異世界で世界を救った後、戻されたのは幕末だった

ぅ→。

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婚姻式

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白無垢に身にまとい化粧をされ、慶喜様の隣を歩く。由緒ある神社で私たちの婚姻の式が始まった。

婚姻式の後は地下都市のホテルの会場でお披露目式。

「まあ、綺麗ね」
「お母さん」
「まさか、あなたの花嫁姿を見れるなんて、少し前は絶望してたのよ」
「心配かけてごめんなさい」
「いいのよ。親は子を心配するものですもの」

この5年間、毎日苦しませてただろう。私の力でどうにもならないこととはいえ、申し訳ない気持ちになる。

「玲奈、綺麗だ」
「慶喜様!慶喜様も素敵です」

やばい!カッコイイ!こんな人が私の夫になるの?夢見たい。

お母さんにスマホを渡して写メを撮って貰う。

お母さんは先に会場に行くわねといい出ていき、慶喜様と2人になる。

「緊張しますね」
「そうか?」
「だって各国のお偉いさん方も呼んだのですよね?」

そうフランスやイギリスなどの人たちも招待したのだ。勿論、日本のお偉い方々も呼んである。天皇にも招待状を出したらしいが、天皇は異国の者がいるということで拒否したらしい。

私は慶喜様と共に会場に足を踏み入れると沢山の拍手で迎え入れた。

私のドレス姿を見て、あちらこちらから素敵だ、綺麗だ、素晴らしいと声が上がった。

席につき、披露宴が始まる。司会が合図をすると、空中に慶喜様と思われる幼い子供のミニチュアが現れ、彼の人生が流れた。

幼い慶喜様は次期将軍となるための日々を過ごしていた。14代家茂との争いでさ負け14代にはなれず、家茂亡き後、将軍なる。

その後に私の人生が流れた。私の人生にはあちらこちらから驚きの声が上がった。驚いてないのは慶喜様と私の両親ぐらいだ。

未来の日本での生活。異世界での生活が流れた。

その後に私たちの慣れ染めが流れる。

私が一瞬にて地下都市を作ったことも流れた。軍事施設のところはモザイクがかかったが、それ以外は流れた。

「待ってくれ!これが本当ならあなた方は神ということか?」

イギリスの方が声を上げる。それに対して慶喜様が力強く頷く。

「それを証明できるのか!?」
「そうだな……。地下に都市を作ったのだ。今度は空島を作ろう」

そう言って慶喜様は空島を作り、それを映像で流した。

「空に島を作ってそこにどう行くのだ?」
「飛行機だ。これから作る」

空島は観光施設と高級住宅街になっているようだ。

この様子に外国勢は慌てるが、日本側からは歓声があがる。

「神ならば天皇より地位が上なのでは?」

そんな言葉もチラホラと出てくる。

「私はいち政治家になるつもりだ」
「神が立候補したら、それはすでに決まりではないか」

神だとあかしてしまったのだ。この事は全国で空中映像で流してるし、民も知ることとなる。

「天皇の上に神の地位を設けましょう」

それがいいと大勢の声があがる。

政治にも加わりたいのだと、もっと日本のことをよくしたいのだと慶喜様が言えば、最高決定権は慶喜様に与えると言われる。更に方針も慶喜様に決めてもらい、それに沿って政治が行われると。

これでは独裁国家では?とも思ったのだが、多数の人がそれに賛成した。

そして日本は神日本国と改めることになると。

お披露目の会なのに、お偉い方々が集まってるせいのか、話が政治になっていく。

「御二方の子も神になるのでしょうか?」
「神界で妊娠出産すれば神となり、地で妊娠出産すれば人となる」

慶喜様の答えに私もそうなんだぁと思った。

「神の地位は永続に続くということですね?」
「そもそも私たちが不老不死だ」

その言葉に場がザワつく。不老不死を今すぐ証明することは出来ないが、10年もすれば周知のこととなる。
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