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しおりを挟む「はぁ~。やっぱここは癒やされるわぁ。」
アンナライラ様とユースフェリア王子に絡まれて精神が疲弊していた私は、学園での授業が終わると早々に保護猫施設にやってきていた。
さわさわとシロ様の艶々な毛並みを撫でては手から癒やしを摂取する。
本当はこのままシロ様のお腹に吸い付きたいくらいだが、シロ様のふわふわなお腹に吸い付こうとすると、ブチ様が必ず邪魔をしに来るのだ。
ブチ様というのは白と黒のブチ模様がある猫様のことだ。
たぶんブチ様はシロ様のことが気に入っているのだろう。いつも、私がシロ様に触ったあとは、ブチ様が必死にシロ様をグルーミングしている。
ちなみに、私がブチ様に触ろうとすると物凄い勢いで触るな!と威嚇してくるので、ブチ様には触ったことがない。
うう。いつかブチ様に触れて、ブチ様のお腹に吸い付いてみせるんだからっ。
「ブチ様。たまにはおさわりさせてください。」
丁重にブチ様にお願いするが、ブチ様は私のことを横目で見るとすぐにどこかに行ってしまった。
「いいもん。私にはシロ様が……。ってあれ?シロ様??」
ブチ様に目を向けているとシロ様がその隙にどこかに行ってしまった。
ガックリと項垂れている私の手をザラザラとした舌が撫でる。
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