韋駄天の運び屋 女神さまからレアギフトで外れギフトを貰った僕が英雄になるまで

すのもとまさお

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説得

説得 アルフ視点

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俺たちは明日はギルドで落ち合うことにし、解散した。
今はガイやシエラさんに教えてもらった、彼らの拠点に向かっている。
時間は夕暮れで太陽が沈みかかっていた。


「それにしても、まさかアルフが勧誘するとは思わなかったな」
「ん?そうか?」
「そうだよ!アルフってば、確かに困ってる人を放っておかなかったり、お人好しな部分はあるけど、必要以上に関わったりしないじゃない」
「まぁ、基本は相手の問題だからな。俺は出来ることするだけだ」
「でも、今回はかなり相手の領域に入った事をしたよね?」

・・・たしかに言われてみればそうだな・・・

いつもなら、相手が決めた事をとやかく言わないよう気を付けているんだが・・・
ジンが冒険者になることを諦めるって言った時は何故か止めてしまった。

それも、ほぼ反射的にだ・・・

だが、ジンが俺たちのパーティに来てくれれば、必ず俺たちの助けになると確信もある。
どうして自分でもそう思うのか、分からないが・・・・

まぁ今日話してみたところ、良いヤツではあるし、人柄に関してはガイもシエラさんもジンの事を気に入ると思う・・

だが、問題はガイが運び屋嫌いって所だな・・・

ジンの人格そのものは問題ないと思うが、運び屋志望ってところにガイは気に入らないだろう。
しかもジンのギフトは韋駄天だ。
韋駄天なんて授かった瞬間、冒険者を諦める奴すらいるくらいだ。

実際、普通の人間が韋駄天を貰ったところで何が出来るって話もある。
韋駄天持ちの運び屋か・・・・

その点でもガイは反対するだろうな・・・・

どう説得すれば良いんだろうか・・・・?

「・・・アルフ?」
「あ・・・すまない、どうした?」
「・・・やっぱり、ガイの説得は難しそう??」
「・・・・そうだな・・・ジンの手前、ああ言ったは良いが、正直どう説得すれば良いのか見当もつかないな・・・」
「そうだよねぇ・・・運び屋だけはどうしても無理って言ってるくらいだし・・・」
「そもそも、なんであいつは運び屋がそんなに嫌なんだろうな・・・」
「んー・・・やっぱりガイもB級なだけあって、運び屋に嫌な思いさせられたんじゃないかな?」

運び屋が人気ない理由には「役に立たない」というだけでなく、運び屋の中には「荷物を盗む」という輩もいるという点もある。

運び屋は基本アイテムの管理をするのが仕事だ。
そのため、遠征クエストや大部隊クエストのときは一時的にパーティに入れるのだが、その際、荷物を盗む運び屋も多いのだそうだ。


B級といえば、高ランクの冒険者だからな。
ガイとシエラは、かなりの数のクエストを経験してきたはず・・・
それだけ運び屋の被害にあったのかもしれない・・・

「・・・それならジンならそういう事を絶対にしないと分かって貰えればいいのか・・・」
「んー・・・それだけだと難しい気がするなぁ・・・」
・・・全く・・・俺も人の事は言えないが、ガイの頑固さも困ったものだな・・・

そう考えているうちに、ガイとシエラさんの拠点である住処に着いてしまった。

「着いちゃったねぇ・・・・」
「ああ・・・まぁ、何とかなるだろう」

俺達はドアを叩いた。
「ガイ、シエラさん、俺とアンナだ。いるか?」

待っていると、ドアが開いた。

「アルフ、アンナ!ずいぶんと遅かったですね」
「ただいま、シエラさん。あの後、色々あったんだ。遅くなってすまない」
「遅くなってごめんね、シエラ」
俺とアンナはシエラさんに謝罪した。

「いいんですよ。夕方とはいえ、まだ外は少し明るいですし・・・色々の件を聞きたいところですが、まずは上がってください。お部屋に案内しますね」

そう言われ、俺たちはシエラさんに部屋に案内された。
「ガイ、お二人が来ましたよ」
リビングであろう部屋で剣を磨いているガイがいた。


「おお!やっと来たか!全く!どこで道草食ってたんじゃ!」
「すまない。あの後色々あってな・・・あとでそのことを話そうと思う」
「がはは!別に怒っとらんわい!ひとまず、部屋に荷物を置いてこい!」
「うん。また後でね」
アンナがそう返事し、俺たちは自分たちの部屋に案内された。

二人が借りた借家に俺たちも住むことになったのだが、部屋がいくつか空いていたらしい。
ヴァルザには冒険者用として、パーティ向けの借家がいくつかあるとの事だ。

・・・二人で住むのに何でこんなに部屋が空いてるような家を借りたんだ??
まぁ、別に詮索するつもりが無いが・・・・

「アンナはこっち、アルフはこちらの部屋を使ってください」
俺たちは部屋を案内された後荷物を置いて、リビングへと向かった。

「そういえば、お二人とも、ご飯はどうします?まだ夕暮れ時ですけど、食べに行くなら準備しますが・・・」
「ああ・・・シエラ・・・もしかしたら・・・いらないかも・・・」
「??何かあったんですか??」
「シエラさん、それも踏まえて話すよ」

リビングへ行くとガイが飲み物を用意してくれて待っていた。
「がはは!とりあえず、二人は疲れたじゃろう!こっちに来て茶でも飲め!」
「ありがとうガイ」
「いただきまーす!」

俺たちはガイの入れてくれたお茶を飲み、一息ついた。

「それでアルフ、あの後何があったんですか?」
「ああ・・実は・・」

俺とアンナは二人と別れた後の事から、とりあえず暴君を懲らしめたところまで話した。

「がはははは!!まさか、いきなりやりあうとはな!流石アルフじゃな!!」
ガイは大笑いしていた。

「笑い事じゃないよ・・・わたしすごい怖かったんだよ・・・」
「この街は人が多い分、野蛮な人も多いですからね・・・」
「ああ、以前ガイも言ってたな」
「それにしても、まさか暴飲食い倒れ停でご飯食べてたんですね」
「え?知ってるの?シエラ」
「ええ。あそこの料理はとても美味しいって評判なんですよ。私もガイもよくお世話になってます」
「特にあそこの店のから揚げは最高での!ワシはいつも頼んでおるぞ!」
「ああ。確かに美味かった・・・今度また皆で食べにいこう・・・」
俺たちはそれからしばらく雑談をしていた。
本当は早く切り出したかったが、こう盛り上がってはな・・・
「ところでアルフ!お前さんを助けようとした小僧はその店の店員か?」
ガイが思いがけない事を聞いてきたので俺はチャンスと思った。

「ああ、そうだ」
「そうかそうか!なら今度礼をしに行かんとな!」
「・・・いや、それなら明日会うことになる」
「ん?どういうことじゃ?」
やっと本題に入れそうだ。

俺は一度深呼吸した。

「ガイ、シエラさん。二人に相談もなく、勝手にやったことで申し訳ないが、実は俺はその人をこのパーティに勧誘したんだ」
「あら??アルフが人を誘うなんて・・・よっぽどの人物なんですね」
「がははは!!まさかスカウトまでするなんてな!」
「ですが、話を聞く限り、お店の店員さんなんですよね?」
「ああ。だが、そいつは冒険者志望者なんだ。だから、今日でその店を辞めることになったんだ」
「がはは!!まぁ、度胸があるのは認めるがの!アルフ、お前さんが見込んだ男じゃ!それだけじゃないんじゃろ!?」
「ああ。俺はそいつがこのパーティに必要な存在だと確信している」
「アルフがそこまで言うなんて・・・・」
シエラさんが驚くのも無理が無い。
俺自身、なぜそう思うのか分からない・・・
だが、何故か確信している。

「がははは!!アルフがそこまで言うとはな!で、そいつのギフトはなんじゃ?」
・・・・いよいよか・・・

「ああ・・・そいつが授かったのは・・・・韋駄天だ」
「がははは!!なるほど!韋駄天か!!そうか!!そう・・か・・・・韋・・・・駄・・・天じゃと!!??」
ガイは思いがけないギフトで困惑している様子だ。

「・・・・アルフ・・・それは本気で言ってるのですか?」
シエラさんは一気に真剣な表情になった。

「・・・ああ、俺はそいつを運び屋としてこのパーティに加入させたい」
さぁ・・・どう反応する・・・・?


「・・・だ・・・ダメじゃダメじゃ!!!韋駄天で、しかも運び屋じゃと!!??役立たずも良い所じゃろうが!!」
やはり、ガイは猛反対してきたな・・
だが、俺も引くわけにはいかない・・!!

「そんなことはない。現にあいつは俺を助けようと、自分より強いやつに立ち向かったんだ」
「何言うとる!!?別にそいつが居なくても、お前さん一人で何とかなったじゃろう!!」
「正直その通りだが、そんな事よりも、自分よりも強い相手に立ち向かう所にも可能性を感じたんだ。あいつは絶対にこのパーティに必要な存在になる」
「ダメじゃダメじゃ!!!お前には悪いがな!運び屋志望なんぞ、ロクな奴じゃ無いわい!!」
「そんなこと無い。現にそいつは自分のせいで誰かを傷つけたくないって言って俺の勧誘を一度断ろうとしたんだ」
「だからどうした!!?言っとくがな!!わしゃ絶対に認めんぞ!!お前たちは知らんだろうが、運び屋はな!!戦えもしない、誰でも出来るような仕事で楽しとる連中なんじゃぞ!!」
確かに一部そういう連中もいるだろうが、全員がそうじゃないだろう・・・!

「ガイ!ジンはそんな奴じゃない!あいつは俺たちのパーティに必要な存在になる!俺はそう確信している!」
「何を言うとる!!ならアルフ、お前がそこまで言えるなら、何か根拠があるというじゃな!!?」
「いや・・・正直俺もなぜそう思っているのか分からない・・・」
「なんじゃと!!?それなのに勧誘したというのか!!??」
「ああ。だが、俺は確信している。その運び屋が俺たちのパーティに必要な存在になると」
「お前の意味の分からん勘に付き合っとられん!!」
そう言うと、ガイは席を立とうとした。

「ガイ!待ってくれ!!まだ話は終わってない!!」
「いい加減にしろアルフ!!良いか!!よく聞くんじゃ!!!運び屋はロクな連中じゃないんじゃ!!運び屋志望のそのガキもどうせお前の傍で楽に仕事したいだけのクソ野郎なんじゃ!!」
「が、ガイ・・!それ以上あいつのことを・・・」
俺がガイに反発しようとしたその時だった。

「ガイ!!!!!!」

そう大きな声を挙げたのは、アンナだった。
俺たちは驚いた。
アンナの大声を滅多に聞かないからだ。
当然ガイも困惑していた。

「なんでそんな酷いこと言えるの!!??ガイだって最初はジンさんの事褒めてたじゃない!」
「い・・・いや、じゃがな・・・」
「それなのに運び屋志望だって聞いたら掌返してロクな奴じゃないなんて・・・ガイはジンさんと話したことあるの・・??」
「い、いや、たぶん見たことあるだけで話したことは無いが・・・」
ガイはアンナの初めての反発に戸惑っていた。
俺もアンナが俺以外に反発したところを見たことが無いから驚きっぱなしだ・・・

「ジンさんはね、自分よりも強いのを分かってたのに、おばさんやアルフを守ろうとしてくれてたんだよ?自分のせいでわたし達が傷つかないよう、アルフの勧誘を断ろうとしたんだよ?」
「そ、そうなのか・・・?」
「いや、それは俺も言ったじゃないか・・・」
「そ、そうじゃったな・・・」
ガイが困惑し過ぎて記憶が飛んでいた。

「そんな優しい人に対して・・・話したことも無いのに・・・どうしてロクな奴じゃないなんて言えるの・・・?酷いよ・・・!!そんなガイなんて・・・・」









「大っっっ嫌いっっっ!!!!!」



・・・・・・・・アンナの一言で静寂流れた。
ガイはアンナの一言があまりにショックだったのか、白く固まって動けないでいた・・・
まるで魂が抜けたかのような顔になっている・・・・
こんなガイを見たのは初めてだ・・・・

しばらく沈黙が続いた後、ガイが口を開いた。

「・・・分かった・・・・」
俺は耳を疑った。
ガイから「分かった」の声が聞こえたからだ。

「ガ、ガイ!ホン・・・!」
「ただし!!」
俺が言い切る前にガイが静止した。

「仮加入じゃ・・・・お前さんたちはヤツを見ているが、ワシらはそいつの事を知らん。まずは仮加入で本当にそいつが必要かどうかを見させてもらう・・・それでいいな?シエラ」
ガイはそう言いながらシエラさんを見た。

「・・・・ええ。私もその方の事が気になりますし・・・本当に必要なら加入して貰えば良いでしょう」
・・・なるほどな・・・
ガイには無理に説得するよりも、アンナの一声の方が効くのか・・・・

・・・・俺には無理な手段だ・・・・・

「ガイ、シエラさん、無茶な頼みを聴いてくれてありがとう」
「ホントじゃわい!!全く・・・」
「アンナもありがとう。ガイの事を説得してくれて」
「・・・・」

アンナは俯いてしまっていた。
まぁ、そうだろうな・・・
アンナにしてもあんな大声を滅多に出さないし、ガイに対して普段はあんなに反発しないからな。
自分でもショックだったんだろうな・・・

それにしても・・・
アンナもジンの事を・・・・
何だかんだで俺と同じ思いだったんだな・・・

俺はウンウンと頷きながらそんなことを考えていた。

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