小説家の日常

くじら

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本編(*´・ω・)(・ω・`*)

5話 小説家の夏休み

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「で?どこのカラオケに行くんだ?」

無計画な私を呆れたような表情かおで見ながら、涼夜が聞いてきた。


「最近、カラオケばっか行ってたから……私は行ってないカラオケがいいなー」



そう言って私達のリーダーでもあるタカハルが場所の案を出した。



「え?タカハルは、最近カラオケに行ったの?私達も誘ってよ~<(`^´)> 」


タカハルが出したカラオケの場所どうこうよりも、私も一緒に行きたかった。


「……ひとりカラオケの気分だったんだよ」

「まあ……1人になりたいときは誰にでもあるわな。香織…………そんなに怒んなよ?」


「怒ってないよ!!!!……怒ってないけどさーーやっぱ、寂しいじゃん?誘ってよ!?」


「はいはい」


お喋りしながら目的地へと向かうーー……










と、思いきや……







2人は……コンビニに入ってった。



「え?コンビニ!?カラオケは?」




「ばーか。俺らが今から行くカラオケは持ち込みOKだろーが。だから……飲み物とか買っていくんだよ」


「なるほど!忘れてた!」



コンビニで各自が食べたいものや飲みたいものを買い、私達は……今度こそ目的地へと向かった。












「わーい!!!!歌うぞー!(/*^^)/」



テンション高めにさっさと歌う曲を探す私と異なり2人は席に座ると、とりあえず買ったものや荷物を机に乗っけた。



「つーか、広過ぎねーか?」

「広過ぎるね……この人数でこの部屋って明らかに案内ミスってるでしょ」

「誰か呼ぶか?」

「誘って来てくれるならいいけど……来ないんじゃない?」


「まあ、みんな忙しいだろうし?一応……聞いてみるわ」







2人共……スマホをいじりだした。












「りょうや~~たかはる~~歌わないのーー?」



涼夜とタカハルがスマホをいじりだしてから結構時間が経ち、そろそろ歌うのに飽きてきた。


流石に痺れをきらして私が声をかけると、私が予約した曲を見て2人がマイクを手にとった。



「……歌うか」

「……だね」





何か……若干、イラついてる?

声のトーンが下がっていたのでそう思った。

言葉数も少ないあたり……長年2人と一緒にいる私には分かる。うん、何かに怒ってるね。





私が原因じゃないといいなー




そんなことを思いながら、私は2人の歌声を聴いていた。








「あーーーーちょっとスッキリした」

「……涼夜も?私も……」




「2人共……どうしたの?」


逆鱗に触れてませんように……と願いながら、恐る恐る訊ねた。


歌うことで気が晴れたのか、さっきよりは怖くない表情かおで私の言葉に反応した。


「さっき、誘ったヤツらからの返信がな……」




「……涼夜も?

アイツらホントにムカつく!!!!

なんかよくわからない人に悪口?
っぽいの言われるし……二度と誘うか!!!!


誰だよお前?って聞いてきたうえに、私も知らない人だったから質問したのに答えねーし!!!!」





……カラオケに誰か来て貰おうと誘ったら、

ゴタゴタがあったらしい。





「涼夜!!!!気が済むまで歌うよ!!!!」


「もちろん!!!!」


2人がいいコンビネーションで

が知っている曲をどんどん入れていく。



下手したら、マイクをずっと奪われそうだったのでタイミングをみながらかわってもらい……私も何曲も歌った。







みんな歌い過ぎて部屋を出る頃には、
ちょっと声が枯れていたのは
仕方のないことだった。







こんな感じで私達は

夏休みも

一緒に遊んだ。










そして、今日も私達はーーーー






小説家達はーーーー




…………夢に向かって共に歩みながら



毎日を楽しく過ごすのだーー……













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