32 / 56
絶望感②
しおりを挟む
「君がフィル=フリートだね?」
何故俺の名前を知っているんだ?俺はこの人に出会ったことすらないのに、、、
俺は敵対する大柄の人間を前にして汗と震えが止まらない。初めて見る未知の相手、さらに人との対話能力を兼ね備えている。
「ボスは倒したんですよね?ダックスさん、、これは一体どう言うことなんですか?」
「いや、俺にもさっぱりだ。しかしいや間違いなくこいつを倒さないといけないと思う。」
「いやボスは倒しているならすぐに逃げてポータルを閉鎖するのが最善手では無いでしょうか?」
「それだ」
「それですね」
先輩の名案に俺とダックスさんの息が合う。
一旦相手を見て確認をしよう。人間が一人、強欲な巨人が二体、そしてヴォールザムスか、かなりハイレベルなモンスターばかりだどれもSクラス以上の危険度のモンスター。
「強欲な巨人は、間違いなく速度はない、ヴォールザムスと人間は速いと思います。」
「そうか、取り敢えず俺が地ならしを撃つそしたら一斉に逃げるぞ!いいな?」
俺と先輩は深く頷く、、
すると、マーレンを咥えていた強欲な巨人が、口を開けて一気にマーレンを丸呑みした。
その光景に俺は足が動かなくなってしまった。これは恐怖だ。俺よりも大きく強い存在に俺は足一本も動かすことのできない臆病な人間のままだった。
「うおおおおっ」
そんな事を知る由もないダックスさんが、攻撃をしてしまう。
「逃げろ!!!」と合図するも俺は一歩踏み出すことが出来ない。
怒りの豪雷
そう言って杖を振り下ろすと、上空は雷雲に覆われ、その瞬間に雷が降り注ぐ。
しかしその雷は俺には落ちてこない。ずっと先輩とダックスさんの所ばかりに落ちている。
「ぐっ」
なんとか逃げようとする二人だが、俺は一歩も歩けない。それを今度は見逃す訳がなかった。
「真光線」
杖を俺に向ける。あらゆる電気がその杖に集約されているようで、その光景はまさに絶景と言うのだろう。
いやいやそんな事を考えているな!今まさに俺はこの美しい電撃に焼かれてしまうと言うのに見惚れているのか、、、と自分は思ってるが足は相変わらず動きません。
バチバチバチ
「え?」
目の前には盾で攻撃を防ぐダックスさんと俺の肩を掴んだ先輩がいた。
「どうして、どうして俺を助けたんですか?今の俺では一歩も動けない!俺を助けるよりあなた達二人が生き残ってくれた方が絶対に、、、、」
「何故かって?仲間だからだろうが?それだけで助ける理由には十分だ。そうだろ?ラン」
「そ、そうですね。俺もフィルがいないと一緒に特訓してくれる奴居なくなっちゃうし、、それよりも俺達は相棒だろ?」
相棒、そんな言葉俺にもあったんだな、そんな崇高な言葉。前までの俺には相棒の「あ」の字すら浮かばなかっただろう。それを今、先輩が教えてくれた。
「命を賭けてでも守りたい生命だからなあ、仲間の生命ってのは」
「先輩、、ありがとうございます」
命を賭けてでも守りたい生命そんなの俺には無い。と言うか自分の命と同じかそれ以上の存在なんてあるのか?とは思ったが、シンプルに先輩とダックスさんが救ってくれたことに感謝だ。
「談笑もいい所にしといてくれよ、、俺はお前等二人には何一つ興味などない。俺はフィル=フリートだけ欲しいんだけど、、あんた等、邪魔、消えて」
3人の空気を一蹴する相手の一声。それは特段大きな声であったわけでも無く。ただ三人に大きく響いてきた言葉ただのそれだけで静まり返る。
「フィルは俺達の仲間だ。そんなにフィルが欲しいんならまずは俺のことを倒してから言うんだな。雑魚が」
ダックスさんが奴に言い返す。言葉の攻撃は俺にとっちゃ大ダメージなのだが、二人にとっては全く効果が無いようだ、、、
「そんなこと言っちゃてさ今ならあんたと横のフィル=フリートじゃない方は逃がしてあげるけどどうする?」
「はっそんな決断決まってるだろ!俺は逃げないお前をぶっ殺して三人で帰るんだよいつもの場所にな!」
「、、、」
真光線
「ラン跳べ!お前は上から注意を引きつけてくれ、俺とフィルが、周りから処理していく。」
その言葉に先輩は呼応して跳び上がった。
奴の攻撃は杖の指す方向の通り目に追えない速度で放たれる。それをダックスさんが俺と同時に防ごうとする、、
しかし────
奴のはなった光線は盾の手前で急速に方向を変え正確に先輩の片足を捉えた。
何故俺の名前を知っているんだ?俺はこの人に出会ったことすらないのに、、、
俺は敵対する大柄の人間を前にして汗と震えが止まらない。初めて見る未知の相手、さらに人との対話能力を兼ね備えている。
「ボスは倒したんですよね?ダックスさん、、これは一体どう言うことなんですか?」
「いや、俺にもさっぱりだ。しかしいや間違いなくこいつを倒さないといけないと思う。」
「いやボスは倒しているならすぐに逃げてポータルを閉鎖するのが最善手では無いでしょうか?」
「それだ」
「それですね」
先輩の名案に俺とダックスさんの息が合う。
一旦相手を見て確認をしよう。人間が一人、強欲な巨人が二体、そしてヴォールザムスか、かなりハイレベルなモンスターばかりだどれもSクラス以上の危険度のモンスター。
「強欲な巨人は、間違いなく速度はない、ヴォールザムスと人間は速いと思います。」
「そうか、取り敢えず俺が地ならしを撃つそしたら一斉に逃げるぞ!いいな?」
俺と先輩は深く頷く、、
すると、マーレンを咥えていた強欲な巨人が、口を開けて一気にマーレンを丸呑みした。
その光景に俺は足が動かなくなってしまった。これは恐怖だ。俺よりも大きく強い存在に俺は足一本も動かすことのできない臆病な人間のままだった。
「うおおおおっ」
そんな事を知る由もないダックスさんが、攻撃をしてしまう。
「逃げろ!!!」と合図するも俺は一歩踏み出すことが出来ない。
怒りの豪雷
そう言って杖を振り下ろすと、上空は雷雲に覆われ、その瞬間に雷が降り注ぐ。
しかしその雷は俺には落ちてこない。ずっと先輩とダックスさんの所ばかりに落ちている。
「ぐっ」
なんとか逃げようとする二人だが、俺は一歩も歩けない。それを今度は見逃す訳がなかった。
「真光線」
杖を俺に向ける。あらゆる電気がその杖に集約されているようで、その光景はまさに絶景と言うのだろう。
いやいやそんな事を考えているな!今まさに俺はこの美しい電撃に焼かれてしまうと言うのに見惚れているのか、、、と自分は思ってるが足は相変わらず動きません。
バチバチバチ
「え?」
目の前には盾で攻撃を防ぐダックスさんと俺の肩を掴んだ先輩がいた。
「どうして、どうして俺を助けたんですか?今の俺では一歩も動けない!俺を助けるよりあなた達二人が生き残ってくれた方が絶対に、、、、」
「何故かって?仲間だからだろうが?それだけで助ける理由には十分だ。そうだろ?ラン」
「そ、そうですね。俺もフィルがいないと一緒に特訓してくれる奴居なくなっちゃうし、、それよりも俺達は相棒だろ?」
相棒、そんな言葉俺にもあったんだな、そんな崇高な言葉。前までの俺には相棒の「あ」の字すら浮かばなかっただろう。それを今、先輩が教えてくれた。
「命を賭けてでも守りたい生命だからなあ、仲間の生命ってのは」
「先輩、、ありがとうございます」
命を賭けてでも守りたい生命そんなの俺には無い。と言うか自分の命と同じかそれ以上の存在なんてあるのか?とは思ったが、シンプルに先輩とダックスさんが救ってくれたことに感謝だ。
「談笑もいい所にしといてくれよ、、俺はお前等二人には何一つ興味などない。俺はフィル=フリートだけ欲しいんだけど、、あんた等、邪魔、消えて」
3人の空気を一蹴する相手の一声。それは特段大きな声であったわけでも無く。ただ三人に大きく響いてきた言葉ただのそれだけで静まり返る。
「フィルは俺達の仲間だ。そんなにフィルが欲しいんならまずは俺のことを倒してから言うんだな。雑魚が」
ダックスさんが奴に言い返す。言葉の攻撃は俺にとっちゃ大ダメージなのだが、二人にとっては全く効果が無いようだ、、、
「そんなこと言っちゃてさ今ならあんたと横のフィル=フリートじゃない方は逃がしてあげるけどどうする?」
「はっそんな決断決まってるだろ!俺は逃げないお前をぶっ殺して三人で帰るんだよいつもの場所にな!」
「、、、」
真光線
「ラン跳べ!お前は上から注意を引きつけてくれ、俺とフィルが、周りから処理していく。」
その言葉に先輩は呼応して跳び上がった。
奴の攻撃は杖の指す方向の通り目に追えない速度で放たれる。それをダックスさんが俺と同時に防ごうとする、、
しかし────
奴のはなった光線は盾の手前で急速に方向を変え正確に先輩の片足を捉えた。
0
あなたにおすすめの小説
ガチャで領地改革! 没落辺境を職人召喚で立て直す若き領主
雪奈 水無月
ファンタジー
魔物大侵攻《モンスター・テンペスト》で父を失い、十五歳で領主となったロイド。
荒れ果てた辺境領を支えたのは、幼馴染のメイド・リーナと執事セバス、そして領民たちだった。
十八歳になったある日、女神アウレリアから“祝福”が降り、
ロイドの中で《スキル職人ガチャ》が覚醒する。
ガチャから現れるのは、防衛・経済・流通・娯楽など、
領地再建に不可欠な各分野のエキスパートたち。
魔物被害、経済不安、流通の断絶──
没落寸前の領地に、ようやく希望の光が差し込む。
新たな仲間と共に、若き領主ロイドの“辺境再生”が始まる。
ギルドの片隅で飲んだくれてるおっさん冒険者
哀上
ファンタジー
チートを貰い転生した。
何も成し遂げることなく35年……
ついに前世の年齢を超えた。
※ 第5回次世代ファンタジーカップにて“超個性的キャラクター賞”を受賞。
※この小説は他サイトにも投稿しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
追放された味噌カス第7王子の異種族たちと,のんびり辺境地開発
ハーフのクロエ
ファンタジー
アテナ王国の末っ子の第7王子に産まれたルーファスは魔力が0で無能者と言われ、大陸の妖精族や亜人やモンスターの多い大陸から離れた無人島に追放される。だが前世は万能スキル持ちで魔王を倒し英雄と呼ばれていたのを隠し生まれ変わってスローライフを送る為に無能者を装っていたのだ。そんなルーファスはスローライフを送るつもりが、無人島には人間族以外の種族の独自に進化した先住民がおり、周りの人たちが勝手に動いて気が付けば豊かで平和な強国を起こしていく物語です。
英雄将軍の隠し子は、軍学校で『普通』に暮らしたい。~でも前世の戦術知識がチートすぎて、気付けば帝国の影の支配者になっていました~
ヒミヤデリュージョン
ファンタジー
帝国辺境でただ静かに生き延びたいだけの少年・ヴァン。
彼に正義感はない。あるのは、母が遺したノートに記された、物理法則を応用した「高圧魔力」の理論と、徹底した費用対効果至上主義だけだ。
敵国三千の精鋭が灰燼城に迫る絶望的状況。ヴァンは剣を振るわず、心理戦と補給線攪乱だけで、たった三日で敵軍を撤退させる。
この効率的すぎる勝利は帝国の中枢に届き、彼は最高峰の帝国軍事学院への招待状を手に入れる。
「英雄になりたいわけじゃない。ただ、母の死の真相と父の秘密を知るため、生き残らなきゃならないだけだ」
無口最強の仮面メイド・シンカク、命を取引に差し出した狼耳少女・アイリ。彼は常にコスパの高い道を選び、母の遺したノートの謎、そして生まれて一度も会ったことのない父・帝国大元帥のいる帝都の闇へと踏み込んでいく。
正義も英雄も、損をするなら意味がない。合理主義が英雄譚を侵食していく、反英雄ミリタリー学園ファンタジー。
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる