちいい風に包まれた。
息が吸える。
アヴェーヌ城の近くの町は、いろいろな店があって何もかもが新鮮だ。
レオに言う。
「ここら辺は、オレンジが多いですね!」
「あぁ、特に料理や香水などは、オレンジの香りがするのが多いよ?」
「そうなんですね!!」
少し坂道を越えると、大きな馬小屋が見えてきた。
そこに白い馬が、水を飲んでいた。
エレノアは、大きな声で
「ビビー!!!!!!」
ビビは水を飲むのをやめ、目をパチパチさせ
「エリー!!!!!」
エレノアは走り出そうとしたが、まだ怪我が完全に治ってないので走ると…
カクン
レオは急いでエレノアの手を掴み、引き寄せた。
エレノアは焦りながら
「あっありがとう…」
レオはエレノアの手を繋ぎ
「ゆっくり行こう!ビビは、あそこにいるのだから…」
ゆっくりとゆっくりと歩き、馬小屋に着く。
エレノアはビビの頬をさわる。
「よかった!無事だった!」
ビビの黒い尻尾が左右に揺れながら
「エリー!エリー!よかった!!
聞いて!エリー!私、恋をしたのよ?」
「ん?」
「私、トニーに恋をしたのよ!あの人は、私の食べ物を理解してる♪」
「トニーさんで、思い出した!はいっ!にんじん!!」
「あの人のラブレターだわ!!ウフフ」
エレノアは、ビビを撫でていた。
そしてハッとしながら横を見るとレオが微笑んでいる。
“私…馬と会話しているように、見えてるのかしら?ヤバイ奴と思ってるかしら?”
エレノアは、レオに慌てて
「あの…私、ビビと話していたわけじゃ…」
“バッバレ…”
レオは言った。
「仲良いんだね!」
エレノアは、なんとも言えない顔をしながら
“よかった!たぶん、バレてない!”
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