16 / 84
15話 常識知らずの人助け
しおりを挟む
まいった。計画ではまず生活レベルをあげて備蓄などが用意できてから、村なり街なりに出て情報を集めるつもりだったのだが、まさか異世界人の方からこっちにやってくるとは想定してなかった。
しかも都合の悪い事にどうやら俺達の言語と異世界人の言語は違うようだ。......いや、これが普通だよね? なんで都合よく言葉が通じると思ったのだろう。しかしどうやってコミュニケーションを取ればいいのか。こんな事なら木材でシンセサイザーでも作っておけば良かった。確かレ、ミ、ド、ド、ソだったか? 色々無理があるな。家族の反応は?
幸依は異世界人に向けて人差し指を伸ばしている。昔SF映画でそんなシーンあったな。俺が考えたのも別のSF映画のシーンだけどやはり似た者夫婦なのか。だがうろ覚えなのか手の形が違う上に両手でやっているので異世界人に対してゲッツのポーズをとっているようにしか見えない。(σ゚∀゚)σ
「こちらも焦っている事を伝えてみよう」
その時歴史、じゃなく正和が動いた。なるほど。覚醒した力ですでに現地の言語は習得済みか!? 流石正和! そこに痺れる、憧れるゥ! 頼りになる息子は異世界人の前に歩み出て、
「くぁwせdrftgyふじこlp」
さっきの鳥さんを彷彿とさせる言葉を口にした。
「ひぃ!」
華音が身構える。異世界人には通じないし俺達にも通じない。
「爺様!」
「もうやっておる。対象はこの範囲、使う魔力はこのぐらいでよかろう。OKじゃ」
「どうしました? 何やらただ事ではない様子ですが」
伝わるかな。俺はどきどきしながら話しかけてみた。
「すみません旅の者なのですが母が倒れてしまいまして。休める場所をお貸しいただけないでしょうか」
おお! 会話ができる。やっぱ爺様の力は万能だなぁ。なるほど、背負っているのは母親か。助けたいが自分達の家に招くのは色々問題がある気がする。と、なるとログハウスを使うのが無難か。
俺は家族に必要そうになる物をログハウスに運んでもらうように頼み、異世界人をログハウスに案内した。ログハウスには暖炉と木の机、木のイスのある部屋に隣接して、ベイマツ風呂とトイレのある計三部屋しかない。そんなに騒がれるものもないはずだ。増築しようとしていた未完成の壁部分はあるが別におかしな点はない。
まずは異世界人の旅人の母親を木のイスに座らせる。正和が客用の布団を、幸依がタオルとかその他のものを持ってくるはずだ。俺と爺様が現場にいる。
「ご厚意に感謝します。私はオーシンと申しまして、こちらは母のオワタ」
......具合が悪くて倒れた母親の名前がオワタ。正直、嫌な予感しかしない。
「いえいえ。困った時はお互い様ですから気になさらないで下さい。私の名は洞......いえ、朋広です。そして......」
俺は困った。爺様の名前しらない......どう紹介すればいいのだろう? 神様です。は、まずい気がするし、うちの爺様です。で押し通すか? 困った時はお互い様ですとか言いながらこっちもいきなり困った。困ったからオーシンさんに爺様の名前はなんですか? と聴くわけにもいかない。俺は爺様に自分でなんとかしろ! の意味を込めた視線を送る。
「儂は......し、白子、シラコ......そ、そうシ! ロッコじゃ」
あ、爺様噛んだ。多分シラコって名乗るつもりだったんだろう。
「朋広殿にシロッコ殿ですね。改めてお礼を」
爺様は訂正する気はないらしい。そこへ正和が客用の布団を持ってきたので壁際に敷きオワタさんを横たわらせる。
「な、なんです、この寝具は!?」
あー、布団でカルチャーショックくるのか。説明するのが面倒なのでここは勢いでごまかそう。
「そんな事よりお母様の具合はいかがですか?」
「え、ええ。ここへきて旅の疲れがでたのだと思うのですが......」
そんなやり取りの中、幸依と華音が入ってきた。華音はなぜかニースが入手した事務用イスを持ってきている。
「妻の幸依と息子の正和に娘の華音です。お母様は妻に任せてこちらにどうぞ」
俺はオーシンさんを華音の持ってきたイスに座るように促す。もうひとつ木のイスがあるがこっちには爺様でも座らせておこう。
「では失礼いたします。......ずいぶん変わった形ですな」
オーシンさんが座る。
「え? えええ?」
「え? えええ?」
二回驚いた。
「こ、この座り心地の良さはなんなんですか! この国の王とてこのようなイスには座っておりませんぞ!? うわわっ」
オーシンさんは全身で驚きと感動を表現しようとしてイスが回転し、バランスを崩してイスから落下した。その反動でイスが移動する。キャスター付きだからな。
「こ、この仕掛けはなんのために......?」
おっかなびっくり座り直す。
「助けていただいた恩人の前で見苦しいですよ、オーシン」
「母上! 気がつかれましたか!」
「ええ。あなたとこちらにいる皆様のおかげで」
「まずは皆様にお礼を。私はそこにいるオーシンの母親でオワタと申します」
「これはご丁寧に。私は朋広。目の前にいるのが妻の幸依、息子が正和で、娘が華音。イスに座っている爺様がシロッコです」
家族の視線がオワタさんではなく爺様に集中する。気持ちはわかるが見るとこ違うぞー。
「どこの誰ともわからぬ者の為にこの様な素晴らしい寝具まで使わせていただき感謝しております。して、オーシン。私はどの位気を失っていたのですか?」
「馬車で母上の意識がなくなり、ここから立ちのぼっていた煙を目指して進みました。途中で馬車が通れる道がなくなり、母上を背負って二時間から三時間は歩いたでしょうか」
「え? 馬車置いてきてるんですか?」
「はい、一応馬は近くの木に繋いであります。あちらの方角です」
馬車放置か。それはなんかまずそうな気がするな。
「華音、正和。ちょっと探してきてくれないか?」
「「うん、いいよ」」
さすが素直な子供たちだ。
「ちょ、ちょっと待って下さい!」
オーシンさんは出ていった子供たちを引き留めようと慌てて外にでて......キョロキョロしている。見失ったんだろうな、たぶん。
「この私が見失う? いくらなんでもそれは......」
ぶつぶつ言いながら戻ってくるオーシンさん。なんか狐につままれたって顔してるな。
「オーシンさん、うちの子供たちなら平気ですから何も気にせず休んでいてください」
「いやしかし、万が一魔物にでも襲われたら......この辺りにでる魔物は決して油断できるような相手ではありませんし。......まぁ、ここに住まわれているぐらいですから当然対策はしてあるのでしょうね」
「え? この辺り魔物がでるんですか? みた事ないんですけど」
「え?」
「え?」
......みつめあう俺とオーシンさん。どうやらまずはお互いの常識のすりあわせをしないと、言葉が通じても話は通じないらしい。
しかも都合の悪い事にどうやら俺達の言語と異世界人の言語は違うようだ。......いや、これが普通だよね? なんで都合よく言葉が通じると思ったのだろう。しかしどうやってコミュニケーションを取ればいいのか。こんな事なら木材でシンセサイザーでも作っておけば良かった。確かレ、ミ、ド、ド、ソだったか? 色々無理があるな。家族の反応は?
幸依は異世界人に向けて人差し指を伸ばしている。昔SF映画でそんなシーンあったな。俺が考えたのも別のSF映画のシーンだけどやはり似た者夫婦なのか。だがうろ覚えなのか手の形が違う上に両手でやっているので異世界人に対してゲッツのポーズをとっているようにしか見えない。(σ゚∀゚)σ
「こちらも焦っている事を伝えてみよう」
その時歴史、じゃなく正和が動いた。なるほど。覚醒した力ですでに現地の言語は習得済みか!? 流石正和! そこに痺れる、憧れるゥ! 頼りになる息子は異世界人の前に歩み出て、
「くぁwせdrftgyふじこlp」
さっきの鳥さんを彷彿とさせる言葉を口にした。
「ひぃ!」
華音が身構える。異世界人には通じないし俺達にも通じない。
「爺様!」
「もうやっておる。対象はこの範囲、使う魔力はこのぐらいでよかろう。OKじゃ」
「どうしました? 何やらただ事ではない様子ですが」
伝わるかな。俺はどきどきしながら話しかけてみた。
「すみません旅の者なのですが母が倒れてしまいまして。休める場所をお貸しいただけないでしょうか」
おお! 会話ができる。やっぱ爺様の力は万能だなぁ。なるほど、背負っているのは母親か。助けたいが自分達の家に招くのは色々問題がある気がする。と、なるとログハウスを使うのが無難か。
俺は家族に必要そうになる物をログハウスに運んでもらうように頼み、異世界人をログハウスに案内した。ログハウスには暖炉と木の机、木のイスのある部屋に隣接して、ベイマツ風呂とトイレのある計三部屋しかない。そんなに騒がれるものもないはずだ。増築しようとしていた未完成の壁部分はあるが別におかしな点はない。
まずは異世界人の旅人の母親を木のイスに座らせる。正和が客用の布団を、幸依がタオルとかその他のものを持ってくるはずだ。俺と爺様が現場にいる。
「ご厚意に感謝します。私はオーシンと申しまして、こちらは母のオワタ」
......具合が悪くて倒れた母親の名前がオワタ。正直、嫌な予感しかしない。
「いえいえ。困った時はお互い様ですから気になさらないで下さい。私の名は洞......いえ、朋広です。そして......」
俺は困った。爺様の名前しらない......どう紹介すればいいのだろう? 神様です。は、まずい気がするし、うちの爺様です。で押し通すか? 困った時はお互い様ですとか言いながらこっちもいきなり困った。困ったからオーシンさんに爺様の名前はなんですか? と聴くわけにもいかない。俺は爺様に自分でなんとかしろ! の意味を込めた視線を送る。
「儂は......し、白子、シラコ......そ、そうシ! ロッコじゃ」
あ、爺様噛んだ。多分シラコって名乗るつもりだったんだろう。
「朋広殿にシロッコ殿ですね。改めてお礼を」
爺様は訂正する気はないらしい。そこへ正和が客用の布団を持ってきたので壁際に敷きオワタさんを横たわらせる。
「な、なんです、この寝具は!?」
あー、布団でカルチャーショックくるのか。説明するのが面倒なのでここは勢いでごまかそう。
「そんな事よりお母様の具合はいかがですか?」
「え、ええ。ここへきて旅の疲れがでたのだと思うのですが......」
そんなやり取りの中、幸依と華音が入ってきた。華音はなぜかニースが入手した事務用イスを持ってきている。
「妻の幸依と息子の正和に娘の華音です。お母様は妻に任せてこちらにどうぞ」
俺はオーシンさんを華音の持ってきたイスに座るように促す。もうひとつ木のイスがあるがこっちには爺様でも座らせておこう。
「では失礼いたします。......ずいぶん変わった形ですな」
オーシンさんが座る。
「え? えええ?」
「え? えええ?」
二回驚いた。
「こ、この座り心地の良さはなんなんですか! この国の王とてこのようなイスには座っておりませんぞ!? うわわっ」
オーシンさんは全身で驚きと感動を表現しようとしてイスが回転し、バランスを崩してイスから落下した。その反動でイスが移動する。キャスター付きだからな。
「こ、この仕掛けはなんのために......?」
おっかなびっくり座り直す。
「助けていただいた恩人の前で見苦しいですよ、オーシン」
「母上! 気がつかれましたか!」
「ええ。あなたとこちらにいる皆様のおかげで」
「まずは皆様にお礼を。私はそこにいるオーシンの母親でオワタと申します」
「これはご丁寧に。私は朋広。目の前にいるのが妻の幸依、息子が正和で、娘が華音。イスに座っている爺様がシロッコです」
家族の視線がオワタさんではなく爺様に集中する。気持ちはわかるが見るとこ違うぞー。
「どこの誰ともわからぬ者の為にこの様な素晴らしい寝具まで使わせていただき感謝しております。して、オーシン。私はどの位気を失っていたのですか?」
「馬車で母上の意識がなくなり、ここから立ちのぼっていた煙を目指して進みました。途中で馬車が通れる道がなくなり、母上を背負って二時間から三時間は歩いたでしょうか」
「え? 馬車置いてきてるんですか?」
「はい、一応馬は近くの木に繋いであります。あちらの方角です」
馬車放置か。それはなんかまずそうな気がするな。
「華音、正和。ちょっと探してきてくれないか?」
「「うん、いいよ」」
さすが素直な子供たちだ。
「ちょ、ちょっと待って下さい!」
オーシンさんは出ていった子供たちを引き留めようと慌てて外にでて......キョロキョロしている。見失ったんだろうな、たぶん。
「この私が見失う? いくらなんでもそれは......」
ぶつぶつ言いながら戻ってくるオーシンさん。なんか狐につままれたって顔してるな。
「オーシンさん、うちの子供たちなら平気ですから何も気にせず休んでいてください」
「いやしかし、万が一魔物にでも襲われたら......この辺りにでる魔物は決して油断できるような相手ではありませんし。......まぁ、ここに住まわれているぐらいですから当然対策はしてあるのでしょうね」
「え? この辺り魔物がでるんですか? みた事ないんですけど」
「え?」
「え?」
......みつめあう俺とオーシンさん。どうやらまずはお互いの常識のすりあわせをしないと、言葉が通じても話は通じないらしい。
10
あなたにおすすめの小説
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。
不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。
14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。
真祖竜に転生したけど、怠け者の世界最強種とか性に合わないんで、人間のふりして旅に出ます
難波一
ファンタジー
"『第18回ファンタジー小説大賞【奨励賞】受賞!』"
ブラック企業勤めのサラリーマン、橘隆也(たちばな・りゅうや)、28歳。
社畜生活に疲れ果て、ある日ついに階段から足を滑らせてあっさりゲームオーバー……
……と思いきや、目覚めたらなんと、伝説の存在・“真祖竜”として異世界に転生していた!?
ところがその竜社会、価値観がヤバすぎた。
「努力は未熟の証、夢は竜の尊厳を損なう」
「強者たるもの怠惰であれ」がスローガンの“七大怠惰戒律”を掲げる、まさかのぐうたら最強種族!
「何それ意味わかんない。強く生まれたからこそ、努力してもっと強くなるのが楽しいんじゃん。」
かくして、生まれながらにして世界最強クラスのポテンシャルを持つ幼竜・アルドラクスは、
竜社会の常識をぶっちぎりで踏み倒し、独学で魔法と技術を学び、人間の姿へと変身。
「世界を見たい。自分の力がどこまで通じるか、試してみたい——」
人間のふりをして旅に出た彼は、貴族の令嬢や竜の少女、巨大な犬といった仲間たちと出会い、
やがて“魔王”と呼ばれる世界級の脅威や、世界の秘密に巻き込まれていくことになる。
——これは、“怠惰が美徳”な最強種族に生まれてしまった元社畜が、
「自分らしく、全力で生きる」ことを選んだ物語。
世界を知り、仲間と出会い、規格外の強さで冒険と成長を繰り広げる、
最強幼竜の“成り上がり×異端×ほのぼの冒険ファンタジー”開幕!
※小説家になろう様にも掲載しています。
人質5歳の生存戦略! ―悪役王子はなんとか死ぬ気で生き延びたい!冤罪処刑はほんとムリぃ!―
ほしみ
ファンタジー
「え! ぼく、死ぬの!?」
前世、15歳で人生を終えたぼく。
目が覚めたら異世界の、5歳の王子様!
けど、人質として大国に送られた危ない身分。
そして、夢で思い出してしまった最悪な事実。
「ぼく、このお話知ってる!!」
生まれ変わった先は、小説の中の悪役王子様!?
このままだと、10年後に無実の罪であっさり処刑されちゃう!!
「むりむりむりむり、ぜったいにムリ!!」
生き延びるには、なんとか好感度を稼ぐしかない。
とにかく周りに気を使いまくって!
王子様たちは全力尊重!
侍女さんたちには迷惑かけない!
ひたすら頑張れ、ぼく!
――猶予は後10年。
原作のお話は知ってる――でも、5歳の頭と体じゃうまくいかない!
お菓子に惑わされて、勘違いで空回りして、毎回ドタバタのアタフタのアワアワ。
それでも、ぼくは諦めない。
だって、絶対の絶対に死にたくないからっ!
原作とはちょっと違う王子様たち、なんかびっくりな王様。
健気に奮闘する(ポンコツ)王子と、見守る人たち。
どうにか生き延びたい5才の、ほのぼのコミカル可愛いふわふわ物語。
(全年齢/ほのぼの/男性キャラ中心/嫌なキャラなし/1エピソード完結型/ほぼ毎日更新中)
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる