16 / 24
音楽の力
ハーメルンのギター弾き
しおりを挟む
いよいよ当日がやってきた。
足のない人を迎えに行き、会場の準備を手伝っていただいた。
F◯cebookで繋がった、まだ逢ったことのない人達と出逢える良い機会でもある。
お茶やお菓子を用意していると
「おはようございま~す!」
春さんが来てくれた。
「何か手伝うことはありますか?」
と、すぐにお菓子を並べてくださった。
「春さん!ありがとう~!今日は、どんな風になるか、ドキドキだよ~!」
「ほんとですね~!まぁしぃさんは、あとは、自分に任せて!って言ってましたね・・・」
映画が終わった後は、全て彼にお任せしている。
打ち合わせもしていない。
わぁ・・・どうなるんだろう・・・
不安はあるが、それと同時に、未知なることへのワクワクがある。
「おはようございます。今日の上映会はこちらですか・・・?」
その後から次々と人がやってきた。
F◯cebookで知った、あの人やこの人・・・
似顔絵描きのニャ~さん、写真家のミシャさんや、カイロのチナさん・・・
ミーさんや、みゆ先生も到着された。
来てくれた皆の笑顔がとてもステキで、その笑顔にふれるだけで自分が癒された気がした。
「F◯cebookではありがとうございます!」
「こちらこそ、来てくださってありがとうございます!」
そして、彼がやってきた。
マウンテンマウスの『まぁしぃ』と呼ばれている彼だ。
「マウンテンマウスのまぁしぃです!今日はよろしくお願いします!!」
満面の笑みをたずさえて彼はやってきた。
「こちらは、奥さんのユリちゃんです!!」
とにかく明るく楽しく元気いっぱいで、人をワクワクさせる力がある。
この人が噂の『まぁしぃ』か・・・。
「こちらこそよろしくお願いします!映画が終わったあとは、全てお任せいたしますので!」
彼はニカっと笑って、オーケーサインを出した。
もうそろそろ時間だ・・・
人前で話をするのは苦手だが、そうも言ってはいられない。自分はどちらかといえば緊張して声が震えてしまうほうだ。
だから、挨拶は事前に心に決めていた。
上手くやろうとしないこと。
失敗しても大丈夫ということ。
失敗するくらいがむしろ丁度良いのだと。
「皆様、今日はお越しくださりありがとうございます。今から上映会をはじめさせていただきます。」
おじぎをすると、すぐにプロジェクターの再生ボタンを押し、部屋の電気を消した。
神様との約束・・・それは、胎内記憶のお話である。
子供達は、じっとはしていられないようだった。絵を描いて遊んでもらおうという考えは甘かったらしい。
暗くなったと思えば、走り回る子、グルグル探検する子。
そして、子供達は、いよいよ扉の外に出ようとしているではないか!!
お母さん達にも子供達のことは気にせずゆっくり観ていただくというのが今回の目的でもある。
私は子供達と共に部屋から出た。
子供達は自由そのものだ。部屋から出たと思ったら、今度は走り回りだした。
広い場所だから、思う存分走り回れる。
そうこうしてるうちに、
まぁしぃがギターを弾きながらやってきた。
満面の笑みで童謡を歌いながら歩く。
すると、子供達が彼に気づき、
なんと、彼の後ろに列をつくって歩き出したのだ。
え・・・何これ!?
これ・・・あれに似てる!!
そう!!ハーメルンのバイオリン弾き!!
ギターを弾き、歌いながら、子供達が行列をつくるその姿は、まさに、
『ハーメルンのギター弾き』
であった。
足のない人を迎えに行き、会場の準備を手伝っていただいた。
F◯cebookで繋がった、まだ逢ったことのない人達と出逢える良い機会でもある。
お茶やお菓子を用意していると
「おはようございま~す!」
春さんが来てくれた。
「何か手伝うことはありますか?」
と、すぐにお菓子を並べてくださった。
「春さん!ありがとう~!今日は、どんな風になるか、ドキドキだよ~!」
「ほんとですね~!まぁしぃさんは、あとは、自分に任せて!って言ってましたね・・・」
映画が終わった後は、全て彼にお任せしている。
打ち合わせもしていない。
わぁ・・・どうなるんだろう・・・
不安はあるが、それと同時に、未知なることへのワクワクがある。
「おはようございます。今日の上映会はこちらですか・・・?」
その後から次々と人がやってきた。
F◯cebookで知った、あの人やこの人・・・
似顔絵描きのニャ~さん、写真家のミシャさんや、カイロのチナさん・・・
ミーさんや、みゆ先生も到着された。
来てくれた皆の笑顔がとてもステキで、その笑顔にふれるだけで自分が癒された気がした。
「F◯cebookではありがとうございます!」
「こちらこそ、来てくださってありがとうございます!」
そして、彼がやってきた。
マウンテンマウスの『まぁしぃ』と呼ばれている彼だ。
「マウンテンマウスのまぁしぃです!今日はよろしくお願いします!!」
満面の笑みをたずさえて彼はやってきた。
「こちらは、奥さんのユリちゃんです!!」
とにかく明るく楽しく元気いっぱいで、人をワクワクさせる力がある。
この人が噂の『まぁしぃ』か・・・。
「こちらこそよろしくお願いします!映画が終わったあとは、全てお任せいたしますので!」
彼はニカっと笑って、オーケーサインを出した。
もうそろそろ時間だ・・・
人前で話をするのは苦手だが、そうも言ってはいられない。自分はどちらかといえば緊張して声が震えてしまうほうだ。
だから、挨拶は事前に心に決めていた。
上手くやろうとしないこと。
失敗しても大丈夫ということ。
失敗するくらいがむしろ丁度良いのだと。
「皆様、今日はお越しくださりありがとうございます。今から上映会をはじめさせていただきます。」
おじぎをすると、すぐにプロジェクターの再生ボタンを押し、部屋の電気を消した。
神様との約束・・・それは、胎内記憶のお話である。
子供達は、じっとはしていられないようだった。絵を描いて遊んでもらおうという考えは甘かったらしい。
暗くなったと思えば、走り回る子、グルグル探検する子。
そして、子供達は、いよいよ扉の外に出ようとしているではないか!!
お母さん達にも子供達のことは気にせずゆっくり観ていただくというのが今回の目的でもある。
私は子供達と共に部屋から出た。
子供達は自由そのものだ。部屋から出たと思ったら、今度は走り回りだした。
広い場所だから、思う存分走り回れる。
そうこうしてるうちに、
まぁしぃがギターを弾きながらやってきた。
満面の笑みで童謡を歌いながら歩く。
すると、子供達が彼に気づき、
なんと、彼の後ろに列をつくって歩き出したのだ。
え・・・何これ!?
これ・・・あれに似てる!!
そう!!ハーメルンのバイオリン弾き!!
ギターを弾き、歌いながら、子供達が行列をつくるその姿は、まさに、
『ハーメルンのギター弾き』
であった。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる