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第七十五話_サヤ、夫に肘鉄を入れる
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マーゴロックの発言を聞いて「おぉっ!」とナナは嬉しそうに声を上げる。次いでビオラが「おめでとう!」と言うと「おめでとう、おっちゃん、おばちゃん」「おめでとうございます、マーゴロックさま、サヤさま」などと各々が祝いの言葉を述べた。
「いや~、ありがとうよ。いつ言おうか迷ってたんだが丁度いいと思ってな。 まぁ、なんつーか、歳も歳だからちょっと恥ずかしいがよ。引っ越してから工房が出来るまで暇だったもんでな……」
「む? ドワーフは暇だと子供が出来るのか?」
「ナナちゃん! 深くツッコまないの!」
照れ隠しで口が軽くなって失言したマーゴロックに素で疑問をぶつけるナナを、何となく察したビオラが慌てて止めた。
恥ずかしくて真っ赤になったサヤが隣のマーゴロックに鋭い肘鉄を入れていた。「ぐふっ……」と呻いてマーゴロックがうずくまる。
「……って訳で、出産時期が近くなったらサヤを元居た町まで連れていかなきゃいけねぇ。さすがにここで出産は無理だろう? 産婆もいねぇし」
「う~ん、確かに」
「それにあれだ、高齢出産だしな。 出産時期の前後、ちょっと長く俺達が不在になっちまう。防衛にも関わってくるから、それも考えに入れておいて欲しいと思ってな」
少し申し訳なさそうな表情で言うマーゴロックだったが、ビオラは「そんな気にしないでよ」と言い、ナナも「うむ。元気な子を産むといい」と嬉しそうにマーゴロック夫妻の周囲を飛び回り走り回る。
「ところでマーゴロックさんとサヤさんって何歳なの? 高齢出産って言ってたけど、正直なところ他種族の年齢ってよく分からなくって」
「ん? 俺か? 俺は五十二だ」
「わたしは五十四です」
「姉さん女房だったんだ、サヤさん。 ちなみに普通は何歳で子供を産むの?」
「ドワーフは、まぁ大体は三十代から四十代中頃か。 二十五で成人、三十前半で結婚して子供を作るのが多いか。早い奴は二十の後半で産むが」
マーゴロックとビオラ、ナナが話していると「あの~」と遠慮がちにアラディールが話に入ってきた。
「マーゴロックさんとサヤさんが良ければですが、僕の村に滞在して出産されてはどうですか? お婆ちゃんや母さんだったら何度か子供を取り上げたことあるし。何よりここから近いですし」
アラディールが提案すると、マーゴロックはサヤに「どうする?」と聞く。「そうねぇ……」と少し考えたあとでアラディールにニコリと笑いかけて答える。
「ありがとう、アラディールちゃん。 確かに町は遠いから、近い場所のほうが安心できるわ。でも一度、お家に伺ってお婆様とお母様にご挨拶させてもらっていいかしら」
「そうだな、町までは道中危険だしな。 しかしアラディールはこう言ってくれているが、何よりまずはアラディールの母親とオババさんの都合を聞いてみないとな。村の負担になっちゃ悪い」
「あっ、そっか、そうだね。 お婆ちゃんたちの都合もあるか…… ごめん」
アラディールは周りに都合も考えずに先走って提案したことを恥じて頭を掻く。
「いや、アラディール。提案してくれてありがとうよ。 オババさんには面識があるが、お前の母さんには一度挨拶したほうがよさそうだ。 これからも何かと付き合いがあるだろうしな」
「うん」
マーゴロックもサヤも、アラディールと一緒に訊ねて来ることがあるブルースモグとは面識があった。しかしアラディールが暮らすスカプキン村には行ったことがなかった。
丁度良いのでマーゴロックは挨拶がてら村の様子を確認しようと思った。出産の相談とは別に、もしかしたら仕事に繋がりそうなことがあるかもしれない。
「まずは一度、俺だけでも挨拶に行って先方の都合を聞いてみようと思う。 そういえばアラディール、お前の村までここからどれくらいかかるんだ?」
問われたアラディールは「ん~…… 走れば二時間くらい?」とケロッとした顔で答える。
「えっ?! ちょっと、アラディール。わたしたちが前にオババと行ったときは丸二日くらいかかったよ」
「それは、お婆ちゃん怪我してたからだよ。 僕でも二時間で来れるんだから、本気のお婆ちゃんはもっと早いよ」
―― いや…… どんなスピードで走ってるの??!
「そういえば、来るだけで二日かかるにしてはちょくちょく遊びに来てるなとは思ってたんだよね。 それにしてもアラディールって体弱いんじゃなかったっけ?」
「ビオラちゃんに治療してもらってから絶好調だよ! それにね、ロイヤルゼリーを食べるたびに何だか体に力が湧いてくるんだ!」
飛び跳ねながら元気をアピールするアラディール。ビオラは「そっか、完全栄養食だしね。良かった良かった」と言って深く考えないことにした。昔ナナに、人間がロイヤルゼリーを摂取するとどうなるのかと問われた気がしたが気にしないことにした。害になったわけではなく、元気になっているのだから何も問題はないはずである。
「お昼過ぎに帰ろうかなと思ってたけど、マーゴロックさん一緒に来ますか?」
「おぅ、そうだな。じゃあ案内頼むわ」
「む。では妾も一緒に行こうかな。我が国の民が世話になるのだ。菓子折り持って挨拶せねばなるまい」
「いや、向こうの都合があるからまだ世話になるかは分からんが…… ってか、陛下。遊びに行きたいだけだろ?」
「むむっ、失礼だぞマーゴロック! 日々、国民の為に心を砕いている女王として、たまには息抜きというのも必要なのだ。というわけで、ビオラも行くよな?」
「うん、いいよ」
「……そういうのを遊びに行くって言うんだ。 で、菓子折りって何持っていくんだ? ウチに菓子なんてないぞ」
「うむ、イグアナの干し肉でどうだろう?」
「あのな、人間にそんなもの持っていったら嫌がらせと思われるぞ。 どうしてもってんなら…… あ~、そうだな、ビオラ陛下。ちょっと蜂蜜わけてくれねぇか?」
「おっけ~、準備するよ」
「ありがとよ。 じゃあ俺たちも準備があるから、昼過ぎに集合ってことでいいか?」
マーゴロックの提案にアラディール、ナナ、ビオラそれぞれ了承を伝えて準備のため解散した。
「いや~、ありがとうよ。いつ言おうか迷ってたんだが丁度いいと思ってな。 まぁ、なんつーか、歳も歳だからちょっと恥ずかしいがよ。引っ越してから工房が出来るまで暇だったもんでな……」
「む? ドワーフは暇だと子供が出来るのか?」
「ナナちゃん! 深くツッコまないの!」
照れ隠しで口が軽くなって失言したマーゴロックに素で疑問をぶつけるナナを、何となく察したビオラが慌てて止めた。
恥ずかしくて真っ赤になったサヤが隣のマーゴロックに鋭い肘鉄を入れていた。「ぐふっ……」と呻いてマーゴロックがうずくまる。
「……って訳で、出産時期が近くなったらサヤを元居た町まで連れていかなきゃいけねぇ。さすがにここで出産は無理だろう? 産婆もいねぇし」
「う~ん、確かに」
「それにあれだ、高齢出産だしな。 出産時期の前後、ちょっと長く俺達が不在になっちまう。防衛にも関わってくるから、それも考えに入れておいて欲しいと思ってな」
少し申し訳なさそうな表情で言うマーゴロックだったが、ビオラは「そんな気にしないでよ」と言い、ナナも「うむ。元気な子を産むといい」と嬉しそうにマーゴロック夫妻の周囲を飛び回り走り回る。
「ところでマーゴロックさんとサヤさんって何歳なの? 高齢出産って言ってたけど、正直なところ他種族の年齢ってよく分からなくって」
「ん? 俺か? 俺は五十二だ」
「わたしは五十四です」
「姉さん女房だったんだ、サヤさん。 ちなみに普通は何歳で子供を産むの?」
「ドワーフは、まぁ大体は三十代から四十代中頃か。 二十五で成人、三十前半で結婚して子供を作るのが多いか。早い奴は二十の後半で産むが」
マーゴロックとビオラ、ナナが話していると「あの~」と遠慮がちにアラディールが話に入ってきた。
「マーゴロックさんとサヤさんが良ければですが、僕の村に滞在して出産されてはどうですか? お婆ちゃんや母さんだったら何度か子供を取り上げたことあるし。何よりここから近いですし」
アラディールが提案すると、マーゴロックはサヤに「どうする?」と聞く。「そうねぇ……」と少し考えたあとでアラディールにニコリと笑いかけて答える。
「ありがとう、アラディールちゃん。 確かに町は遠いから、近い場所のほうが安心できるわ。でも一度、お家に伺ってお婆様とお母様にご挨拶させてもらっていいかしら」
「そうだな、町までは道中危険だしな。 しかしアラディールはこう言ってくれているが、何よりまずはアラディールの母親とオババさんの都合を聞いてみないとな。村の負担になっちゃ悪い」
「あっ、そっか、そうだね。 お婆ちゃんたちの都合もあるか…… ごめん」
アラディールは周りに都合も考えずに先走って提案したことを恥じて頭を掻く。
「いや、アラディール。提案してくれてありがとうよ。 オババさんには面識があるが、お前の母さんには一度挨拶したほうがよさそうだ。 これからも何かと付き合いがあるだろうしな」
「うん」
マーゴロックもサヤも、アラディールと一緒に訊ねて来ることがあるブルースモグとは面識があった。しかしアラディールが暮らすスカプキン村には行ったことがなかった。
丁度良いのでマーゴロックは挨拶がてら村の様子を確認しようと思った。出産の相談とは別に、もしかしたら仕事に繋がりそうなことがあるかもしれない。
「まずは一度、俺だけでも挨拶に行って先方の都合を聞いてみようと思う。 そういえばアラディール、お前の村までここからどれくらいかかるんだ?」
問われたアラディールは「ん~…… 走れば二時間くらい?」とケロッとした顔で答える。
「えっ?! ちょっと、アラディール。わたしたちが前にオババと行ったときは丸二日くらいかかったよ」
「それは、お婆ちゃん怪我してたからだよ。 僕でも二時間で来れるんだから、本気のお婆ちゃんはもっと早いよ」
―― いや…… どんなスピードで走ってるの??!
「そういえば、来るだけで二日かかるにしてはちょくちょく遊びに来てるなとは思ってたんだよね。 それにしてもアラディールって体弱いんじゃなかったっけ?」
「ビオラちゃんに治療してもらってから絶好調だよ! それにね、ロイヤルゼリーを食べるたびに何だか体に力が湧いてくるんだ!」
飛び跳ねながら元気をアピールするアラディール。ビオラは「そっか、完全栄養食だしね。良かった良かった」と言って深く考えないことにした。昔ナナに、人間がロイヤルゼリーを摂取するとどうなるのかと問われた気がしたが気にしないことにした。害になったわけではなく、元気になっているのだから何も問題はないはずである。
「お昼過ぎに帰ろうかなと思ってたけど、マーゴロックさん一緒に来ますか?」
「おぅ、そうだな。じゃあ案内頼むわ」
「む。では妾も一緒に行こうかな。我が国の民が世話になるのだ。菓子折り持って挨拶せねばなるまい」
「いや、向こうの都合があるからまだ世話になるかは分からんが…… ってか、陛下。遊びに行きたいだけだろ?」
「むむっ、失礼だぞマーゴロック! 日々、国民の為に心を砕いている女王として、たまには息抜きというのも必要なのだ。というわけで、ビオラも行くよな?」
「うん、いいよ」
「……そういうのを遊びに行くって言うんだ。 で、菓子折りって何持っていくんだ? ウチに菓子なんてないぞ」
「うむ、イグアナの干し肉でどうだろう?」
「あのな、人間にそんなもの持っていったら嫌がらせと思われるぞ。 どうしてもってんなら…… あ~、そうだな、ビオラ陛下。ちょっと蜂蜜わけてくれねぇか?」
「おっけ~、準備するよ」
「ありがとよ。 じゃあ俺たちも準備があるから、昼過ぎに集合ってことでいいか?」
マーゴロックの提案にアラディール、ナナ、ビオラそれぞれ了承を伝えて準備のため解散した。
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