小さな幸せ

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元カレの存在

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 日曜日にさゆかと遊んだ。さゆかとは前まで仲良かったが喧嘩して全然話していなかった。久しぶりに一緒に遊ぶことになって少し気まずい気持ちもあるが、楽しみな部分もあった。

「おはよう!カラオケ行こ!!!!」

想像していた以上に全然気まずい雰囲気を出さないでくれた。前みたいに笑わせてくれたり何も変わらなかった。今この時間だけ昔に戻れた気がした。そんな時に信じられないようなことを言われた。

「そういえばさ、さつきが前付き合ってた元カレ?かずきがさ、結構悪口言ってるよ。それもわざわざみずかとかに言って結構広まってた。」

一瞬何を言っているのかわからなかった。なんで別れた元カレが自分の悪口を人に言っているのかが分からなかった。

「悪口だけなの?言ってるのって。」
「いや、悪口だけじゃなくてなんか付き合ってた頃にあったこととか経験の事とかをペラペラ色んな人に言ってるんだって。それは私も聞いた。」

もう消えたかった。自分が1番言われたくないことをあいつは他の人に容赦なく喋っている、もう消えたくて消えたくて感情が抑えきれなかった。普通の人だったら分かるだろう。人に言っていい事と悪いことの区別くらい。確かに男の人だと経験済みだと人に自慢したくなるのもわかるが、女の人だとそうゆうのを言って欲しくない人もいると思う。その身になってほんとに嫌な気持ちがわかった。

「そうなんだね、ちょっと失望したよ。付き合ってた時はすっごい大事にしてくれたのに別れたら人が変わったかのように悪口とか言うとかびっくりだよ」
「確かに、そうゆうのしない人に見えるよね。」

さゆかの言う通り元カレはとても優しくて性格が凄いいいひとだった。あの時はずっと一緒にいられると思っていた。大好きで愛していた。自分の近くからいなくなって初めて大切さに気づいたはずだった。だが、ここまで言われているなら別れて当然なのかもしれない。

遊んでいてもこのことが頭から離れることがなく、今日は早めに解散することになった。また夜にさゆかとは電話をすることになった。でも、今の自分の状況的に誰とも話したくないし、関わりたくない状況だった。沢山考えた。自分はかずきになにか酷いことをしたのか、なにか悪いことをしてしまったのか考えた。でも、何も思い当たることは無かった。今はまだ本人の気持ちを直接聞いたわけじゃなく、考えるだけ自分がダメになりそうだと思い、今日は考えるのをやめた。また明日、何かが変わっていたら本気で考えよう、自分はそう思っていた。
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