The world is mine

ゆぅちゃん

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魔女と宝探し編2

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はやと達の視線の先にいたのは真っ黒な長い黒髪は腰まで伸びていて毛先をブツ切りぱっつんヘアー
前髪も同じように綺麗に整えられている。
黒のワンピースに裾には白のレース。
光を全くうつさない漆黒の瞳。

「ヴァルギリアだっ!!」

「えぇーー!?でも...似すぎでしょ!!」

....................。。+

「くしゅんっっ…」

「えっやだ何風邪ぇ~??やめてよミラン…?」

「大丈夫よ、ミオン…私は平気。」

「ならいいけど…」

....................。。+

「でも、アレは多分仮の姿だ…
そうやすやすと出てくる様な奴ではないからな…」

「クスクス…クス…私は今すごく...
すごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごく...

嬉しいの!!
だって…やっと…私…は…会いたくて…仕方のない…愛しい…あなたに会えたのだから…!!

あぁーー…早くこちらへ来て…
そして遊びましょう!!
あなたの大好きなお菓子も用意してお茶会を開きましょう!
さっこっちへ来て…私の手を取って?
さぁ──早く…
早く…手を取って…」

はやとに向かって手を差し伸べるヴァルギリア
フッと消えてしまったかと思うと
目の前に現れた。

「はーやーく?」

いきなり目の前に現れたヴァルギリアにびっくりしたはやとは差し伸べられた手を振り払う。
そしてはやとはヴァルギリアに言う。

「俺は君なんか知らないよっ!
それに、俺は小さい頃からずぅーっと言われ続けてたんだ!!
知らない人から、例えお菓子をもらってもついて行っちゃいけないよってね」

ヘラっと言うはやとの後ろでたくとがコケる。
すると先程のヘラヘラした顔とは打って変わって
真剣な表情に少し恐怖を混ぜた顔をしてはやとはヴァルギリアに言う。

「で?そろそろいいだろ?亞希を返してよ...」

はやとにそう言われ、ヴァルギリアは指をパチンっとならした。
その時、真っ暗な空間の奥に上から一つの光が指した。
そこには、椅子に座らされて眠っている亞希が居た。
その周りには鉄格子が張り巡らされていて、まるで牢屋に入れられているようだった。
んんっ…っと眉間にシワを寄せて眠っている亞希はうなされているようにも見える。

「どーして私の手を取らず、あの娘に構うの??
あの子はロックなのよ?
人間じゃない。とても危険な存在なのよ?
あなたはそれを知らない。
だから、あの子と居ようとする。
あなたはあの子から離れた方がいいわ…」

「...何言ってんの??」

「人の話は最後まで聞きなさい。
あの子が、どうして記憶を持たないと思う?
それはね?クスクス…私が消したからよ。」

「!?」

「クスクス…クスクス…
あの子はただの魔女かぶれ…
どんどん危険な存在になっていったゎ…
ほっておけばどんどん人を殺して…
あなただって死んでいたかもしれないのよ?」

「そんなこと...」

「あの子の事は魔女達の中で噂になっていた。
あの子がすべての記憶を取り戻す前に
縁を切りなさい。私が契約を解除させてあげる。
私がせっかく玩具箱を作り落としてやったのに
あなたが鈴なんて拾うから…」

「鈴…なんで知っているんだ…」

「あっそうそう…鈴もこちらへ渡してくれる??」

「......くだらねぇ──…」

「......なに?」

「あのさぁー?
俺からしたら亞希より、よっっっぽど、あんたの方が危険だと思うんだけど?
えっとなんだっけ?ヴァルギリアさん??」

「ど......うして…」

「もぉー!あんた小さい頃何してたの?
必死に魔法とか唱えてたのか??
お母さんに何も教わらなかったの?
知らない人の言う事をそう簡単に信じちゃいけないって...
俺は言われたぜぇー??」

ヴァルギリアは説教ぎみに語るはやとの顔をただ見つめていた。


「俺達、亞希の事はあんたの事より知っているからな…
それに、これから旅をしていけばもっと亞希の事を知れる。
ソレは亞希の記憶だから、嘘じゃない事実だ。」

「......」

「あんたは口で言ってるだけだよな?
それを俺たちは何を根拠に信じたらいいの?
何を根拠に信じれって言うの?
例えこれから旅を続けていって、亞希が君の言うように
本当に危険な存在だったとしても、俺が亞希を変えてやる!!
変えてみせる!!」

ぐっと歯を食いしばるヴァルギリア。

「あっそれと、鈴は渡さないよ。
コレは亞希のだからね
「人のものを勝手にほかの人に渡しちゃいけない。」
コレも俺小さい頃からずぅーっと言われてたからね!」

「...クスクス…クスクス…クスクス…
それはね?元々あの子のものじゃないのよ?」

「しつこいな…だから何を根拠に信じれって??」

「...あまり、私達の世界に足を踏み入れないことね…
さっもういいでしょう?鈴を渡して頂戴?」

「.........」

「早く?早く!!!!
早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く!!!!!!」

そう急かすように何度も早くと言いながらジリジリと近づいてくるヴァルギリア。
危険を、感じたたくとがはやと!!っと割って入ろうとする。
すると、ヴァルギリアがたくとを睨み
右手をたくとに向ける。
するとUの字になった鉄の刺又の様なものをたくとのクビにむかって放った。

「ぐっふっ...」

ガッっとたくとの首に引っかかると後ろに現れた壁のような物にドンっとぶつかると深く突き刺さった。
ガーンと鈍い音が空間に響く。

「たっくん!?」

「うるさぁぁーーーーい!!!!
だいたいね!私は今、はやと君とお話しているのよ!
人の話に勝手に入ってこないで!!」



「それにね、私はあなたも嫌いなのよ!!
あなたもあの子人形と一緒だわ!!」

たくとに怒鳴るヴァルギリアを見てはやとは切れる。

「っ!?───......
お前っいい加減にしろよ!!
こんなことして何になるんだ!!
俺はさっきも言っただろ!!
お前の言うことは信じない!!
お前には渡さない!!ついても行かない!!
お前こそ早く亞希を返せ!!」

はやとの大きな声が真っ暗な空間に響き渡る。
その声で亞希が目を覚ます。

「──...あなたはあの子の事何も知らないクセに…
あの子は今自分が何者なのかも自分が存在する意味も
何も知らない、何も分からない、ただの人形。
人間の形をした抜け殻。
邪魔なだけよねー」

その後の言葉にはやとは怒りの気持ちをぎゅっと握る拳に込める。

「邪魔...」

そう悲しそうに小さく呟く亞希

「あんな役立たずな馬鹿な人形──...」

─────────ドクン─────────

「............」

はやとは俯き口を右手で隠す。
─────────ドクン─────────
亞希もまた俯き2人はヴァルギリアの次に出てくる言葉に怯え恐怖し嫌な予感を抱いていた。

「周りを不幸にするだけの哀れな子供を体に宿した哀れな子。
そんな亞希人形なんて生まれてこなければのかったのよ───!!」

「!?」

「!?」

ヴァルギリアの言葉で亞希は頭痛に襲われる。
激しく痛む頭痛をこらえる亞希は唇をグッと噛み締める。
はやともまた、亞希との共感覚を通じて、あらゆる感情が自分の中に流れ込んでくる。
悲しさ、寂しさ、不安、怒り、恐怖、孤独感。
渦巻く感情の強さに吐き気がする。

一点を見つめて黙り込むはやとにヴァルギリアは続けて言う。

「だからね?あんな人形なんかに構わないで
私の所へおいでなさい?
ね?そうしなさいよっ♪」

そう嬉しそうに言うヴァルギリア
その時、たくとはU字の刺又のようなものを壁から引き抜いて
力を使い果たしたのかガクンっと座り頭をさするたくとを見て
ヴァルギリアは閃いた様に笑顔ではやとに言う。

「あっ!そうだ!!
今なら、あそこのお友達も一緒に手遅れになる前に助けてあげてもいいわょ?」

ニコニコと笑いながら言うヴァルギリアを
はやとは睨みつけて言う。

「大きなお世話だ…俺は亞希と一緒にいる!!
お前こそ、俺に構うな。」

そんなはやとの言葉に亞希ら泣きそうな表情に嬉しさを感じさせる顔をした。
だが、ヴァルギリアは納得いかないと言わんばかりに
恐ろしい表情に変える。

「!?...なんで!!
なんで!!なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
なんっ...」

なんでと繰り返すヴァルギリアにはやとは自ら近づき
優しく名前を呼び、右手てヴァルギリアの髪と頬を撫でる。

「ね、ヴァルギリア...
俺が亞希と居るコトに理由とか根拠とかそんなものないんだ。
だからね?なんで?なんて言われてもわからない。
でも、ただ1つ俺は俺の中の確信を信じている。
ただそれだけのことなんだ...」

そう言い、はやとは亞希をチラッと見る。
はやとと目が合った亞希は少しドキッとして顔を赤くする。

「あっそうそう、それと1つ言い忘れてたけど
ヴァルギリア…ごめんね…」

そう言ってはやとはそのまま右手でヴァルギリアを引き寄せて抱きしめる。

「本当に残念なんだけど…
どうしても俺は─────────」



そう優しい声で優しい顔で言いかけてから
はやとは一息置いて声は低く、真顔でヴァルギリアに言う。

「全然。全く。
君とは話が合いそうにもないみたいだ。」

そう言ってすぐ真っ暗な空間にドンッっと低く鈍い音が響く。
ヴァルギリアは目を見開き、はやとがスッと体を交わすと
ヴァルギリアはそのまま前に倒れた。
コメカミから血がダラダラと勢いよく流れる。
そんなヴァルギリアをはやとは冷たい目で見る。



「せっかく、俺をお誘いしに出てきてくれたんだろぉーけどさ。
あいにく、俺ってば今ダイエット中ーー。
だからお菓子なんかよりも...」

はやとは冷たな目からニコッと笑い、後ろのポケットに拳銃をしまいながら言う。

「いっぱい動く【宝探し】に夢中なんだよねぇ~
おあいにくさまでしたぁ♪」

倒れたヴァルギリアは床に血を広げて
はやとが言い終わると叫びだした。

「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヴァルギリアが叫ぶと空間がガラガラと大きく音を立てて崩れ始めた。
亞希の周りの鉄格子も壊れて亞希の足元も崩れだした。
足を取られてバランスを崩して倒れそうになる亞希に
はやとは亞希!っと叫び手を差し伸べた。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -。。+

「キット...キットイツカ貴方ハ後悔スルワ...
私ジャナクテ...アノ人形ヲ選ンダコトヲ...
アナタハ...キット...キット.......
後悔スルワ......」

片言に話す謎の女、足元にパサッとワタの飛び出た不気味な人形を落とす。
そしてゆっくりと言う。

「早ク......
ネェ...早ク......
私ノ元ヘ...............。」

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -。。+

元の世界に戻ったはやと達は鈴を拾った
血のようなものの横に3人仲良く倒れていた。

その様子を水晶で見ていたミランとミオンがため息をついた。

「まぁーそんなもんよねぇー
でもまさか...
でも、一つ予想外なのは、ヴァルギリアの干渉してくるスピードが、予想よりも遥かに早かった事ね...
とりあえず、それ以外は私達の予想通り♪」

「そうね...。」

「もぉー!早く帰りましょ??
これ以上こんなボロイ建物に居たら息が詰まって死にそうだわ!!」

「そうね...。」

.....................

..................

...............

............

.........

......

...

..



『生まれてこなければのかったのよ───!!」』

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -。。+

「【あぁ...全く...
また聞いてしまった...
すごく嫌な...───────...
嫌な言葉...

あの時飛び散ったヴァルギリアの血も...
初めて見たはやとの恐ろしい顔も...

きっと...私が感じたあの言葉の恐怖には...
勝てない......】

んっ...

【あれ...?

───...そう言えば私は───】」

亞希は重い体をむくっと起こす。

「【私はあの恐ろしい呪いの言葉を...
いったい...

誰に言われたんだろ─────......?】」
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