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都承旨
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ユンが生まれてから沢山の人がお祝いに訪れる。王子ということもあって次の世子になれる可能性がある。そのため私に媚びを売ってくるのが大半だ。退けるのは簡単なこと。だけど、将来ユンのことを思えば無下には出来なかった。
「慎嬪様、都承旨大監がお見えです」
ユンを生んだことにより慎嬪に位が上がった。
「お通しして」
入ってきた都承旨は50代くらいで人の良さそうな顔をしてる。
「慎嬪様にご挨拶申し上げます」
「大監、どうぞお座りになってください」
「都承旨を務めてます、パク・ソンホンと申します」
都承旨とは承政院のトップで、承政院は王命の伝達や報告などを行ってる官庁。
「こちらを王子様に。どうぞお納めください」
「ありがとうございます」
「ところで、慎嬪様は王様派とか?」
「ええ。そうです」
「実は……」
都承旨が顔を寄せてきた。私も少し近付く。
「私も王様派なのです」
「え?」
都承旨はにっこり笑っていた。まさか私の他に王様派がいるなんて。
「驚きました?」
「はい。とても」
「でも、王様派は何気に多いのですよ」
「そうなんですか?」
「私は勿論のこと内禁衛将も王様派ですし、王妃様だってそうだと思いますよ。お二方とも後ろにいる両班が何を言っても王様のために動くことでしょう」
内禁衛将は王様の親衛隊のようなものだから分かる。信用していない人に任せることが出来ない職だ。しかし、王妃様は……。
よくよく考えてみると王妃様は王様の意向を尊重してた。西人派なのに世子様を認めていたし、王様派の私のことも気遣ってくれてる。
「慎嬪様、ここは王様派を集めてみてはいかがでしょうか?」
「王様派を集める?」
「はい。今は朝廷は西人派の天下です。延礽君がいなくなったので分かれつつあった派閥が元に戻りました。これでは朝廷は西人派の思うがままになります。そこで対抗するのが王様派です。王様の意向に沿い政治を行っていくのです」
そうなれば、王様の望む王権がより強くなる。
「でも、ただ意向に沿うのではないのですよ。王様が間違ったことをしようとしたら命を懸けてお止めするのですよ?それが出来る人だけが王様派ですよ」
「勿論です、慎嬪様」
「ならお願いします。王様派を集めてください。本当に王様を思う人だけなので袖の下は用意しませんが、構いませんか?」
「それが、よろしいかと」
お金に目がくらむようでは王様派に相応しくない。見返りを求めない人だけが王様派になれる。
「慎嬪様、都承旨大監がお見えです」
ユンを生んだことにより慎嬪に位が上がった。
「お通しして」
入ってきた都承旨は50代くらいで人の良さそうな顔をしてる。
「慎嬪様にご挨拶申し上げます」
「大監、どうぞお座りになってください」
「都承旨を務めてます、パク・ソンホンと申します」
都承旨とは承政院のトップで、承政院は王命の伝達や報告などを行ってる官庁。
「こちらを王子様に。どうぞお納めください」
「ありがとうございます」
「ところで、慎嬪様は王様派とか?」
「ええ。そうです」
「実は……」
都承旨が顔を寄せてきた。私も少し近付く。
「私も王様派なのです」
「え?」
都承旨はにっこり笑っていた。まさか私の他に王様派がいるなんて。
「驚きました?」
「はい。とても」
「でも、王様派は何気に多いのですよ」
「そうなんですか?」
「私は勿論のこと内禁衛将も王様派ですし、王妃様だってそうだと思いますよ。お二方とも後ろにいる両班が何を言っても王様のために動くことでしょう」
内禁衛将は王様の親衛隊のようなものだから分かる。信用していない人に任せることが出来ない職だ。しかし、王妃様は……。
よくよく考えてみると王妃様は王様の意向を尊重してた。西人派なのに世子様を認めていたし、王様派の私のことも気遣ってくれてる。
「慎嬪様、ここは王様派を集めてみてはいかがでしょうか?」
「王様派を集める?」
「はい。今は朝廷は西人派の天下です。延礽君がいなくなったので分かれつつあった派閥が元に戻りました。これでは朝廷は西人派の思うがままになります。そこで対抗するのが王様派です。王様の意向に沿い政治を行っていくのです」
そうなれば、王様の望む王権がより強くなる。
「でも、ただ意向に沿うのではないのですよ。王様が間違ったことをしようとしたら命を懸けてお止めするのですよ?それが出来る人だけが王様派ですよ」
「勿論です、慎嬪様」
「ならお願いします。王様派を集めてください。本当に王様を思う人だけなので袖の下は用意しませんが、構いませんか?」
「それが、よろしいかと」
お金に目がくらむようでは王様派に相応しくない。見返りを求めない人だけが王様派になれる。
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