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俺の世界が変わった日
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「危ない!」そう聞こえた瞬間
目の前が真っ白になった。
━━━━━━━━━━━━━━
俺「高城 風海」の目の前に広がる世界は、
【二次元】というべき光景だった。
天国かと思うほど綺麗な光景が広がっている。
正直、なぜ倒れているのか、ここに居るのか記憶が曖昧だ。確かに「危ない」という声は聞こえた。
それ以外にも聞こえた様な気がするのだが覚えていないのだ。
先ほど【天国】の様な光景が広がっていると言ったが
【二次元】と決めつけた理由がある。
倒れていた俺の上に【真っ黒い狼】がいるのだ。
ここは天国なのかと思うと嬉しくはない。
天国なら想像していた物と違うし。
かと言って俺の来たかった二次元ではないのだ。
気を失うまでの俺は目立たない人間だ。
イジメられてたわけでもないが、大人数で遊びに行くなどした事が無い。
彼女も今まで出来た事は数回あるが続かない。
地味な俺が夢見ていた二次元(妄想)は、
お金持ちで頭も良く運動神経もそこそこあって顔もイケメンまで行かなくていいから、かっこいい顔で、男女共に仲良く学校生活を送っていく。
そういう世界に行きたいとは、思っていたが。
ここはどうだ?遠くの方には街らしきものがあるが
見渡す限り近くは緑だ。なぜか俺に乗ってる奴の他にも、変な生き物も見えてるがあえて無視するとしよう。
どう見たって俺がいる世界は、妄想していた、学校生活じゃないだろ。
そんな事を考えている俺。
「そろそろ苦しいからどけてくれよ。」
と真っ黒い狼をどかしながら、起き上がり座り込む。
俺が長々と考え事をしている中、襲いかかってくる気配のない狼、無害だろうと考えた結果だ。
むしろ、上に乗る以外に、俺の周りぐるぐるしてるだけだったか心配してくれたのだろうか。
よくわからないが今の所無害だ。むしろ少し嬉しい。
どれぐらい眠っていたのかすらわからないのだが
凄く肩と首が痛い。
「ここからどうしろってんだよ」
と立ち上がったのはいい。本当にここからどうしろというんだ。
俺を見上げる狼。
倒れた状態で見ていた世界を改めて見渡してみた。
「仕方ない行くか」
と街の方に歩き出す。
ついてくる狼。無害なら全て良しだ。
━━━━━━━━━━━━━━
体内時計でだが、約50分はは歩いただろうか。
「見えてたより遠かったな」
ため息混じりに呟いた。
ここからどうすればいいかわからない
好奇心はあるが歩きすぎて疲れたのだ。
『おい、お前』
近くでそんな声が聞こえたので振り返る。
そこには、185cmはあるだろうか、筋肉のしっかりついた、怖目の人が立っていた。
「はい」
いきなりの事で、緊張する中話が進む。
『その狼どうした?』
「街に来る前の所からついてきました。」
『そこの草原か?』
「そこですね」
なにか考え込んだ様にする男。
俺には何がなんだかわからない。
何していたんだと聞かれても困るのだが、無言も困る物だ。
『時間があるのなら、ちょっとついてきてくれ。』
と言われたので、行く場所もない時間のある俺はついていくことにした。
歩き出して10分前後、ある小屋についた。
「おじゃまします。」
…まて、狼ついてきてんだよ。こいつどうすんだ?
そう立ち止まった俺に気づいたのか
『そいつもいいぞ』
と許可がおりた。
台所の前にある椅子に机をはさみ座り、またお互い無言になる。
若干人見知りのある俺。数秒さえ長く感じる中
男は、俺に名前などの質問攻めをしてきたのだが。
『なぜ、この世界に迷い込んだか』
この質問で、また静まり返る。
やはり、ここは俺がいた世界ではないのだと思うと同時にそんな事聞かれても俺が聞きたいくらいだからな。と考え込んだが。
「俺がいた世界で事故らしき物にあい、目覚めたらここの近くの草原にいた。そして、狼に懐かれていた」
とだけ伝えた。
目の前が真っ白になった。
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俺「高城 風海」の目の前に広がる世界は、
【二次元】というべき光景だった。
天国かと思うほど綺麗な光景が広がっている。
正直、なぜ倒れているのか、ここに居るのか記憶が曖昧だ。確かに「危ない」という声は聞こえた。
それ以外にも聞こえた様な気がするのだが覚えていないのだ。
先ほど【天国】の様な光景が広がっていると言ったが
【二次元】と決めつけた理由がある。
倒れていた俺の上に【真っ黒い狼】がいるのだ。
ここは天国なのかと思うと嬉しくはない。
天国なら想像していた物と違うし。
かと言って俺の来たかった二次元ではないのだ。
気を失うまでの俺は目立たない人間だ。
イジメられてたわけでもないが、大人数で遊びに行くなどした事が無い。
彼女も今まで出来た事は数回あるが続かない。
地味な俺が夢見ていた二次元(妄想)は、
お金持ちで頭も良く運動神経もそこそこあって顔もイケメンまで行かなくていいから、かっこいい顔で、男女共に仲良く学校生活を送っていく。
そういう世界に行きたいとは、思っていたが。
ここはどうだ?遠くの方には街らしきものがあるが
見渡す限り近くは緑だ。なぜか俺に乗ってる奴の他にも、変な生き物も見えてるがあえて無視するとしよう。
どう見たって俺がいる世界は、妄想していた、学校生活じゃないだろ。
そんな事を考えている俺。
「そろそろ苦しいからどけてくれよ。」
と真っ黒い狼をどかしながら、起き上がり座り込む。
俺が長々と考え事をしている中、襲いかかってくる気配のない狼、無害だろうと考えた結果だ。
むしろ、上に乗る以外に、俺の周りぐるぐるしてるだけだったか心配してくれたのだろうか。
よくわからないが今の所無害だ。むしろ少し嬉しい。
どれぐらい眠っていたのかすらわからないのだが
凄く肩と首が痛い。
「ここからどうしろってんだよ」
と立ち上がったのはいい。本当にここからどうしろというんだ。
俺を見上げる狼。
倒れた状態で見ていた世界を改めて見渡してみた。
「仕方ない行くか」
と街の方に歩き出す。
ついてくる狼。無害なら全て良しだ。
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体内時計でだが、約50分はは歩いただろうか。
「見えてたより遠かったな」
ため息混じりに呟いた。
ここからどうすればいいかわからない
好奇心はあるが歩きすぎて疲れたのだ。
『おい、お前』
近くでそんな声が聞こえたので振り返る。
そこには、185cmはあるだろうか、筋肉のしっかりついた、怖目の人が立っていた。
「はい」
いきなりの事で、緊張する中話が進む。
『その狼どうした?』
「街に来る前の所からついてきました。」
『そこの草原か?』
「そこですね」
なにか考え込んだ様にする男。
俺には何がなんだかわからない。
何していたんだと聞かれても困るのだが、無言も困る物だ。
『時間があるのなら、ちょっとついてきてくれ。』
と言われたので、行く場所もない時間のある俺はついていくことにした。
歩き出して10分前後、ある小屋についた。
「おじゃまします。」
…まて、狼ついてきてんだよ。こいつどうすんだ?
そう立ち止まった俺に気づいたのか
『そいつもいいぞ』
と許可がおりた。
台所の前にある椅子に机をはさみ座り、またお互い無言になる。
若干人見知りのある俺。数秒さえ長く感じる中
男は、俺に名前などの質問攻めをしてきたのだが。
『なぜ、この世界に迷い込んだか』
この質問で、また静まり返る。
やはり、ここは俺がいた世界ではないのだと思うと同時にそんな事聞かれても俺が聞きたいくらいだからな。と考え込んだが。
「俺がいた世界で事故らしき物にあい、目覚めたらここの近くの草原にいた。そして、狼に懐かれていた」
とだけ伝えた。
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