輝夜物語

輝夜

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音楽の力

デビューと、レコーディングと

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人は皆、あの世と呼ばれるところで、自分は何をするのか、したいのかを決め、それによって親となる人を選ぶという。

地球を守る為・・・人の役にたつ為に産まれてきたという魂が、今、地球上にはたくさんきている。

私もそうなのかもしれないな・・・

そう考えたら、この会場にいる人達や、道端を歩いている人・・・すれ違う人でさえ神秘神聖の存在に感じられた。

そして、子供達は、私たち大人にとって、先生のような存在なのだな・・・

「今日は上映会に来ていただき、ありがとうございます。おかげさまで無事に終了しました。」

いよいよ、春さんのデビューの時がやってきた。

「皆さん、こんにちは!マウンテンマウスのまぁしぃです!今日は、この様な機会をいただきありがとうございます!
このご縁に感謝し、皆さんに歌を送りたいと思います!春ちゃんが今からギターに合わせて歌いますので、あとについて歌っていただけたら幸せます!!」

そして、美しいギターの音が流れ出した。

ギターに合わせて、春さんが歌う。

「この世に産まれてきてくれて、
ほんとうに、ありがとう」

このフレーズを皆で繰り返す。

「あなたが、とても、大切なのです
あなたが、とても、大切なのです」

春さんとまぁしぃの、まぁるいキレイな優しい声が会場に響く。

それに合わせて、会場の皆さんの声が響く。

なんて、ステキな光景だろう・・・

でも、やっぱり、彼女の歌声に嫉妬してしまう自分がいる。

私ではきっと、こんなふうに人を感動させることはできない・・・

そんな想いがどうしてもわきあがってきてしまう。

そんな私が、何故、歌なんだろう・・・。

皆さんの助けもあり、上映会は無事に終了した。

私は、ミーさん、春さんとともに、カフェに行った。

「いや~!感動したね!春の歌、よかったわぁ~」

と、ミーさんが言った。

「ミーさん、ありがとうございます」

「2人とも、手伝ってくれてありがとう~!無事終わってよかった~!」

本当に、感動的な終わり方だった。
これも、歌の力だろうか・・・
あの一体感・・・

「マウンテンマウス・・・なんか、すごかったね・・・」

3人とも一緒にうなづいた。

「そうそう!2人に伝えようと思ってたんよ!今度、声診断の師匠の、相田洋介さんがくるから、声診断どうかと思って!グループでの声診断もあるんよ!
これがまた、色んな人のお役目とか聞けて面白いよ~!!」

「え!?そんなすごい人がくるの!?
グループの声診断受けたい!!」

私の悪い?癖か・・ワクワクが止まらない。

「私もお逢いしたいです!!」

「2人とも参加じゃね!楽しみにしてて~!ちょっとぶっ飛んだ感じの人だけど、けっこうイケメンよ!」

なんと!!イケメン!!

私は、ジャニーズのテ◯マスのテゴちゃんの大ファンである。
そう・・・イケメン好きだ。

春さんと2人で顔を見合わせ、目をキラキラさせた。
彼女もイケメン好きなのだ。

そもそも、イケメンが嫌いな女子などいるのだろうか・・・

この時の私はそう思っていたが、
まさか後に、自分の娘がイケメンが吐き気がするくらい嫌いだという事実を知ることになるとはつゆ知らず、期待に胸を膨らませながらその場をあとにした。

そして、その日の夜、

「よしえちゃん!!『大好き下松ありがとう』のレコーディングをしない!?」

まぁしぃからの、突然の電話だった。

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