77 / 88
第七十七話_アラディール、絶好調
しおりを挟む
猛スピードで砂漠を爆走するアラディール。「「おわぁぁぁぁぁぁぁっ!!」」とビオラとマーゴロックが叫び声をあげているが、ナナとペリウィンクルはジェットコースター気分で「「わぁっ!」」と楽しそうである。サヤは早々に諦めて背負子の持ち手を掴むことに集中していた。
「ア、アラディールくん! は、速いっ! 速いって!」
「え? そう? マーゴロックさんたち抱えてるからいつもより遅いよ」
「うそ~ん……」
「ごめんねぇ、だから二時間じゃ着かないや。 たぶんだけど、四時間弱くらいかなぁ?」
「……うん、そっか」
猛スピードで走りながらも全く息を切らせることなく普通に会話をしているアラディールに驚きつつ、ビオラは冷や汗をかく。
―― ロイヤルゼリーのせいじゃないよね……?
遊びに来るたびに、おやつとしてロイヤルゼリーを与えていたビオラ。更にはペリウィンクルが手料理と称して食べさせていた模様。
知らず知らずのうちに超人に育てられていたアラディール。そして彼自身はその異常性に気が付いていなかった。なにせ、一番身近な人間がナチュラルに超人の祖母である。この程度普通、というか自分はまだまだだとアラディールは思っていた。
それから二時間ほど走ったところで、遠く前方の砂丘がモゾモゾと動くのが見えた。
―― なんだろう?
ビオラが疑問に思っていると前方の砂丘から大きな砂煙が上がり、体長三メートルを超える巨大なミミズのような魔物が姿を現した。
「サ、サンドワーム!」
マーゴロックが焦った声で叫ぶ。しかしアラディールは平気そうな声で「うん、最近住みついたみたいで、この辺りはあの子の縄張りなんだ~」と気の抜けた返事をする。
サンドワームは鋭い歯が円状に奥まで並んでいる大きな口を開けて、走ってくるアラディールを待ち構えている。
「アラディール! 危ねぇっ!」
「大丈夫だよ」
マーゴロックの悲鳴に平然と返したアラディールはスピードを落とすことなくサンドワームに近づき、直前でわずかに速度を落とすと「ちょっとどいてね」と言いながらステップを踏んで素早くサンドワームの側面に回り込む。
「えいっ」
まったく気合の入ってない声でアラディールが蹴りを繰り出すと、三メートル超えのサンドワームは数メートルも宙を舞い、その隙にアラディールは走る速度をもとに戻して走り去った。
更に二時間弱、距離を考えればあっという間に一行はスカプキン村に到着した。
アラディールは息も切らせずケロッとしているが、その横でマーゴロックとビオラはぐったりしている。サヤは終始後ろ向きだったためにサンドワームも見ておらず、ただ運ばれていただけなので平気そうである。ペリウィンクルは楽しかったようでキャッキャッ言いながらアラディールの周囲をブンブン飛び回っていた。
ぐったりしているビオラにナナが近づいて来てボソッと言う。
「ビオラよ。 ロイヤルゼリー……」
「言わないで、ナナちゃん……」
こういう時だけ妙に勘の良いナナであった。
「さてと、じゃあ挨拶に行くか。 アラディール、すまねぇが案内してくれるか」
「うん、こっちだよ」
立ち直ったマーゴロックはサヤ、ペリウィンクルと共にアラディールに案内されて家の中に入って行った。
「妾たちはどうする?」
「う~ん、そうだね。 マーゴロックさんたちは色々と話があるだろうし、わたしたちは後で合流すればいいかな? 散歩でもする?」
「うむ、よいな。そうしよう!」
嬉しそうにナナは頷き、二人は並んで小さな村の中を見て回ることにした。特に目的もなくウロウロしていると村人と出会うことがある。
大人たちはナナの姿を見ると一様に「うわぁっ! 地獄蟻?!」と驚き構えるが、隣にいるビオラを見ると「あっ!」といった表情をする。
「もしかしてビオラちゃんとナナちゃん?」
「うむ、そうである。 もしかして妾たち有名人?」
「あぁ、アラディールがよく君たちの話をしてるからね」
村人のうち親し気な一人がそう言いながらビオラたちに視線を近づけようとしゃがむ。
「ありがとう、君たちのおかげだよ、アラディールが元気になったのは。 昔は病気がちでね、あんまり外で遊んだりもしなかったんだ。 頻繁に遠出してまで遊びに行くなんて、ちょっと前までは考えられなかったよ」
小さな、親戚が集まって出来たような村である。村人はアラディールが元気になったことが本当に嬉しいようで、ビオラとナナに笑顔で感謝を伝える。
「うむ、妾たちもアラディールと一緒は楽しいぞ! だから気にすることはない。当然のことをしたまでだ」
「うん、ナナちゃんの言う通りだよ。 アラディールは色々とお手伝いもしてくれるからお互い様だよ」
「そうか、ありがとう。 アラディールの言う通りだ」
「む? アラディールが何か言っていたのか?」
「あぁ。 地獄蟻は恐ろしい生き物だけど、ナナちゃんは違うってね。可愛くて優しくてちょっと抜けてる、良い地獄蟻だってね」
「むぅっ! 可愛いとは、アラディールのやつめ! 妾は美しく高貴なのだぞ!」
そう言いつつもナナは嬉しそうに体をくねくねさせる。「はははっ」と笑った村人は立ち上がると「じゃあね。 何もない村だけど、ゆっくりして行ってくれ」と立ち去って行った。
「よかったね、ナナちゃん」
「む、ビオラこそ。 アラディールが元気になったのはビオラとロイヤルゼリーのおかげだろう? 元気になりすぎではあるが」
「……うん、まぁ。 美味しそうに食べるからさ、こんなことになるとは思わなかったし、ちょっと加減を間違えた感はあるけど。 今後はちょっと控えようと思います。 でもさ、ロイヤルゼリーだけでああなるとは思わないんだよね。絶対オババの遺伝だってぇ」
ポリポリと頭を掻きながらビオラが反省する。
「潜在能力みたいなものを引き出したのかもな。 だが今更控えたところでもう手遅れな気がするが………… ふむ、日も暮れて来たし、そろそろアラディールの家に行くか?」
「そうだね」
小さな村を一通り見て回った二人は、マーゴロックたちと合流するためにアラディールの家へと向かった。
「ア、アラディールくん! は、速いっ! 速いって!」
「え? そう? マーゴロックさんたち抱えてるからいつもより遅いよ」
「うそ~ん……」
「ごめんねぇ、だから二時間じゃ着かないや。 たぶんだけど、四時間弱くらいかなぁ?」
「……うん、そっか」
猛スピードで走りながらも全く息を切らせることなく普通に会話をしているアラディールに驚きつつ、ビオラは冷や汗をかく。
―― ロイヤルゼリーのせいじゃないよね……?
遊びに来るたびに、おやつとしてロイヤルゼリーを与えていたビオラ。更にはペリウィンクルが手料理と称して食べさせていた模様。
知らず知らずのうちに超人に育てられていたアラディール。そして彼自身はその異常性に気が付いていなかった。なにせ、一番身近な人間がナチュラルに超人の祖母である。この程度普通、というか自分はまだまだだとアラディールは思っていた。
それから二時間ほど走ったところで、遠く前方の砂丘がモゾモゾと動くのが見えた。
―― なんだろう?
ビオラが疑問に思っていると前方の砂丘から大きな砂煙が上がり、体長三メートルを超える巨大なミミズのような魔物が姿を現した。
「サ、サンドワーム!」
マーゴロックが焦った声で叫ぶ。しかしアラディールは平気そうな声で「うん、最近住みついたみたいで、この辺りはあの子の縄張りなんだ~」と気の抜けた返事をする。
サンドワームは鋭い歯が円状に奥まで並んでいる大きな口を開けて、走ってくるアラディールを待ち構えている。
「アラディール! 危ねぇっ!」
「大丈夫だよ」
マーゴロックの悲鳴に平然と返したアラディールはスピードを落とすことなくサンドワームに近づき、直前でわずかに速度を落とすと「ちょっとどいてね」と言いながらステップを踏んで素早くサンドワームの側面に回り込む。
「えいっ」
まったく気合の入ってない声でアラディールが蹴りを繰り出すと、三メートル超えのサンドワームは数メートルも宙を舞い、その隙にアラディールは走る速度をもとに戻して走り去った。
更に二時間弱、距離を考えればあっという間に一行はスカプキン村に到着した。
アラディールは息も切らせずケロッとしているが、その横でマーゴロックとビオラはぐったりしている。サヤは終始後ろ向きだったためにサンドワームも見ておらず、ただ運ばれていただけなので平気そうである。ペリウィンクルは楽しかったようでキャッキャッ言いながらアラディールの周囲をブンブン飛び回っていた。
ぐったりしているビオラにナナが近づいて来てボソッと言う。
「ビオラよ。 ロイヤルゼリー……」
「言わないで、ナナちゃん……」
こういう時だけ妙に勘の良いナナであった。
「さてと、じゃあ挨拶に行くか。 アラディール、すまねぇが案内してくれるか」
「うん、こっちだよ」
立ち直ったマーゴロックはサヤ、ペリウィンクルと共にアラディールに案内されて家の中に入って行った。
「妾たちはどうする?」
「う~ん、そうだね。 マーゴロックさんたちは色々と話があるだろうし、わたしたちは後で合流すればいいかな? 散歩でもする?」
「うむ、よいな。そうしよう!」
嬉しそうにナナは頷き、二人は並んで小さな村の中を見て回ることにした。特に目的もなくウロウロしていると村人と出会うことがある。
大人たちはナナの姿を見ると一様に「うわぁっ! 地獄蟻?!」と驚き構えるが、隣にいるビオラを見ると「あっ!」といった表情をする。
「もしかしてビオラちゃんとナナちゃん?」
「うむ、そうである。 もしかして妾たち有名人?」
「あぁ、アラディールがよく君たちの話をしてるからね」
村人のうち親し気な一人がそう言いながらビオラたちに視線を近づけようとしゃがむ。
「ありがとう、君たちのおかげだよ、アラディールが元気になったのは。 昔は病気がちでね、あんまり外で遊んだりもしなかったんだ。 頻繁に遠出してまで遊びに行くなんて、ちょっと前までは考えられなかったよ」
小さな、親戚が集まって出来たような村である。村人はアラディールが元気になったことが本当に嬉しいようで、ビオラとナナに笑顔で感謝を伝える。
「うむ、妾たちもアラディールと一緒は楽しいぞ! だから気にすることはない。当然のことをしたまでだ」
「うん、ナナちゃんの言う通りだよ。 アラディールは色々とお手伝いもしてくれるからお互い様だよ」
「そうか、ありがとう。 アラディールの言う通りだ」
「む? アラディールが何か言っていたのか?」
「あぁ。 地獄蟻は恐ろしい生き物だけど、ナナちゃんは違うってね。可愛くて優しくてちょっと抜けてる、良い地獄蟻だってね」
「むぅっ! 可愛いとは、アラディールのやつめ! 妾は美しく高貴なのだぞ!」
そう言いつつもナナは嬉しそうに体をくねくねさせる。「はははっ」と笑った村人は立ち上がると「じゃあね。 何もない村だけど、ゆっくりして行ってくれ」と立ち去って行った。
「よかったね、ナナちゃん」
「む、ビオラこそ。 アラディールが元気になったのはビオラとロイヤルゼリーのおかげだろう? 元気になりすぎではあるが」
「……うん、まぁ。 美味しそうに食べるからさ、こんなことになるとは思わなかったし、ちょっと加減を間違えた感はあるけど。 今後はちょっと控えようと思います。 でもさ、ロイヤルゼリーだけでああなるとは思わないんだよね。絶対オババの遺伝だってぇ」
ポリポリと頭を掻きながらビオラが反省する。
「潜在能力みたいなものを引き出したのかもな。 だが今更控えたところでもう手遅れな気がするが………… ふむ、日も暮れて来たし、そろそろアラディールの家に行くか?」
「そうだね」
小さな村を一通り見て回った二人は、マーゴロックたちと合流するためにアラディールの家へと向かった。
2
あなたにおすすめの小説
異世界帰りの勇者、今度は現代世界でスキル、魔法を使って、無双するスローライフを送ります!?〜ついでに世界も救います!?〜
沢田美
ファンタジー
かつて“異世界”で魔王を討伐し、八年にわたる冒険を終えた青年・ユキヒロ。
数々の死線を乗り越え、勇者として讃えられた彼が帰ってきたのは、元の日本――高校卒業すらしていない、現実世界だった。
配信者ルミ、バズる~超難関ダンジョンだと知らず、初級ダンジョンだと思ってクリアしてしまいました~
てるゆーぬ(旧名:てるゆ)
ファンタジー
女主人公です(主人公は恋愛しません)。18歳。ダンジョンのある現代社会で、探索者としてデビューしたルミは、ダンジョン配信を始めることにした。近くの町に初級ダンジョンがあると聞いてやってきたが、ルミが発見したのは超難関ダンジョンだった。しかしそうとは知らずに、ルミはダンジョン攻略を開始し、ハイランクの魔物たちを相手に無双する。その様子は全て生配信でネットに流され、SNSでバズりまくり、同接とチャンネル登録数は青天井に伸び続けるのだった。
貧乏育ちの私が転生したらお姫様になっていましたが、貧乏王国だったのでスローライフをしながらお金を稼ぐべく姫が自らキリキリ働きます!
Levi
ファンタジー
前世は日本で超絶貧乏家庭に育った美樹は、ひょんなことから異世界で覚醒。そして姫として生まれ変わっているのを知ったけど、その国は超絶貧乏王国。 美樹は貧乏生活でのノウハウで王国を救おうと心に決めた!
※エブリスタさん版をベースに、一部少し文字を足したり引いたり直したりしています
追放された荷物持ち、【分解】と【再構築】で万物創造師になる~今更戻ってこいと言われてももう遅い~
黒崎隼人
ファンタジー
勇者パーティーから「足手まとい」と捨てられた荷物持ちのベルク。しかし、彼が持つ外れスキル【分解】と【再構築】は、万物を意のままに創り変える「神の御業」だった!
覚醒した彼は、虐げられていた聖女ルナを救い、辺境で悠々自適なスローライフを開始する。壊れた伝説の剣を直し、ゴミから最強装備を量産し、やがて彼は世界を救う英雄へ。
一方、彼を捨てた勇者たちは没落の一途を辿り……。
最強の職人が送る、痛快な大逆転&ざまぁファンタジー!
五十一歳、森の中で家族を作る ~異世界で始める職人ライフ~
よっしぃ
ファンタジー
【ホットランキング1位達成!皆さまのおかげです】
多くの応援、本当にありがとうございます!
職人一筋、五十一歳――現場に出て働き続けた工務店の親方・昭雄(アキオ)は、作業中の地震に巻き込まれ、目覚めたらそこは見知らぬ森の中だった。
持ち物は、現場仕事で鍛えた知恵と経験、そして人や自然を不思議と「調和」させる力だけ。
偶然助けたのは、戦火に追われた五人の子供たち。
「この子たちを見捨てられるか」――そうして始まった、ゼロからの異世界スローライフ。
草木で屋根を組み、石でかまどを作り、土器を焼く。やがて薬師のエルフや、獣人の少女、訳ありの元王女たちも仲間に加わり、アキオの暮らしは「町」と呼べるほどに広がっていく。
頼れる父であり、愛される夫であり、誰かのために動ける男――
年齢なんて関係ない。
五十路の職人が“家族”と共に未来を切り拓く、愛と癒しの異世界共同体ファンタジー!
屑スキルが覚醒したら追放されたので、手伝い屋を営みながら、のんびりしてたのに~なんか色々たいへんです(完結)
わたなべ ゆたか
ファンタジー
タムール大陸の南よりにあるインムナーマ王国。王都タイミョンの軍事訓練場で、ランド・コールは軍に入るための最終試験に挑む。対戦相手は、《ダブルスキル》の異名を持つゴガルン。
対するランドの持つ《スキル》は、左手から棘が一本出るだけのもの。
剣技だけならゴガルン以上を自負するランドだったが、ゴガルンの《スキル》である〈筋力増強〉と〈遠当て〉に翻弄されてしまう。敗北する寸前にランドの《スキル》が真の力を発揮し、ゴガルンに勝つことができた。だが、それが原因で、ランドは王都を追い出されてしまった。移住した村で、〝手伝い屋〟として、のんびりとした生活を送っていた。だが、村に来た領地の騎士団に所属する騎馬が、ランドの生活が一変する切っ掛けとなる――。チート系スキル持ちの主人公のファンタジーです。楽しんで頂けたら、幸いです。
よろしくお願いします!
(7/15追記
一晩でお気に入りが一気に増えておりました。24Hポイントが2683! ありがとうございます!
(9/9追記
三部の一章-6、ルビ修正しました。スイマセン
(11/13追記 一章-7 神様の名前修正しました。
追記 異能(イレギュラー)タグを追加しました。これで検索しやすくなるかな……。
「お前の戦い方は地味すぎる」とギルドをクビになったおっさん、その正体は大陸を震撼させた伝説の暗殺者。
夏見ナイ
ファンタジー
「地味すぎる」とギルドをクビになったおっさん冒険者アラン(40)。彼はこれを機に、血塗られた過去を捨てて辺境の村で静かに暮らすことを決意する。その正体は、10年前に姿を消した伝説の暗殺者“神の影”。
もう戦いはこりごりなのだが、体に染みついた暗殺術が無意識に発動。気配だけでチンピラを黙らせ、小石で魔物を一撃で仕留める姿が「神業」だと勘違いされ、噂が噂を呼ぶ。
純粋な少女には師匠と慕われ、元騎士には神と崇められ、挙句の果てには王女や諸国の密偵まで押しかけてくる始末。本人は畑仕事に精を出したいだけなのに、彼の周りでは勝手に伝説が更新されていく!
最強の元暗殺者による、勘違いスローライフファンタジー、開幕!
毒舌アイドルは毒の魔物に転生する。
馳 影輝
ファンタジー
毒舌を売りにして芸能界で活躍できる様になった。
元々はアイドルとしてデビューしたが、ヒラヒラの衣装や可愛い仕草も得意じゃ無かった。
バラエティーの仕事を貰って、毒舌でキャラを作ったらこれがハマり役で世間からのウケも良くとんとん拍子で有名人になれた。
だが、自宅に帰ると玄関に見知らぬ男性が立っていて私に近づくと静かにナイフで私を刺した。
アイドル時代のファンかも知れない。
突然の事で、怖くて動けない私は何度も刺されて意識を失った。
主人公の時田香澄は殺されてしまう。
気がつくとダンジョンの最下層にポイズンキラーとい魔物に転生する。
自分の現象を知りショックを受けるが、その部屋の主であるリトラの助言により地上を目指す。
ダンジョンの中で進化を繰り返して強くなり、人間の冒険者達が襲われている所に出くわす。
魔物でありながら、擬態を使って人間としても生きる姿や魔王種への進化を試みたり、数え切れないほどの激動の魔物人生が始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる