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44話 キエル、信仰を見失いかけ アリマ、行儀よく正和を待つ
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その日。 キエルは朝早くから部屋を出てメインストリートに立っていた。 目線の先には神によってこの世界に来たという洞口家がある。 何かをするでもなく、ただ家を見つめて立っていた。 キエルの後方から人の気配がする。
「キエル......。 こんな所にいたの」
「ルミナ......。 ええ、部屋でじっとしている事もできなくてね。 わたくしを探してここへ?」
「その答えならノーね。 私もあなたと一緒」
ルミナはキエルの横に立ち、同じように洞口家を眺める。 そのまま二人は無言になる。
「ありゃりゃ? 先客がいたにゃんね」
「落ち着かんのは儂だけかと思ったらお前達までこんな所に」
キエルとルミナが出てきた建物からはヒラリエが。 ダラン工房からはそこの主となっているダランが出てきてキエル達の所に集まってくる。
「ひどいにゃ二人とも! アタイには声かけにゃいでのけもの扱いにゃ? 動物虐待にゃりよ! の『けもの』だけに」
「私達も偶然ここで会ったのよヒラリエ。 むしろあなた達まで出てくるなんて思わなかったわ」
「そうだったにゃりか。 アタイはこう見えても繊細にゃりからね。 部屋にいても落ち着かにゃかったにゃ」
「むしろ儂はキエルがここにいる事の方が意外に感じるが」
ダランの言葉にルミナとヒラリエが意外そうな顔をする。 キエルもまさかダランにそんな風に思われているとは思わなかったのだろう。
「つまりダランはわたくしが無神経で図太い女だと思っていたと?」
キエルの周囲の温度が下がった気がした。 ダランが慌てて釈明する。
「ち、違う! 儂はそんな風に思ってないぞ! すまん言葉が足らんかった!」
「ダランが...... 足らん。 にゃはは!」
「変な突っ込みをいれるなヒラリエ。 儂はキエルだったら、こんな所に出てくる位なら部屋で祈っておるのではないかと思っただけだ。 他意はない」
「あー......」
「にゃーる」
ルミナとヒラリエも納得してキエルを見る。 が、キエルは三人の視線を受けて俯いてしまった。
「祈る...... わたくしは誰に何を祈れば良いのでしょうか」
「「「え?」」」
キエル以外の三人は予想もしなかった答えに戸惑いを隠せない。 キエルは続ける。
「わたくし達亜人に降りかかった災難をアリア様が救ってくれる。 そう信じて今まで祈りを捧げてきました。 希望となったあの方達との出会いもアリア様のお導きと信じて感謝も捧げました」
「「「......」」」
「辛い事があった時も、これはアリア様の与えた試練なのだと自分に言い聞かせて乗り越えてきました」
「「「......」」」
三人はキエルにとって重大な事件が起きていた事に気付いたが既に何も言えない。
「なのに! 信じていた神が...... 全ての元凶だったのです。 ルミナも姿を変えられるところでした。 これが...... もしこれが試練だとしても...... いえ、これは試練ですらなかった」
「キエル......」
「わたくしがここでアリア様に祈っても、それはあの方達を裏切る行為にしかならないはず。 それに祈る理由ももう...... ありません」
キエルの目に涙が溜まっていく。 キエルは誰にも話さず一人でこの思いを抱え込んでいたのだ。 付き合いの長い三人だからこそキエルの葛藤がよくわかり、かける言葉が見つからない。
「わたくしは...... 祈りのやり方がわからなくなってしまいました。 誰に何を祈れば良いのでしょう」
「「「......」」」
「......少しよろしいかしら?」
皆が声のした方を見るとオワタとオーシンが出てきたところだった。
「すみません、盗み聞きをするつもりはなかったのですが......」
オーシンが謝罪する。
「聞こえてきてしまい思わず出てきてしまいました。 少し私の話を聞いていただけるかしら?」
オワタはキエルに話しかける。
「はい、なんでしょうか?」
キエルは涙を拭いオワタに向き直る。
「キエルさん、貴方は貴方のままで良いのですよ。 自分を責める事も信仰を捨てる事も必要ありません」
「え? しかしそれでは......」
「私も息子も人の創造主様が現在までいたなどとは考えていませんでした。 シロッコ様は自ら創造した存在に忘れ去られていたのです。 これは人の罪と言えましょう」
「......」
「ですから貴方がアリア様を忘れる必要はないのですよ」
「アリア様に祈る理由も必要もなくなったというのにですか?」
「ええ、ですから今はシロッコ様とあの方達にアリア様をお救いくださいと祈れば良いのではないでしょうか」
「あ......」
「そ、それにゃキエル!」
「うむ、至極もっともだ」
オワタの言葉にヒラリエとダランが感嘆の声をあげる。
「そうよキエル。 アリア様の本来の立場がおかしくなっている可能性だって否定できないわ。 アリマという存在があるのだから」
「え、ええ、それは確かにそうだけど......」
「今までがそうだったように、今回も彼等が無事に帰ってきてくれる様に祈れば良いのです。 それが結果的にアリア様もお救いできる。 と」
オワタの話とルミナの説明でキエルの顔から悲壮感は消えていた。 全員が無言になり洞口家を見つめる。 と、洞口家からテリーが出てきた。
「にゃっ? テリーにゃ」
テリーはすぐにメインストリートに立っている集団に気付きやってきた。
「これは皆さん。 あの方達のお見送りですか? もう皆さん向こうに行かれましたよ」
「いや、見送りという訳ではなく、なんとなく皆集まったようなものなんだが、彼等は向こうに出発したのか?」
「はい。 僕は幸依様から皆さんの食事をお預かりしまして」
「こんな時まで儂等の事を......」
ダランの質問にテリーが答える。 今度はヒラリエがテリーに質問した。
「テリーはそのためだけに彼等と一緒だったにゃりか?」
「いえ、食事に関してはついでで僕は正和様のお手伝いをしていました。 僕が赤蟻になって何をしていたかが知りたかったようでして」
それを聞いたルミナが割って入る。
「え? 赤蟻の時の記憶はないんでしょう?」
「はい。 でも正和様が言うには僕が赤蟻になってした行動は、正和様と戦う事になるまで基本じっとしていただけで、仲間を襲いに行くような事もなかったみたいです」
「なんでそれがわかったの?」
「ええと...... 何て言ってたかな? ......すみません忘れました。 でもこの内容は僕自身が言ったと言ってましたよ。 僕は言った覚えないんですけど」
「そ、そう......」
「またアタイ達には予想もできにゃいにゃにかをやったにゃりよ」
例え理解できなくてもヒラリエのこの言葉で納得するしかない。 皆、そういう前例をすでに見てきているのだから。
「こうなれば彼等の為に出来ることなど、それこそ祈る事しかありませんな」
オーシンが言う。
「そうねオーシン。 食堂で食事をいただく前に全員であの方達のご無事を祈らせていただくのはどうでしょう? キエルさん」
オワタが提案する。
「そうですね。 是非...... 是非祈らせていただきましょう!」
キエルは吹っ切れた様に晴れやかな表情でそう言った。 そんな集団の様子を物陰から見守る二人の男がいる。
「完全に出ていくタイミング逃しちゃったね父さん」
「言うなサオール! 獣人生の中ではこんな事もある」
ラビニアンの親子、サトオルとサオールだった。
~亜人領ログハウス~
洞口一家とシロッコが天上の扉前で打ち合わせをしている時、すでにアリマはログハウスのイスに座って正和を待っていた。
「もう少しで婿殿に会えるのぅ。 はやくこぬかのー。 妾は胸の高鳴りが抑えられぬぞ」
アリマはアイテムボックスから角砂糖をひとつ取り出し右手の手のひらにのせ、正和の顔を思い浮かべて自分の顔を赤らめさせた。
「キエル......。 こんな所にいたの」
「ルミナ......。 ええ、部屋でじっとしている事もできなくてね。 わたくしを探してここへ?」
「その答えならノーね。 私もあなたと一緒」
ルミナはキエルの横に立ち、同じように洞口家を眺める。 そのまま二人は無言になる。
「ありゃりゃ? 先客がいたにゃんね」
「落ち着かんのは儂だけかと思ったらお前達までこんな所に」
キエルとルミナが出てきた建物からはヒラリエが。 ダラン工房からはそこの主となっているダランが出てきてキエル達の所に集まってくる。
「ひどいにゃ二人とも! アタイには声かけにゃいでのけもの扱いにゃ? 動物虐待にゃりよ! の『けもの』だけに」
「私達も偶然ここで会ったのよヒラリエ。 むしろあなた達まで出てくるなんて思わなかったわ」
「そうだったにゃりか。 アタイはこう見えても繊細にゃりからね。 部屋にいても落ち着かにゃかったにゃ」
「むしろ儂はキエルがここにいる事の方が意外に感じるが」
ダランの言葉にルミナとヒラリエが意外そうな顔をする。 キエルもまさかダランにそんな風に思われているとは思わなかったのだろう。
「つまりダランはわたくしが無神経で図太い女だと思っていたと?」
キエルの周囲の温度が下がった気がした。 ダランが慌てて釈明する。
「ち、違う! 儂はそんな風に思ってないぞ! すまん言葉が足らんかった!」
「ダランが...... 足らん。 にゃはは!」
「変な突っ込みをいれるなヒラリエ。 儂はキエルだったら、こんな所に出てくる位なら部屋で祈っておるのではないかと思っただけだ。 他意はない」
「あー......」
「にゃーる」
ルミナとヒラリエも納得してキエルを見る。 が、キエルは三人の視線を受けて俯いてしまった。
「祈る...... わたくしは誰に何を祈れば良いのでしょうか」
「「「え?」」」
キエル以外の三人は予想もしなかった答えに戸惑いを隠せない。 キエルは続ける。
「わたくし達亜人に降りかかった災難をアリア様が救ってくれる。 そう信じて今まで祈りを捧げてきました。 希望となったあの方達との出会いもアリア様のお導きと信じて感謝も捧げました」
「「「......」」」
「辛い事があった時も、これはアリア様の与えた試練なのだと自分に言い聞かせて乗り越えてきました」
「「「......」」」
三人はキエルにとって重大な事件が起きていた事に気付いたが既に何も言えない。
「なのに! 信じていた神が...... 全ての元凶だったのです。 ルミナも姿を変えられるところでした。 これが...... もしこれが試練だとしても...... いえ、これは試練ですらなかった」
「キエル......」
「わたくしがここでアリア様に祈っても、それはあの方達を裏切る行為にしかならないはず。 それに祈る理由ももう...... ありません」
キエルの目に涙が溜まっていく。 キエルは誰にも話さず一人でこの思いを抱え込んでいたのだ。 付き合いの長い三人だからこそキエルの葛藤がよくわかり、かける言葉が見つからない。
「わたくしは...... 祈りのやり方がわからなくなってしまいました。 誰に何を祈れば良いのでしょう」
「「「......」」」
「......少しよろしいかしら?」
皆が声のした方を見るとオワタとオーシンが出てきたところだった。
「すみません、盗み聞きをするつもりはなかったのですが......」
オーシンが謝罪する。
「聞こえてきてしまい思わず出てきてしまいました。 少し私の話を聞いていただけるかしら?」
オワタはキエルに話しかける。
「はい、なんでしょうか?」
キエルは涙を拭いオワタに向き直る。
「キエルさん、貴方は貴方のままで良いのですよ。 自分を責める事も信仰を捨てる事も必要ありません」
「え? しかしそれでは......」
「私も息子も人の創造主様が現在までいたなどとは考えていませんでした。 シロッコ様は自ら創造した存在に忘れ去られていたのです。 これは人の罪と言えましょう」
「......」
「ですから貴方がアリア様を忘れる必要はないのですよ」
「アリア様に祈る理由も必要もなくなったというのにですか?」
「ええ、ですから今はシロッコ様とあの方達にアリア様をお救いくださいと祈れば良いのではないでしょうか」
「あ......」
「そ、それにゃキエル!」
「うむ、至極もっともだ」
オワタの言葉にヒラリエとダランが感嘆の声をあげる。
「そうよキエル。 アリア様の本来の立場がおかしくなっている可能性だって否定できないわ。 アリマという存在があるのだから」
「え、ええ、それは確かにそうだけど......」
「今までがそうだったように、今回も彼等が無事に帰ってきてくれる様に祈れば良いのです。 それが結果的にアリア様もお救いできる。 と」
オワタの話とルミナの説明でキエルの顔から悲壮感は消えていた。 全員が無言になり洞口家を見つめる。 と、洞口家からテリーが出てきた。
「にゃっ? テリーにゃ」
テリーはすぐにメインストリートに立っている集団に気付きやってきた。
「これは皆さん。 あの方達のお見送りですか? もう皆さん向こうに行かれましたよ」
「いや、見送りという訳ではなく、なんとなく皆集まったようなものなんだが、彼等は向こうに出発したのか?」
「はい。 僕は幸依様から皆さんの食事をお預かりしまして」
「こんな時まで儂等の事を......」
ダランの質問にテリーが答える。 今度はヒラリエがテリーに質問した。
「テリーはそのためだけに彼等と一緒だったにゃりか?」
「いえ、食事に関してはついでで僕は正和様のお手伝いをしていました。 僕が赤蟻になって何をしていたかが知りたかったようでして」
それを聞いたルミナが割って入る。
「え? 赤蟻の時の記憶はないんでしょう?」
「はい。 でも正和様が言うには僕が赤蟻になってした行動は、正和様と戦う事になるまで基本じっとしていただけで、仲間を襲いに行くような事もなかったみたいです」
「なんでそれがわかったの?」
「ええと...... 何て言ってたかな? ......すみません忘れました。 でもこの内容は僕自身が言ったと言ってましたよ。 僕は言った覚えないんですけど」
「そ、そう......」
「またアタイ達には予想もできにゃいにゃにかをやったにゃりよ」
例え理解できなくてもヒラリエのこの言葉で納得するしかない。 皆、そういう前例をすでに見てきているのだから。
「こうなれば彼等の為に出来ることなど、それこそ祈る事しかありませんな」
オーシンが言う。
「そうねオーシン。 食堂で食事をいただく前に全員であの方達のご無事を祈らせていただくのはどうでしょう? キエルさん」
オワタが提案する。
「そうですね。 是非...... 是非祈らせていただきましょう!」
キエルは吹っ切れた様に晴れやかな表情でそう言った。 そんな集団の様子を物陰から見守る二人の男がいる。
「完全に出ていくタイミング逃しちゃったね父さん」
「言うなサオール! 獣人生の中ではこんな事もある」
ラビニアンの親子、サトオルとサオールだった。
~亜人領ログハウス~
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