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第1章 ギャンブラーのパーティー
第2話 王国から追い出されました
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父上が去っていった道を眺めて
「嘘だろ」
と呟いた、キラは心配して俺をチラチラ見てくる。
「もう俺達も帰ろうか……」
力無く言うと俺はトボトボと歩き出すと、少し遅れてキラもついてくる。
「あんな、平均以下の落ちこぼれのヤツが国王になるなんて、この国は終わりだな」
「そうだな、どうせなら自害でもして弟にでも地位を譲れば良いんじゃないか」
隣で二人の男が俺に聞こえるように大きな声で話していた。
切れても良かったのだが、剣術が使えないの俺が挑んだ所で返り討ちに遭うだけだろ。
ビュン
突風が吹く、しゃべっていた二人の男が尻餅をついた、俺がやり返した訳ではないけど、スッとした。
しばらく歩く、時折俺に哀れみの目を向けたり、侮辱してくるヤツもいたが、さほど気にしなかった。
城につき城門をくぐる。
「キラ、俺は父上に呼ばれてるから、じゃあな」
そう言ってキラと別れた。
──────◆───────◆───────◆──────
玉座の間に父上はいた。
「何のご用でしょうか父上?」
玉座に座る父上に跪く
「いや、王位をキラに与えたいのだが、それには家の主になるのは長男と言うルールがこの王国にあるのじゃ、なので護衛を付けるので出って行ってくれ」
言われた意味が分からず一瞬固まるが直ぐに変事をした。
「はい、仰せのままに」
「そうか、この後直ぐに行ってくれ、もう良いぞ下がれ」
「はっ」
王座の間から出ると涙が溢れて来た。
「そうか、俺の命ってこのこの国のルール以下の価値だったのかよ、ハッハ」
乾いた笑いが辺りに響いた。
──────◆───────◆───────◆──────
「これから、貴方の護衛を務めさせてもらう」
鎧を着て腰に剣を携えた兵士が敬礼をすると前をツカツカと歩き出した、無愛想な人のかな?
ついていくと兵士が森に入って行く。
「こっちであってますか?こっから先は魔物が出ると思いますけど?」
「問題ないついてこい‼」
怒気を含んだ声に萎縮する。
「は、はい」
森が深くなって暗闇も増えて、ちらほらこちらを狙う魔物がいた。
「まだ着かないんですか?」
「いや、もう着いた」
「え?」
辺りには家の一軒所が明かりさえ無い。
「冗談ですよね?」
「もう着いたぞ、お前の墓場にな‼最初からお前を殺すように国王陛下に言われてるんだよ!」
そう言うと剣を抜きそのまま切り上げて来る。
「しねぇぇぇーー‼」
「雷撃 イナズマ」
ピッカ
小さな稲妻が俺と兵士の間に落ちる、何だ?また敵か!?
「助けに来ましたよ、お坊っちゃま」
目の前に、いつものスーツではなく漆黒のローブに身を包んだ爺やが立っていた。
「チィ一匹増えたか、だが老人がそこの落ちこぼれの王子を守って戦うのは、無理があるんじゃないかぁ?」
「まあ無理でしょうね、ただお坊っちゃまを逃がすならできますよ」
『空間 転移』
足元の地面に穴が開く、ズブズブと飲み込まれて行く中、俺の目に映ったのは火を放ち、兵士と戦う格好いい爺やの姿だった。
「嘘だろ」
と呟いた、キラは心配して俺をチラチラ見てくる。
「もう俺達も帰ろうか……」
力無く言うと俺はトボトボと歩き出すと、少し遅れてキラもついてくる。
「あんな、平均以下の落ちこぼれのヤツが国王になるなんて、この国は終わりだな」
「そうだな、どうせなら自害でもして弟にでも地位を譲れば良いんじゃないか」
隣で二人の男が俺に聞こえるように大きな声で話していた。
切れても良かったのだが、剣術が使えないの俺が挑んだ所で返り討ちに遭うだけだろ。
ビュン
突風が吹く、しゃべっていた二人の男が尻餅をついた、俺がやり返した訳ではないけど、スッとした。
しばらく歩く、時折俺に哀れみの目を向けたり、侮辱してくるヤツもいたが、さほど気にしなかった。
城につき城門をくぐる。
「キラ、俺は父上に呼ばれてるから、じゃあな」
そう言ってキラと別れた。
──────◆───────◆───────◆──────
玉座の間に父上はいた。
「何のご用でしょうか父上?」
玉座に座る父上に跪く
「いや、王位をキラに与えたいのだが、それには家の主になるのは長男と言うルールがこの王国にあるのじゃ、なので護衛を付けるので出って行ってくれ」
言われた意味が分からず一瞬固まるが直ぐに変事をした。
「はい、仰せのままに」
「そうか、この後直ぐに行ってくれ、もう良いぞ下がれ」
「はっ」
王座の間から出ると涙が溢れて来た。
「そうか、俺の命ってこのこの国のルール以下の価値だったのかよ、ハッハ」
乾いた笑いが辺りに響いた。
──────◆───────◆───────◆──────
「これから、貴方の護衛を務めさせてもらう」
鎧を着て腰に剣を携えた兵士が敬礼をすると前をツカツカと歩き出した、無愛想な人のかな?
ついていくと兵士が森に入って行く。
「こっちであってますか?こっから先は魔物が出ると思いますけど?」
「問題ないついてこい‼」
怒気を含んだ声に萎縮する。
「は、はい」
森が深くなって暗闇も増えて、ちらほらこちらを狙う魔物がいた。
「まだ着かないんですか?」
「いや、もう着いた」
「え?」
辺りには家の一軒所が明かりさえ無い。
「冗談ですよね?」
「もう着いたぞ、お前の墓場にな‼最初からお前を殺すように国王陛下に言われてるんだよ!」
そう言うと剣を抜きそのまま切り上げて来る。
「しねぇぇぇーー‼」
「雷撃 イナズマ」
ピッカ
小さな稲妻が俺と兵士の間に落ちる、何だ?また敵か!?
「助けに来ましたよ、お坊っちゃま」
目の前に、いつものスーツではなく漆黒のローブに身を包んだ爺やが立っていた。
「チィ一匹増えたか、だが老人がそこの落ちこぼれの王子を守って戦うのは、無理があるんじゃないかぁ?」
「まあ無理でしょうね、ただお坊っちゃまを逃がすならできますよ」
『空間 転移』
足元の地面に穴が開く、ズブズブと飲み込まれて行く中、俺の目に映ったのは火を放ち、兵士と戦う格好いい爺やの姿だった。
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