15 / 195
子猫を助けただけなのにⅡ
しおりを挟む
「俺のことはレイと呼ぶように」
「それは、ちょっとどうかと。砕けすぎではないでしょうか」
お互い初対面で愛称で呼ぶほど親しいわけでもありませんし、調子に乗って便乗しすぎではないでしょうか。
「レイって呼んでごらん?」
聞いていらっしゃいません。レイニー王子殿下お願いですから、きらびやかな笑顔で迫ってこないでください。心臓に悪いです。
「僕のことはリッキーって呼んで。ローラおねえちゃん」
リチャード殿下、無垢な笑顔で同じように迫ってこないでください。幼気な子供はその存在だけで破壊力がありますから。距離を置こうにもソファに阻まれて動けません。
「ミャー。ミャー」
マロンまで。ふわふわの毛並みと縋るような甘えた声で鳴かれたら、つい何でも許してしまう気になるから反則です。
「呼んでほしいよなー」
「ねー」
「ミャー」
皆さんなんでそんなに息がぴったりなんですか? 男同士の友情とかってやつですか? もしかして私をからかってるんですか?
「わかりました。レイ様、リッキー様、マロン。そのようにお呼びしてよろしいでしょうか?」
どこかで妥協しないと終わらないかもしれません。
「様はいらないけどな。今はこれで許す」
「うん。僕もいいよ」
「ミャーン」
息ぴったりですね。とりあえず皆さん納得してくださったようです。一日限定の呼び名ですね。疲れました。
やっと、問題が片付いてほっと息を吐きました。
ふかふかの絨毯の感触がダイレクトに伝わって気持ちいいですわ。……ん? おかしいことにはたと気づきます。は、はだ、裸足でした。
「キャ……」
小さな叫び声をあげた私は素足を隠すためにとっさにしゃがみこみました。女性が素足を見せることは、はしたないことと言われています。
ドレスの裾で足先を覆って見えないように手で押さえます。
レイ様にはとっくに見られていて、隠すも何もないかもしれませんが……平常心を取り戻すと途端に羞恥心がよみがえってきます。恥ずかしくて顔をあげられません。どうしましょう。靴、靴はどこに行ったのでしょう? 靴さえあれば……もしかして、庭園に置き去りになってるってことは……ないですよね。
裸足で帰るわけにはいきませんし。どうしたらいいんでしょう。誰かにとってきてもらうとか? でも、誰に?
軽くパニック状態に陥り入りながら、頭の中であれやこれや考えているとスッと影が差しました。
「ローラ。顔を上げて?」
うつむいたままだった私はおそるおそる顔を上げました。菫色の瞳が目の前に。呼吸が止まりました。私を捉える菫色の瞳に吸い込まれそう。ドキドキして目が離せなくなって、息をするのも忘れてただひたすら瞳を見つめていました。
ゴホン。
不意に咳払いが聞こえました。
ハッと我に返ります。咳払いに現実に引き戻されて、私、今何を? ああ、私、とっても失礼なことをしたんじゃないかしら? 殿方の瞳に見惚れるなんて不躾な娘だと思われたかも……しかも相手は王子殿下ですから不快に思われて怒られたとしても仕方ありません。
しゅんと項垂れていると、手を取られて体を引き起こされました。
「実は初めてじゃないけれどね。足きれいにした方がいいね。エルサ、お願いするよ。怪我の有無も見てほしい」
初めてじゃない? どこかで会ったかしら?
「はい。畏まりました。ではフローラ様、浴室にまいりましょうか」
「俺が連れて行くよ」
言うよりも早く抱えあげられてお姫様抱っこをされていました。
「あの……一人で歩けますから」
「怪我をしてるかもしれないしね。大事にしないと」
「怪我はしてませんから、大丈夫です」
痛いところはどこもありませんし、心配しなくてもいいと思うんですけど。とにかくこの状況をどうにかしてほしいです。一度ならず二度までもお姫様抱っこされるなんて。
「いや、いや。本人が気づかない怪我があるかもしれないからね。それとも、俺が足を見てあげようか?」
「えー。それはダメです」
殿方に、レイ様に足を見てもらうだなんて、恥ずかしくて死にそうです。いえ、確実に死にます。冗談でも止めてください。私はジタバタと足を動かして抵抗しました。
「こら、こら。暴れない。おとなしくしてないと落っこちるからね。さっきも注意したよね。ちゃんということを聞こうね」
まるで、小さな子供を諭すような物言いにピタッと抵抗するのをやめました。確かに大人げない態度でした。
「すみません」
「わかればよろしい。いい子」
なんだか扱いが幼児並みになったような気がしますが……
「しっかり、つかまってるように」
私は頷くと言われる通りレイ様の首に手を回しました。
「それは、ちょっとどうかと。砕けすぎではないでしょうか」
お互い初対面で愛称で呼ぶほど親しいわけでもありませんし、調子に乗って便乗しすぎではないでしょうか。
「レイって呼んでごらん?」
聞いていらっしゃいません。レイニー王子殿下お願いですから、きらびやかな笑顔で迫ってこないでください。心臓に悪いです。
「僕のことはリッキーって呼んで。ローラおねえちゃん」
リチャード殿下、無垢な笑顔で同じように迫ってこないでください。幼気な子供はその存在だけで破壊力がありますから。距離を置こうにもソファに阻まれて動けません。
「ミャー。ミャー」
マロンまで。ふわふわの毛並みと縋るような甘えた声で鳴かれたら、つい何でも許してしまう気になるから反則です。
「呼んでほしいよなー」
「ねー」
「ミャー」
皆さんなんでそんなに息がぴったりなんですか? 男同士の友情とかってやつですか? もしかして私をからかってるんですか?
「わかりました。レイ様、リッキー様、マロン。そのようにお呼びしてよろしいでしょうか?」
どこかで妥協しないと終わらないかもしれません。
「様はいらないけどな。今はこれで許す」
「うん。僕もいいよ」
「ミャーン」
息ぴったりですね。とりあえず皆さん納得してくださったようです。一日限定の呼び名ですね。疲れました。
やっと、問題が片付いてほっと息を吐きました。
ふかふかの絨毯の感触がダイレクトに伝わって気持ちいいですわ。……ん? おかしいことにはたと気づきます。は、はだ、裸足でした。
「キャ……」
小さな叫び声をあげた私は素足を隠すためにとっさにしゃがみこみました。女性が素足を見せることは、はしたないことと言われています。
ドレスの裾で足先を覆って見えないように手で押さえます。
レイ様にはとっくに見られていて、隠すも何もないかもしれませんが……平常心を取り戻すと途端に羞恥心がよみがえってきます。恥ずかしくて顔をあげられません。どうしましょう。靴、靴はどこに行ったのでしょう? 靴さえあれば……もしかして、庭園に置き去りになってるってことは……ないですよね。
裸足で帰るわけにはいきませんし。どうしたらいいんでしょう。誰かにとってきてもらうとか? でも、誰に?
軽くパニック状態に陥り入りながら、頭の中であれやこれや考えているとスッと影が差しました。
「ローラ。顔を上げて?」
うつむいたままだった私はおそるおそる顔を上げました。菫色の瞳が目の前に。呼吸が止まりました。私を捉える菫色の瞳に吸い込まれそう。ドキドキして目が離せなくなって、息をするのも忘れてただひたすら瞳を見つめていました。
ゴホン。
不意に咳払いが聞こえました。
ハッと我に返ります。咳払いに現実に引き戻されて、私、今何を? ああ、私、とっても失礼なことをしたんじゃないかしら? 殿方の瞳に見惚れるなんて不躾な娘だと思われたかも……しかも相手は王子殿下ですから不快に思われて怒られたとしても仕方ありません。
しゅんと項垂れていると、手を取られて体を引き起こされました。
「実は初めてじゃないけれどね。足きれいにした方がいいね。エルサ、お願いするよ。怪我の有無も見てほしい」
初めてじゃない? どこかで会ったかしら?
「はい。畏まりました。ではフローラ様、浴室にまいりましょうか」
「俺が連れて行くよ」
言うよりも早く抱えあげられてお姫様抱っこをされていました。
「あの……一人で歩けますから」
「怪我をしてるかもしれないしね。大事にしないと」
「怪我はしてませんから、大丈夫です」
痛いところはどこもありませんし、心配しなくてもいいと思うんですけど。とにかくこの状況をどうにかしてほしいです。一度ならず二度までもお姫様抱っこされるなんて。
「いや、いや。本人が気づかない怪我があるかもしれないからね。それとも、俺が足を見てあげようか?」
「えー。それはダメです」
殿方に、レイ様に足を見てもらうだなんて、恥ずかしくて死にそうです。いえ、確実に死にます。冗談でも止めてください。私はジタバタと足を動かして抵抗しました。
「こら、こら。暴れない。おとなしくしてないと落っこちるからね。さっきも注意したよね。ちゃんということを聞こうね」
まるで、小さな子供を諭すような物言いにピタッと抵抗するのをやめました。確かに大人げない態度でした。
「すみません」
「わかればよろしい。いい子」
なんだか扱いが幼児並みになったような気がしますが……
「しっかり、つかまってるように」
私は頷くと言われる通りレイ様の首に手を回しました。
7
あなたにおすすめの小説
目覚めたら魔法の国で、令嬢の中の人でした
エス
恋愛
転生JK×イケメン公爵様の異世界スローラブ
女子高生・高野みつきは、ある日突然、異世界のお嬢様シャルロットになっていた。
過保護すぎる伯爵パパに泣かれ、無愛想なイケメン公爵レオンといきなりお見合いさせられ……あれよあれよとレオンの婚約者に。
公爵家のクセ強ファミリーに囲まれて、能天気王太子リオに振り回されながらも、みつきは少しずつ異世界での居場所を見つけていく。
けれど心の奥では、「本当にシャルロットとして生きていいのか」と悩む日々。そんな彼女の夢に現れた“本物のシャルロット”が、みつきに大切なメッセージを託す──。
これは、異世界でシャルロットとして生きることを託された1人の少女の、葛藤と成長の物語。
イケメン公爵様とのラブも……気づけばちゃんと育ってます(たぶん)
※他サイトに投稿していたものを、改稿しています。
※他サイトにも投稿しています。
【完結】 笑わない、かわいげがない、胸がないの『ないないない令嬢』、国外追放を言い渡される~私を追い出せば国が大変なことになりますよ?~
夏芽空
恋愛
「笑わない! かわいげがない! 胸がない! 三つのないを持つ、『ないないない令嬢』のオフェリア! 君との婚約を破棄する!」
婚約者の第一王子はオフェリアに婚約破棄を言い渡した上に、さらには国外追放するとまで言ってきた。
「私は構いませんが、この国が困ることになりますよ?」
オフェリアは国で唯一の特別な力を持っている。
傷を癒したり、作物を実らせたり、邪悪な心を持つ魔物から国を守ったりと、力には様々な種類がある。
オフェリアがいなくなれば、その力も消えてしまう。
国は困ることになるだろう。
だから親切心で言ってあげたのだが、第一王子は聞く耳を持たなかった。
警告を無視して、オフェリアを国外追放した。
国を出たオフェリアは、隣国で魔術師団の団長と出会う。
ひょんなことから彼の下で働くことになり、絆を深めていく。
一方、オフェリアを追放した国は、第一王子の愚かな選択のせいで崩壊していくのだった……。
前世の記憶を取り戻した元クズ令嬢は毎日が楽しくてたまりません
Karamimi
恋愛
公爵令嬢のソフィーナは、非常に我が儘で傲慢で、どしうようもないクズ令嬢だった。そんなソフィーナだったが、事故の影響で前世の記憶をとり戻す。
前世では体が弱く、やりたい事も何もできずに短い生涯を終えた彼女は、過去の自分の行いを恥、真面目に生きるとともに前世でできなかったと事を目いっぱい楽しもうと、新たな人生を歩み始めた。
外を出て美味しい空気を吸う、綺麗な花々を見る、些細な事でも幸せを感じるソフィーナは、険悪だった兄との関係もあっという間に改善させた。
もちろん、本人にはそんな自覚はない。ただ、今までの行いを詫びただけだ。そう、なぜか彼女には、人を魅了させる力を持っていたのだ。
そんな中、この国の王太子でもあるファラオ殿下の15歳のお誕生日パーティに参加する事になったソフィーナは…
どうしようもないクズだった令嬢が、前世の記憶を取り戻し、次々と周りを虜にしながら本当の幸せを掴むまでのお話しです。
カクヨムでも同時連載してます。
よろしくお願いします。
聖女の力は「美味しいご飯」です!~追放されたお人好し令嬢、辺境でイケメン騎士団長ともふもふ達の胃袋掴み(物理)スローライフ始めます~
夏見ナイ
恋愛
侯爵令嬢リリアーナは、王太子に「地味で役立たず」と婚約破棄され、食糧難と魔物に脅かされる最果ての辺境へ追放される。しかし彼女には秘密があった。それは前世日本の記憶と、食べた者を癒し強化する【奇跡の料理】を作る力!
絶望的な状況でもお人好しなリリアーナは、得意の料理で人々を助け始める。温かいスープは病人を癒し、栄養満点のシチューは騎士を強くする。その噂は「氷の辺境伯」兼騎士団長アレクシスの耳にも届き…。
最初は警戒していた彼も、彼女の料理とひたむきな人柄に胃袋も心も掴まれ、不器用ながらも溺愛するように!? さらに、美味しい匂いに誘われたもふもふ聖獣たちも仲間入り!
追放令嬢が料理で辺境を豊かにし、冷徹騎士団長にもふもふ達にも愛され幸せを掴む、異世界クッキング&溺愛スローライフ! 王都への爽快ざまぁも?
東雲の空を行け ~皇妃候補から外れた公爵令嬢の再生~
くる ひなた
恋愛
「あなたは皇妃となり、国母となるのよ」
幼い頃からそう母に言い聞かされて育ったロートリアス公爵家の令嬢ソフィリアは、自分こそが同い年の皇帝ルドヴィークの妻になるのだと信じて疑わなかった。父は長く皇帝家に仕える忠臣中の忠臣。皇帝の母の覚えもめでたく、彼女は名実ともに皇妃最有力候補だったのだ。
ところがその驕りによって、とある少女に対して暴挙に及んだことを理由に、ソフィリアは皇妃候補から外れることになる。
それから八年。母が敷いた軌道から外れて人生を見つめ直したソフィリアは、豪奢なドレスから質素な文官の制服に着替え、皇妃ではなく補佐官として皇帝ルドヴィークの側にいた。
上司と部下として、友人として、さらには密かな思いを互いに抱き始めた頃、隣国から退っ引きならない事情を抱えた公爵令嬢がやってくる。
「ルドヴィーク様、私と結婚してくださいませ」
彼女が執拗にルドヴィークに求婚し始めたことで、ソフィリアも彼との関係に変化を強いられることになっていく……
『蔦王』より八年後を舞台に、元悪役令嬢ソフィリアと、皇帝家の三男坊である皇帝ルドヴィークの恋の行方を描きます。
人質王女の婚約者生活(仮)〜「君を愛することはない」と言われたのでひとときの自由を満喫していたら、皇太子殿下との秘密ができました〜
清川和泉
恋愛
幼い頃に半ば騙し討ちの形で人質としてブラウ帝国に連れて来られた、隣国ユーリ王国の王女クレア。
クレアは皇女宮で毎日皇女らに下女として過ごすように強要されていたが、ある日属国で暮らしていた皇太子であるアーサーから「彼から愛されないこと」を条件に婚約を申し込まれる。
(過去に、婚約するはずの女性がいたと聞いたことはあるけれど…)
そう考えたクレアは、彼らの仲が公になるまでの繋ぎの婚約者を演じることにした。
移住先では夢のような好待遇、自由な時間をもつことができ、仮初めの婚約者生活を満喫する。
また、ある出来事がきっかけでクレア自身に秘められた力が解放され、それはアーサーとクレアの二人だけの秘密に。行動を共にすることも増え徐々にアーサーとの距離も縮まっていく。
「俺は君を愛する資格を得たい」
(皇太子殿下には想い人がいたのでは。もしかして、私を愛せないのは別のことが理由だった…?)
これは、不遇な人質王女のクレアが不思議な力で周囲の人々を幸せにし、クレア自身も幸せになっていく物語。
婚約破棄された没落寸前の公爵令嬢ですが、なぜか隣国の最強皇帝陛下に溺愛されて、辺境領地で幸せなスローライフを始めることになりました
六角
恋愛
公爵令嬢アリアンナは、王立アカデミーの卒業パーティーで、長年の婚約者であった王太子から突然の婚約破棄を突きつけられる。
「アリアンナ! 貴様との婚約は、今この時をもって破棄させてもらう!」
彼の腕には、可憐な男爵令嬢が寄り添っていた。
アリアンナにありもしない罪を着せ、嘲笑う元婚約者と取り巻きたち。
時を同じくして、実家の公爵家にも謀反の嫌疑がかけられ、栄華を誇った家は没落寸前の危機に陥ってしまう。
すべてを失い、絶望の淵に立たされたアリアンナ。
そんな彼女の前に、一人の男が静かに歩み寄る。
その人物は、戦場では『鬼神』、政務では『氷帝』と国内外に恐れられる、隣国の若き最強皇帝――ゼオンハルト・フォン・アドラーだった。
誰もがアリアンナの終わりを確信し、固唾をのんで見守る中、絶対君主であるはずの皇帝が、おもむろに彼女の前に跪いた。
「――ようやくお会いできました、私の愛しい人。どうか、この私と結婚していただけませんか?」
「…………え?」
予想外すぎる言葉に、アリアンナは思考が停止する。
なぜ、落ちぶれた私を?
そもそも、お会いしたこともないはずでは……?
戸惑うアリアンナを意にも介さず、皇帝陛下の猛烈な求愛が始まる。
冷酷非情な仮面の下に隠された素顔は、アリアンナにだけは蜂蜜のように甘く、とろけるような眼差しを向けてくる独占欲の塊だった。
彼から与えられたのは、豊かな自然に囲まれた美しい辺境の領地。
美味しいものを食べ、可愛いもふもふに癒やされ、温かい領民たちと心を通わせる――。
そんな穏やかな日々の中で、アリアンナは凍てついていた心を少しずつ溶かしていく。
しかし、彼がひた隠す〝重大な秘密〟と、時折見せる切なげな表情の理由とは……?
これは、どん底から這い上がる令嬢が、最強皇帝の重すぎるほどの愛に包まれながら、自分だけの居場所を見つけ、幸せなスローライフを築き上げていく、逆転シンデレラストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる