異世界転生ワールド

ユキワラシ

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第1章:ようこそ!異世界バブロニア王国

第12話:超攻撃魔法「天雷覇断」

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特攻隊の編成が完了し、初陣に向けた準備が進む中、紫苑は新たな力を求めていた。
最前線で戦う者として、今のままでは不十分だと感じていたからだ。

そんな折、彼の元に一通の召喚命令が届いた。

送り主は バブロニア王国魔導院長――王国最強の魔導士、グラディウス・アルバート だった。

紫苑はサラと共に魔導院へ向かった。

グラディウス
「紫苑、貴様の戦いは見せてもらった。特攻隊長として、さらに強くなる覚悟はあるか?」

紫苑は即答した。

紫苑
「あります。俺は、もっと強くならなきゃいけない。」

グラディウスは満足げに頷くと、手をかざして魔法陣を展開した。

グラディウス
「ならば、貴様に伝授しよう。王国に伝わる最強の攻撃魔法――"天雷覇断"をな。」

その名を聞いたサラが息をのむ。

サラ
「"天雷覇断"……!? まさか、王国に数百年封印されていた、あの魔法を……?」

グラディウス
「そうだ。これは雷の王が遺した究極魔法。だが、使いこなせる者がいなかったため、封印されていた。しかし、貴様ならば……あるいは。」

紫苑はその魔法を受け取ることを決意する。

そして、グラディウスが詠唱を開始すると、天に轟音が響いた。
雷が降り注ぎ、紫苑の体に稲妻が走る――!

「ぐっ……!!」

強烈な魔力が全身を駆け巡り、紫苑の意識が一瞬遠のく。
だが、彼は歯を食いしばり、己を律する。

――俺は、負けない。
この力を手に入れて、戦場を切り拓くんだ!!

その瞬間、紫苑の体を覆っていた雷が収束し、彼の右手に新たな力が宿る。

紫苑は拳を握りしめ、力を確かめるように目を閉じた。

紫苑
「……これが、"天雷覇断"。」

グラディウス
「そうだ。だが、まだ完全に使いこなせてはいない。実戦で鍛錬を積むのだ。」

紫苑は深く頷いた。

サラはそんな彼の横顔を見つめながら、心の中で思った。

サラ(心の中)
「紫苑……本当に、強くなったのね。」

こうして、紫苑はバブロニア王国最強の攻撃魔法 「天雷覇断」 を手にし、特攻隊長としてさらなる高みへと歩みを進めることになった。

そして――その力が試される時は、すぐに訪れることとなる。
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