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クエスト【プルガサス迷道攻略】
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「つーかーれたーんじゃ」
「フィーーン」
「お腹すいたーんじゃ」
「フィーーン」
「お昼食べたいんじゃ」
「フィン!フィンフィン!」
「お昼寝したいんじゃぁ」
「フィン!フィンフィンフィン!」
「ダァ!!もうウルサイ!わかりました!休憩にしましょう」
マップを開き【索敵】で周囲を確認して、アイテムボックスから敷物とサンドウィッチの入った箱を取り出す。アイテムボックスは収納時の状態を保存してくれるので、生ものでも安心して
「いっただきまーす」
「フィ!ンゴ、ムゴ」
……食べれるのである。
「ここからあと5kmは一気に行きますからね」
「はいはい、わかりましたんじゃ」
ぜってぇ、寝る気だなぁコイツ。
「ほら、マロフィノはお水もちゃんと飲んで」
「モゴモゴ」
「おい、おまえそれ何個目だ?」
「……フィン?」
「うおおおい!俺の分は?」
育ち盛りのマロフィノは一瞬で私の分まで全て平らげてしまった。仕方なく干し肉を取り出して食べるが隣でおすわりして待つ黒毛玉の視線が痛い。
食事がすみ、案の定眠りに落ちたリアスをおぶり、マロフィノを頭に乗せ、広い草原を一人歩き続けること1時間半。マップの端にひとつの建造物らしきものが表示され、私の目もそれをとらえる。
「みんな起きろ!見えたぞ!」
「ダンジョンか!?」
「フィン!!」
背中と頭から飛び降りた1人と1匹は一気に走り出し。
「何をしておる!タタラ!早く来んか」
なんか……疲れた。
草原のど真ん中に斜めに突き刺さったような巨大な岩に、不釣り合いなほど立派な門が取り付けられている。
鑑定スキル【識別】
スベンティ・ゲルギルの封印門
トラップなし、封印は解かれているようだ。
また、スベンティ・ゲルギル……しかも……。
「これがダンジョンの入り口か、タタラ早く封印を解くんじゃ」
「いや、その必要はなさそうです」
私は門扉を力強く押す。少し抵抗し、きしみ音を上げながらゆっくりと扉が開いた。
「どういうことじゃ?確かセリカの話だと門は封印されておるんじゃなかったのか」
「どうやら、先客がいるか、またはいた、ようですね。どうします」
リアスは門を見つめながら腕を組み、不敵な笑みを浮かべる。
「むろん!突撃じゃ!」
ああ、あなたってそうゆう感じなんですね。
「じゃあ、行きましょう。ただし常に警戒を」
「マロフィノ!例のヤツじゃ!せーの!」
『フィィィィウォォォォ!!』
「してください……」
雄叫びを上げながら彼女達は扉の隙間からダンジョンの中に走り出した。
「やっぱり……ソロがいいよなぁ」
うなだれながら私もダンジョンの中に入って行く、その後方できしみ音を上げながら門が閉じ、轟音が響いた。
門が閉じたプルガサス迷道の中は暗いどころかむしろ明るい、というか。
「タタラ、あれはなんじゃ?」
先に入った1人と1匹は、門からすぐのところで天を仰ぎ見ながら立ち止まっていた。
「……空です……ね」
私も天を仰ぎ見ながら答える。
「入ったんじゃよな?ダンジョン」
「たぶん」
どこまでも続く青い空、整備された芝生のように綺麗な草原、振り返ると巨大な岩は消え門だけが……って。
「あの門をただ通り抜けただけじゃないじゃろうな?」
「岩が消えてますから、それはない……と思います」
色々と不安になりながらも我々は地図通りに草原を歩き出した。というか地図が無ければ、全方位に広がる広大な草原をどこに行ったらいいのかまったくわからない。
「凄いっすね、この地図作った人」
「このだだっ広い草原でよくルートを考えたもんじゃ」
キンコン。
【警戒】の警告音がなり遠くから草を踏む音が迫ってくる。【索敵】を発動、マップに表示された敵影は5つ。
「フィン!」
「タタラ!この旅で初めての魔獣じゃ!」
前方から迫る敵は、ゴブリンより一回り大きく人型で犬の頭を持つ魔獣【コボルト】の集団だった。つーか、初めてじゃねぇっつーの。
メニュー起動、装備お気に入り2。手の中に現れたショットガン タイプの銃【ブルーム】にバックショット弾を装填して、敵の下半身の高さを狙い散弾する弾を1発撃つごとに左右にズラしながら全弾発射する。
足を集中的に撃たれて先頭の2匹が転倒、左右に弾幕をはられ行き場を失った後方の3匹が飛び上がる。
「来い、ベルググ」
手の中の銃が漆黒の大剣に変わった瞬間、両手剣スキル秘境【飛断剣】振りきった刀身から特大の衝撃波が放たれ、それを追うように私は突撃を開始。空中の3匹を着地させることなく衝撃波が両断し砂煙が立ち上り、それを振り払うように剣を地面に転がる2匹のコボルトに向かい振り下ろし、消滅させた。
「ふぅ。戻れ、ベルググ」
煙が揺れる中で私は剣を収納してマップを確認する。増援は無しか。
「さぁ、行きましょう。次の階へ降りる階段まであと少しです」
「ちょっとまて!なんじゃ今の動きは?敵が来たと思ったら一瞬でいなくなったぞ」
リアスは銃剣を構えたまま驚きに声を荒げる。
ああ、確かにほとんど無心で体が動いてしまったが、今の一連の動きこそパーティープレイ推奨の【AQURIS online】において、私がソロでやっていくために編み出した戦闘法なのだ。
「今のは、前の世界で編み出した1人連携技【戦陣】のひとつで【転飛】という技です」
「それはおぬしが作って名付けた技か?」
「はい」
銃をホルダーにしまいながら、ため息混じりにリアスが呟く。
「おぬし……ネーミングセンス大丈夫か?」
うるさい!このガッカリペッタリミニエルフめが!!
「フィーーン」
「お腹すいたーんじゃ」
「フィーーン」
「お昼食べたいんじゃ」
「フィン!フィンフィン!」
「お昼寝したいんじゃぁ」
「フィン!フィンフィンフィン!」
「ダァ!!もうウルサイ!わかりました!休憩にしましょう」
マップを開き【索敵】で周囲を確認して、アイテムボックスから敷物とサンドウィッチの入った箱を取り出す。アイテムボックスは収納時の状態を保存してくれるので、生ものでも安心して
「いっただきまーす」
「フィ!ンゴ、ムゴ」
……食べれるのである。
「ここからあと5kmは一気に行きますからね」
「はいはい、わかりましたんじゃ」
ぜってぇ、寝る気だなぁコイツ。
「ほら、マロフィノはお水もちゃんと飲んで」
「モゴモゴ」
「おい、おまえそれ何個目だ?」
「……フィン?」
「うおおおい!俺の分は?」
育ち盛りのマロフィノは一瞬で私の分まで全て平らげてしまった。仕方なく干し肉を取り出して食べるが隣でおすわりして待つ黒毛玉の視線が痛い。
食事がすみ、案の定眠りに落ちたリアスをおぶり、マロフィノを頭に乗せ、広い草原を一人歩き続けること1時間半。マップの端にひとつの建造物らしきものが表示され、私の目もそれをとらえる。
「みんな起きろ!見えたぞ!」
「ダンジョンか!?」
「フィン!!」
背中と頭から飛び降りた1人と1匹は一気に走り出し。
「何をしておる!タタラ!早く来んか」
なんか……疲れた。
草原のど真ん中に斜めに突き刺さったような巨大な岩に、不釣り合いなほど立派な門が取り付けられている。
鑑定スキル【識別】
スベンティ・ゲルギルの封印門
トラップなし、封印は解かれているようだ。
また、スベンティ・ゲルギル……しかも……。
「これがダンジョンの入り口か、タタラ早く封印を解くんじゃ」
「いや、その必要はなさそうです」
私は門扉を力強く押す。少し抵抗し、きしみ音を上げながらゆっくりと扉が開いた。
「どういうことじゃ?確かセリカの話だと門は封印されておるんじゃなかったのか」
「どうやら、先客がいるか、またはいた、ようですね。どうします」
リアスは門を見つめながら腕を組み、不敵な笑みを浮かべる。
「むろん!突撃じゃ!」
ああ、あなたってそうゆう感じなんですね。
「じゃあ、行きましょう。ただし常に警戒を」
「マロフィノ!例のヤツじゃ!せーの!」
『フィィィィウォォォォ!!』
「してください……」
雄叫びを上げながら彼女達は扉の隙間からダンジョンの中に走り出した。
「やっぱり……ソロがいいよなぁ」
うなだれながら私もダンジョンの中に入って行く、その後方できしみ音を上げながら門が閉じ、轟音が響いた。
門が閉じたプルガサス迷道の中は暗いどころかむしろ明るい、というか。
「タタラ、あれはなんじゃ?」
先に入った1人と1匹は、門からすぐのところで天を仰ぎ見ながら立ち止まっていた。
「……空です……ね」
私も天を仰ぎ見ながら答える。
「入ったんじゃよな?ダンジョン」
「たぶん」
どこまでも続く青い空、整備された芝生のように綺麗な草原、振り返ると巨大な岩は消え門だけが……って。
「あの門をただ通り抜けただけじゃないじゃろうな?」
「岩が消えてますから、それはない……と思います」
色々と不安になりながらも我々は地図通りに草原を歩き出した。というか地図が無ければ、全方位に広がる広大な草原をどこに行ったらいいのかまったくわからない。
「凄いっすね、この地図作った人」
「このだだっ広い草原でよくルートを考えたもんじゃ」
キンコン。
【警戒】の警告音がなり遠くから草を踏む音が迫ってくる。【索敵】を発動、マップに表示された敵影は5つ。
「フィン!」
「タタラ!この旅で初めての魔獣じゃ!」
前方から迫る敵は、ゴブリンより一回り大きく人型で犬の頭を持つ魔獣【コボルト】の集団だった。つーか、初めてじゃねぇっつーの。
メニュー起動、装備お気に入り2。手の中に現れたショットガン タイプの銃【ブルーム】にバックショット弾を装填して、敵の下半身の高さを狙い散弾する弾を1発撃つごとに左右にズラしながら全弾発射する。
足を集中的に撃たれて先頭の2匹が転倒、左右に弾幕をはられ行き場を失った後方の3匹が飛び上がる。
「来い、ベルググ」
手の中の銃が漆黒の大剣に変わった瞬間、両手剣スキル秘境【飛断剣】振りきった刀身から特大の衝撃波が放たれ、それを追うように私は突撃を開始。空中の3匹を着地させることなく衝撃波が両断し砂煙が立ち上り、それを振り払うように剣を地面に転がる2匹のコボルトに向かい振り下ろし、消滅させた。
「ふぅ。戻れ、ベルググ」
煙が揺れる中で私は剣を収納してマップを確認する。増援は無しか。
「さぁ、行きましょう。次の階へ降りる階段まであと少しです」
「ちょっとまて!なんじゃ今の動きは?敵が来たと思ったら一瞬でいなくなったぞ」
リアスは銃剣を構えたまま驚きに声を荒げる。
ああ、確かにほとんど無心で体が動いてしまったが、今の一連の動きこそパーティープレイ推奨の【AQURIS online】において、私がソロでやっていくために編み出した戦闘法なのだ。
「今のは、前の世界で編み出した1人連携技【戦陣】のひとつで【転飛】という技です」
「それはおぬしが作って名付けた技か?」
「はい」
銃をホルダーにしまいながら、ため息混じりにリアスが呟く。
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うるさい!このガッカリペッタリミニエルフめが!!
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